【概要】キャンピングカーに住んで6年目になる、ガタガタGOGO・むっちゃんが、キャンピングカーのトイレの汚水処理方法や処理回数、使用アイテムなどを紹介。

「いまは道の駅やコンビニ、どこでもトイレを貸してくれるから、わざわざキャンピングカーにトイレはいらない」という声が半数ある反面、「いざという場面では車内トイレは心強い」という声も半数あります。
※参考元:日本RV協会発行「キャンピングカー白書2023」より

今回は、処理の手間・臭い問題が気になって手を出せない“キャンピングカーのトイレ”について、導入を迷っている人の背中を押します!

家を断捨離して中古キャンピングカーに住んで6年目突入! 車内装備を使いすぎてビルダーから「毎日住むようには作っていないから」と叱られるほど使い込んでいる私の、本当に楽になれるリアルなおすすめ方法を紹介します。

執筆者プロフィール

ガタガタGOGO・むっちゃん

中古キャンピングカー・オルビスユーロ(キャンピングワークス社)に住んで6年目。リモートワークでフリーランスの仕事をしながら、日本一周の旅を続ける「がっちゃん」(夫)&「むっちゃん」(妻)夫妻。「ガタガタGOGO」名義で、キャンピングカーのある生活の魅力をブログやYouTubeなどで発信中。車中泊専門誌『カーネル』&SOTOBIRAアンバサダー。

https://www.youtube.com/c/gatagatagogo

キャンピングカーの面倒な“トイレ処理”を楽にするための近道

我が家も最初から楽に処理できていたわけではありません。

キャンピングカーに乗り始めた6年前、「ブラックタンクの容量的に、何日ごとに処理が必要か」「どのくらいの重さになるか」「汚水マスまできちんと運べるか」「車内は臭くならないか」「タンク脱着時・排水時に汚水の跳ね返りはないか」などなど、多くの疑問がありました。

そこでまず、本格的に使い始める前に、家の駐車場で実験を行いました。

そして実数値がわかったので、安心して日本一周を始められました。

トイレの汚水タンクの容量だけでなく、1日の排尿回数・量は家庭によって異なるため、参考までに紹介すると……

我が家の場合、夫婦ふたりが車内で生活すると、3日に1回の排水処理が必要です。

そのため、日本一周中は3日に1回、ブラックタンク処理をさせてもらえるRVパークなど、有料施設を利用しています。

わが家の汚水タンクの重さは、満水になると約10L。お米10kgと同等なので、私は抱えないと持てない重量。力仕事になる処理は、夫に任せています。

有料施設によりますが、たいていは汚水マス近くまで車両を移動して排水させてもらえたので、ストレスも少なくすんでいます。

課金すれば、臭いは気にならない

よく質問される「臭い問題」です。

そもそもトイレの臭いで挙げられるのは「アンモニア臭」「カビ臭」「下水臭」が主な原因です。キャンピングカーの場合、気になるのはアンモニア臭でしょうか?

それであれば安心してください。

キャンピングカーのトイレは「消臭剤」と「リンス剤(添加剤)」を使用します。

商品によって一概にはいえないことを前提に、溶剤の商品紹介に「効果は4日程度」と説明されているものもあります。

推奨されているものを使用し、3日に1回処理をしている我が家の場合、アンモニア臭や汚水臭が気になったことはありません。

もし長期間放置の実験をされたかたがいらっしゃいましたら、消臭効果の程をぜひ教えてください!

溶剤の使い方は単純明快で、容器の目盛りに合わせて溶剤を入れるだけ。簡単なので、ものぐさな私も愛用しています。

ただしひとつ言及すると、6年前と現在では価格上昇のあおりを受けて、トイレ用品も値上がりしています。

“大”とトイレットペーパーの処理に注意!

我が家の場合、ブラックタンクに格納される汚水は尿だけです。

そこで、溶剤を使用した場合のトイレットペーパー、便の分解具合を実験しました。

するとトイレットペーパーはちぎれてバラバラに、便は塊がポロポロと細かくなっただけでした。これは溶剤の効果か、走行中の振動によるものか不明です。

この実験がもとで、使い切りシートタイプの物を使用するようになりました。

おむつと同じ立ち位置で燃えるゴミとして、RVパークなどの有料施設でゴミ処理代を払って捨てさせてもらっています。

ただし、RVパークで捨てる際には「その他の燃えるゴミ」と「トイレ使用品」に分けて、2袋で預けるようにしています。

「どうせ捨てるのに、毎回溶剤を使うのはもったいない!」という人は、こまめに処理ができるなら、溶剤の投入は必ずしもしなくてもいいと思います。

我が家では、コロナ禍に移動制限していた際に停泊し、毎日汚水処理をできる環境にありました。その際は使用せず、溶剤費の削減をしていました。

ただし、排水処理をしてくれる人のメンタル面を一番大事にしてくださいね。

一度使ったら病みつきになるのが、車内トイレ

旅先で地酒を楽しんだあと。雨の日の寝起き。クルマ旅の道中……わざわざ車外のトイレにいくのが億劫なときはたくさんあります。

楽すぎて一度使ったら病みつきになるのが、キャンピングカーの車内トイレなのです。車内トイレの処理を楽にして、大いに活用してくださいね。

写真、文:ガタガタGOGO・むっちゃん