【概要】3月に開催された「もしも訓練フェア in 防災道の駅とよはし」の模様を紹介。

愛知県豊橋市にある「道の駅とよはし」で開催。大駐車場を2面有しているが、早々に混雑するほど。

「防災道の駅」をご存じだろうか? これは国土交通省が「広域的な防災拠点」や「災害時の復旧・復興拠点」として活用できる道の駅を認定したもの。

「全国道の駅連絡会」などと連携して選ばれているのがポイントとなる。

今回紹介する防災イベントが開催されたのは、そんな「防災道の駅」のひとつ、愛知県豊橋市の「道の駅とよはし」だ。

トレーラーハウスや自衛隊、ポタ電など、各ブースをまわるだけでも楽しく学ぶことができた。

その名も「もしも訓練フェア in 防災道の駅とよはし」。コンセプトは、国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所、愛知県豊橋市、そして全国道の駅連絡会が、官民合同で防災啓発および防災訓練を行うもの。全国の「防災道の駅」のなかでも、今回が初めての試みだという。

ケイワークスのキャンピングカーが2台展示されていた。

市民向けに開催されたコンテンツとしては、防災関係車両の展示や災害救助犬のデモンストレーションなど。

オープニングセレモニーには国崎信江先生のほかに、豊橋市長やガチャピンなど、バラエティに富んだ人たちがズラリと並んだ。

さらに、ステージ上で大活躍だったのが、危機管理アドバイザー・国崎信江先生だ。

数々のステージをこなしつつ、カーネル編集長・オオハシとともに、車中泊避難のトークショーにも登壇。国崎先生とオオハシの掛け合いに、来場者がうなずきながら聞く姿が印象的だった。

文:大橋保之(カーネル) 
初出:カーネル2023年5月号vol.60