注目の国産EV&PHV&最新のコンセント付きHV

■注目の国産EV

ホンダ Honda e

斬新なインテリアをもつコンパクトEV/ホンダ Honda e

2020年8月発売。ディスプレイ5つを並べたワイドな運転席前のスクリーンが特徴だ。後輪駆動で最小回転半径4.3mの小回りの良さも魅力。電池は35.5kWh、航続距離は283km。価格は451万~495万円。

マツダ MX-30 EV MODEL

観音開きのドアをもつシティ派EV/マツダ MX-30 EV MODEL

MX-30の派生モデルとして2021年1月に発売。マツダ初の本格EVだ。特徴は、後席側のヒンジが後ろにある観音開きのドア。電池は35.5kWh、航続距離は最大256km(WLTCモード)。価格は451万〜495万円。

■人気の国産PHV

トヨタ プリウスPHV

トヨタ・ハイブリッドの最高峰/トヨタ プリウスPHV

現行プリウスの派生モデルとして2017年2月に登場。EV走行距離は最大68.2kmを誇る。AC100Vの給電機能だけでなく、別売りのV2H機器を用意すれば家庭への給電も可能としている。2019年の一部改良で乗員を4名から5名へ拡大した。価格は約338万~401万円。

トヨタ RAV4 PHV

オフロードもいけるPHV/トヨタ RAV4 PHV

ミドルSUVのRAV4の最上級モデルとして2020年6月に発売開始。システム最高出力306馬力を誇る。電気だけのEV走行距離は最大95km。またAC100V給電機能も備える。ガソリン満タンなら1500Wの出力で3日ほども電力供給が可能。価格は469万~539万円。

■最新のACコンセント付きHV

トヨタ アクア

ACコンセントを標準装備/トヨタ アクア

2011年に初代が誕生したハイブリッド専用コンパクトカー。発売約10年で187万台を超える大ヒット車だ。2021年7月に第2世代が登場した。新世代モデルは、AC100V、最大1500Wの給電機能を全車に標準装備としている。価格は約198万~260万円。

トヨタ ノア/ヴォクシー

1月デビューの最新トヨタ車/トヨタ ノア/ヴォクシー

2022年1月13日に発売開始となった新型モデル。ミドルサイズのミニバンのベストセラー兄弟車だ。ガソリン・エンジン車だけでなく、ハイブリッドも用意。ハイブリッドにはオプションにAC100Vの給電機能が用意されている。価格は約267万~389万円だ。

文:鈴木ケンイチ 
出典:カーネル2022年5月号vol.54