大阪・万博記念公園で7月に開催した「モーターキャンプエキスポ2022」のイベントレポート。展示、販売していたキャンプ用品、車中泊グッズ、キャンピングカー、自転車旅ギアなどをピックアップして紹介。

7月2〜3日、大阪・万博記念公園で最新アウトドアビークル&グッズが集まる「モーターキャンプエキスポ2022」が開催された。

最高気温30℃をゆうに超える過酷な週末だったが、熱心なアウトドアファンが暑さなどものともせずにやってきた。

硬派な鉄ギアがおもしろい

岡山・真庭市の福島鉄工所はマルチで使えるBBQグリル「CHIGI」(4万8000円)をイベント特価で販売。

丸ごとチキンをグルグル回しながら焼いたり、ダッチオーブンを吊るしたり。ワイルドな使い方だけど、真ちゅうをあしらったグリルは千木をイメージしたデザインでどこかエレガント。

地球を背負った亀のマークが目印のonegearは、大阪の熟練製かん工が仕上げた丸形鉄板「パンディッシュ」(4000〜5600円)と「パンディッシュジョイントスクレーパー」(2400円)を販売。

1.6mm厚の黒皮鉄のふちをひとつひとつ曲げてフチを作った「パンディッシュ」は火にかけてよし、食器にしてもよし。

「パンディッシュジョイントスクレーパー」は、「パンディッシュ」のハンドルとするだけじゃない。

スクレーパーの機能も備えていて、鉄板の汚れをこそげ落とせる。薄くて持ち運びやすいのに一石二鳥なのがいい。

同じくonegearが販売していた薪つかみ「鍛冶職人の鍛造HIBASAMI」(1万1880円)。鍛造品なので焚き火にいれっぱなしでも大丈夫。コツが必要だけど、重い薪でもしっかり持てるのも◎

ちなみにonegearではクラファンで先行発売中のコットンタープ「ポケットタープ」もお披露目。ポケットにもっていける550gでソロキャンの新定番になるかも!?

工具箱で知られるリングスターはアウトドアブランド「Starke-R」(https://starke-r.com/)の「スチールボックス」(1万300円)を展示販売。

ペグやハンマーを持ち運ぶほか、コーヒーギアを組み合わせて“どこでもカフェセット”にするなど、その使い方を提案していた。

車中泊にうれしいアイデアギア

CCcouplerは帆布製の「モールシステムシェード」を販売。シェードだけれども小物整理もできる優れものだ。ハイエース、キャラバン用に加えジムニー用も登場したという。

パパママカーズのヴォクシー専用ベッドキット。レザーカバーの色を選べて、自分らしいインテリアにできる。

ハイエース専門のネル海は迷彩柄の「蚊帳ネット」(2万4200円〜)を販売。ウェザーストリップに挟み込むことでたるみのないスッキリとしたシルエットがいい!

ハイブリッジファーストとDDハンモックスジャパンは新型ジムニー用の「ヒンジフック」(9680円)と「バックドアインサイドオープナー」(1万2100円)を取り付けた車両を展示。

「バックドアインサイドオープナー」は内側からバックドアの開閉ができるようになるジムニーでの車中泊がグンと楽になるアイテム。小さいけれどもあるとないでは大違いの名作だ。

バックドアのヒンジ部分に取り付けることで新型ジムニーにハンモックの片側を取り付けられるようになる「ヒンジフック」。これならキャンプサイトに1本の木しかなくてもハンモック泊ができる!