【概要】2023年8月にドイツデュッセルドルフで開催された「CARAVAN SALON DUESSELDORF 2023」(以下、キャラバンサロン)のイベントレポート。注目のキャンピングカーを紹介。
日本でもおなじみのドメティックはマットブラックのVWバスを展示
数多くの製品を展示していたドメティックブースのなかで、ひと際スタイリッシュだったのが、このマットブラックのVWバス。
もちろん、ドメティックならではのルーフテントやリアゲートキッチンを装着しており、このまま車中泊のクルマ旅に行ったら便利かつ楽しそう。ラゲッジから延びているキッチン用インテリアはIHコンロとなっている。
日本でも人気のTHULEの新提案! 折りたためる小型リアテント
THULEのルーフテントは日本でも人気が高く、安全性の面でも信頼度は高い。そんなTHULEの新提案がおもしろい。クルマの後部に装着する折りたたみ式テントで、車中泊スポットが決まったら広げて寝る。
ルーフテントのように車上で風や揺れを気にすることもない。しっかりしたフレームなので安心して就寝可能で、準備や撤収も慣れれば早そうだ。
クルマだけじゃない⁉ ジャグジーからナイフまで本当になんでも売ってます
キャラバンサロンが「世界最大のキャンピングカーイベント」というのはまちがいない。しかし! キャンピングカーだけではない。アウトドアウエアや観光地の案内、雑誌など、そのジャンルは幅広い。サイドミラーだけを展示しているブースもあったほど。
なかでもおもしろかったのが上2枚の写真。いっぽうではジャグジー、 もういっぽうでは職人のナイフ! 振れ幅がすごい。
キャンピングカー専用駐車場はオーナーによるオフ会的な雰囲気
メッセ内に長期滞在型のキャンピングカー専用駐車場があると聞いて、会場内をグルグル探索。しかしなぜか見つけられず。
インフォメーションで地図をもらい、自力でたどり着いた場所は……メッセからはやや遠い、空港近くの広大な駐車場だった。
さまざまな車種のキャンピングカーが止まっており、本来なら取材したいところだが、残念ながらほぼ不在。だってみんな、キャラバンサロンを見にきているのだから、そりゃそうだ。
写真・文:大橋保之(カーネル編集部)
取材協力:日本RV協会
初出:カーネル2023年11月号vol.63