【概要】「名古屋キャンピングカーフェア2024 SPRING」の会場で見つけた車中泊のお役立ちグッズ6点を紹介。

日本RV協会が関連するキャンピングカーショーは、4月以降、一年で11カ所が予告されている。

全国各地で開催されるため、各地域と密着した展示ブースも少なくない。さらに、各ショーで「初出」となるアイテムもあり、それぞれ見どころは多い。

そこで今回は、2月に開催された「名古屋キャンピングカーフェア2024 SPRING」のなかから、各ブースで発見した車中泊のお役立ちギアをピックアップ。

2024年2月23日~25日の3日間にわたり開催された「名古屋キャンピングカーフェア2024 SPRING」。会場はAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)。

会場をまわりながら、「これ使えるな」とか「初めて見た」など、ぶつぶつとひとり言をつぶやきながら、カメラを持った会場散歩は、来場者からは怪しく映ったかも!?

キャンピングカーメーカーによる注目のモデルをチェックして、「次の一台」を想像するのはもちろん楽しい。

しかし、アイテムを見ながら「いまの一台(車中泊カー含む)」をバージョンアップさせていくイメージを膨らませるのも、キャンピングカーショーの楽しみ方だろう。

お役立ちの車中泊グッズ6選

車中泊雑誌『カーネル』編集長・オオハシが注目したお役立ち車中泊グッズを紹介。
※見出し部分は、ブース名/製品のメーカー名 製品名 を掲載。

レクビィ/レクビィ スイータブルシートサポーター

優しく体を支えて疲れを軽減する

スイータブルシートサポーター(7万1500円)は、背もたれに軟質のウレタンを採用し、ホールド感の高い立体構造を施したアイテム。脱着式のクッションもあり。

一緒に展示されていたシートバックマット(写真右)は、シートバックを利用して対座仕様にできる。折りたたみ式で操作も簡単。

ロータスRVパーツセンター/日本セイフティー ラップポンPF-1

手動ラップ式簡易トイレの銘品

「簡易トイレといえばラップポン」というくらい認知度も上がってきている。座って使用できる折りたたみ式。

熱圧着と防臭素材の汚物袋を採用しており、1回ごとに個別で密封できる。レジャーでも防災でも役立つアイテムだろう。本体と台座は水洗いできる。5万3900円(消耗品30回分付き)。

かーいんてりあ高橋/ムツミコネクト MTM RiSE

クルマを拠点に動きまわれる電動キックボード

旅先でフレキシブルに行動したい人におすすめの、折りたたみ式電動キックボード。前後サスペンションに凹凸を吸収するPUアブソーバ方式を採用。

悪路に対応できるワイドかつ強力なグリップ力をもつSUVタイヤを装着。免許は不要だが16歳未満は運転禁止。21万7800円(一般先行予約販売中)。

ホワイトハウス/TCL ファイヤーショーカスティック

ぜひ車載しておきたい! 次世代の消火器具

初期消火で役立つ次世代消火アイテム。使い方は簡単で、フタを外してマッチのように擦るだけ。サイズは2種類あり、「100秒噴射」タイプで365g、「50秒噴射」タイプで215gという驚異の軽さ。

不活性ガスを使用するので、使用後に汚れが残らず、復旧しやすい。1万6500~1万8700円。

G-Fun(by SUS)/G-Fun 車中泊キット

6角レンチのみで組み立てるDIY用の車中泊キット

車内を同規格のアルミフレームで自在にカスタムできるG-Funスタイル。フレームは高強度ながら軽くてサビないのが大きな特徴。

六角レンチ1本で組み立て&脱着できる。自分に必要なアイテムだけ選んで装着でき、組み立て用の図面をダウンロードして使用できる。総額35万円。

ジェイエスピー/HANT ソフトクーラーボックス12&20

ブラック基調の統一ビジュアルのブースが目を引いていたHANT。ポータブル電源やルーフテントなど、幅広いラインアップが来場者を集めていたが、わが編集部が注目したのはソフトクーラー。

止水ジッパー採用、厚さ2.5cmの保温フォームにより保冷効果は抜群だ! 2万4200~2万6400円。

※価格はイベント限定価格の場合があります。

写真、文:大橋保之(カーネル編集部) 
(カーネル2024年5月号vol.66より)