via text - ここをクリックして引用元(テキスト)を入力(省略可) / site.to.link.com - ここをクリックして引用元を入力(省略可)
【概要】ニトリ製品でノーマル車を車中泊仕様にする実践テクニックを紹介。購入したアイテムなど。

ニトリで車内でも快眠!

全国展開している人気ファニチャーメーカー・ニトリ。現在は、家具以外も充実した雑貨を数多く販売しており、車中泊の達人たちも、さまざまなアイテムを活用している。

今回、そんなニトリ製品を使って、車中泊仕様への雑貨カスタムを行ってくれたのは、「愛車をもたない車中泊の達人」と本誌が名付けた栗原夫妻。

一般車のレンタカーを、現状復帰ができるように車中泊仕様へと変化させる達人で、こだわりは「車内でも熟睡」だ。

今回の撮影車両を見たのは、取材当日。買い物時間は2時間程度だったと思う。そのなかで、ふたりのこだわりを実践すべく、予算約2万円で選んだアイテムは、「家でも使える汎用性がある寝具」と「涼」。

店内では、まさに本気モード。奥さんが「女性には重要」と「ステッカーミラー」を選ぶと、「そんなのはニトリでなくても」と栗原さん。本誌取材でそこまで真剣になっていただき、本当に感謝! 

挑戦したのは……「愛車を持たない車中泊の達人」 栗原夫妻

何度かカーネル誌面に登場している達人夫妻。北海道などへ飛行機で飛び、ミニバンを借りて車中泊の旅を楽しむのだが、アイテム一式はダンボールで送付するという。そのテクニックを今回、雑貨カスタムで披露してくれた。

ノーマルのデリカD-5を車中泊仕様に!

今回は三菱・デリカD-5をベース車両としてチョイス。高い走破性と広い車内空間が人気のミニバンで、2-3列目シートを倒して繋げる「シート就寝」が基本となる。

①ベッドメイキングは厚めのマットとシーツ

D-5クラスのミニバンには、セミダブルのマットがジャストサイズ! 栗原流は、その上にシワになりづらい伸びるシーツを被せること。一気に寝室感がアップして快適になる。

今回、シートの凹凸解消にはダンボールを使用したが、クッションでももちろんOK。マットは収納を考えて折りたため、硬質なタイプを選ぶと腰への負担が少ないという。

➁寝具の保管とひんやりケット

寝具を入れる収納バッグは、寝具の保管だけでなく、ベッド展開時に翌日の着替えなどを入れておくと便利。プラケースよりも軽くて、未使用時に折りたためるのがポイント。ドアを開閉したときに外から車内を見られても乱雑に見えない。

今回の購入で、栗原家の一軍アイテムになったという。ひんやりケットは夏ならではだが、秋は毛布と併用できて汎用性は抜群とのこと。

③車内を充実させる便利な小物たち

つっぱり棒は車中泊には定番製品。洗濯ピンチには、なくしやすいカギなどをぶら下げておく。ミニハンガーは折りたたみ可能なものをチョイス。

写真上で干しているのは、購入した「クール」ウエア。写真下のステッカーミラーは、ピラーなどに「張れる」!

しょんぼり……ビーズクッションの中身は細かすぎて危険!?

今回購入したなかで「唯一の失敗」が、このビーズ。「ビニール袋に入れて、段差解消のための緩衝材にするつもりだった」と栗原さん。

粒が0.3~0.5mmと細かすぎて、万が一、袋が破れて車内で散乱したら大惨事になる……と使用を断念した。

ニトリアイテムで車中泊仕様が完成!

「自宅でも使える汎用性を重視。家のベッドと同じ快適さがほしかった」と栗原さん。車中泊するための装備が何もない一般車のため、まずは「寝るため」の寝具がメイン。

+αとして、ハンガーやピンチといった生活用品が選ばれているが、ポイントはウエアの「クールネックTシャツ+ルームパンツ7分丈」。

ニトリが誇る冷感生地を採用したルームウエアで、車中泊ウエアとして活躍しそう。「パジャマっぽく見えないので車外でも着られる」(栗原さん)。ニトリならではのチョイスといえるかも。

完成した車内ベッドで、実際に横になってみると……さすがの寝やすさ。栗原さん、ありがとうございました!

今回購入したアイテム

広々と使えて小さくしまえる硬質4つ折りマットレス セミダブル(プロテ NF SD)

ひんやりケット ダブル(NクールSPサラモチn-sGY S)

ぴったりフィットマルチすっぽりシーツ セミダブル-ダブル

クールネックTシャツ+ルームパンツ7分丈

ふとん収納バッグS

洗濯物に跡が残りにくいフラット洗濯ピンチ

極太つっぱり棒120-200

室内&外干し角ハンガー

ステッカーミラー

今回は使用しなかった、ビーズソファ・ビーズクッション用補充用ビーズ0.3~0.5mm(×4個)