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【概要】軽キャンピングカーで車中泊旅を続けるYouTuber「まるなな」さんに聞いた、体が痛くならない車中泊の寝方にたどりつくまでのストーリー。

教えてくれたのは……まるななさん

2017 年に中古で購入した軽キャンピングカー・テントむしでキャンプ、登山、車中泊を楽しんでいる「軽キャン女子」。北海道札幌育ちの道産子が各地を旅し、YouTube「まるななちゃんネル」とブログ「まるななブログ」で配信中。

北海道で中古の軽キャンピングカー「テントむし」で車中泊旅をする、軽キャン女子・まるななの車中泊歴は10年以上。

2017年から軽キャンに乗り6年。それ以前は、一般の軽自動車で車中泊を楽しんでいた。

初の車中泊は、当時の愛車、スズキ・ワゴンR。初めての車中泊にもかかわらず、事前に調べることをせず、寝袋ひとつ持って出発。

現地で買った銀マットと衣類を枕に車中泊。シェードなどの目隠しや、車内を照らすライトの用意もしていなかった。

昔乗っていたスズキ・パレット。

暗い車内でシートを倒し、その上に銀マットを敷いただけの状態で寝てみたが、シートの凹凸が体に刺さる痛みで目覚め、それからまったく眠れずに朝を迎えた苦い思い出がある。

本格的に車中泊をしたのは、スズキ・パレットに乗り換えてから。苦い経験から、車中泊では寝床の快適さが重要であることを痛感。

スズキ・パレットをDIYで車中泊仕様に。

ネット通販で、車中泊用ベッドキットが販売されていたが、十数万円と高価で手が届かず断念。

少ない予算で快適な車中泊をするために、ネットを調べてたどり着いたのは「イレクターパイプ」で自作する車中泊ベッドだった。

DIYの経験もなければ、教えてくれる人もいない。簡素な設計図を描き、ホームセンターに通い、慣れないDIYに心が折れそうになりながらも車中泊ベッドが完成。

車中泊ができると、宿の心配がいらないため長期旅にも挑戦したくなるが、水平になっただけで快適に寝られるというものではない。

寝不足で疲れが残り、運転に支障をきたさないように自作ベッドに改良を加え、寝床の快適性を向上させてきた。

中古で購入した軽キャンパー・テントむし。

その後、さらに快適な車中泊を目指し、軽キャンピングカーの購入を決意。

最初は、軽バンを買ってDIYをするつもりだったが、以前のDIYで心が折れたので、「お金で解決! 寝床難民を卒業!」という具合に軽キャンピングカーに乗り換えた。

いざ乗ってみると、さすが軽キャンピングカー。ベッド展開をするだけで、いままでよりは格段に快適に眠れるように。

念のため、下からの冷気を遮る目的と汚れ防止のため、カインズホームの65×115cmのマットを2枚敷くことにより、さらに寝心地が向上。

寝床はマットだけでなく、枕も重要。使い慣れた枕で寝ると、目を覚ました時にクルマで寝ていることを忘れてしまうほど。自宅でも同じだが、合わない枕を使うと頭が痛くなる。

枕だけでなく車中泊用の寝具は、自宅でしばらく使用して慣らしておくのがおすすめ。車内という慣れない環境に、慣れない寝具では、快適に眠れず体が痛くなってしまうのも当たり前。

それならば「使い慣れない寝具は、使って慣れればいい」というわけ。

実際に、購入したダウン寝袋のナイロンのシャカシャカという感触と音に慣れるため、自宅で2週間ほど使用してから、車中泊で使うようした。いまでは、一番活躍するアイテムとなっている。

個人的には、常設ベッドであることも快眠の方法のひとつだと考えている。ベッド展開が面倒で、そのまま寝落ちしてしまい体を痛めることも……。

ベッド展開をせずに眠れる車内レイアウトというのも、案外重要かも!?

文:まるなな 
写真:まるなな ほか 
初出:カーネル2023年3月号vol.59