【概要】DOD「おうちテント」のレビュー。ロッジ型テントの雰囲気を楽しめるワンタッチタイプのテント。使用感や注目のポイント、リビング、寝室のチェックなど。

レビュアー:牛島義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

ワンタッチタイプなので手間をかけずに設営できる

一般的にいう「ロッジ型テント」とは一線を画すが、気軽にロッジ型テントの雰囲気を楽しみたい人には「おうちテント」は最適だ。

このモデルのいちばんの特徴は、なんといってもワンタッチ構造のフレーム。傘を開くようにフレームを押し上げながらロープを引くことで、天井部分のセットが完了。あとは4本の脚部を伸ばしていくだけで、ほとんどの設営作業が終了する。

ただしフレームを開く際は、少々力が必要になるので、ふたり以上で設営するのがスムーズでいいだろう。

しかし、建ててしまえばあとは快適。天井やサイド、足元など全部で6カ所にベンチレーターが装備され、風通しは抜群。パネルを全閉しても通気性を確保できるので雨の日でも安心だ。

また、リアには大きなクリアウインドウが装備されているので、パネルを閉め切ってしまっても、景色を眺めることができる。

さらにバスタブ状のフロアシートは、ファスナーを使って取り外しができるので、フロアレスで楽しむことも可能。さまざまにアレンジができるので、自分好みのスタイルで楽しめそうだ。

おうちテントの注目ポイント!

フレーム展開はワンタッチ式

テントの内側から傘を開くようにしてワンタッチでポールを開くことができる。多少力が必要になるが、慣れれば設営は素早くできる。

大型バックウインドウ完備

背面には採光用の大型クリアウインドウを装備。開閉可能なカーテンが備えられているので、プライバシーも守られる。

フロアは取り外し可能

フロアシートは、ファスナーで取り外しが可能。フロアレステントとして使用できる。このスタイルなら1~2人の使用がおすすめ。