アウトドアコーディネーター・小雀さんがVAN CAMPスタイルを提案
運転しやすいサイズのフリード+だが、車内は広々としている。特にラゲッジはフラットになり、車中泊にピッタリ。
そこでアウトドアコーディネーターの小雀陣二さんに、フリード+の広さを活用したVAN CAMP(バンキャンプ)スタイルを提案してもらった。
今回のアドバイザー:小雀陣二さん
数々のメディアでアウトドアの楽しさを発信しているアウトドアコーディネーター。得意の料理を提供する飲食店「雀家 suzumeya」のオーナーでもある。長年フィールドで培った体験をもとに、アウトドアギアをセレクトし、キャンプスタイルを提案してくれる。
豊富な積載量でテント+車中泊を実現
リアゲートを開けると、キャンプ道具が満載。4人分のキャンプ道具が収納されているという。フリードは全長4265mmながら、この積載力の高さが自慢だ。キャンプ道具を積み込んだアウトドアコーディネーターの小雀さんも驚く。
フリードは3列シートレイアウトであったが、このフリード+は2列シートでラゲッジスペースを広くしたモデル。さらに豊富なオプションアイテムを追加することで、ラゲッジルームのデッドスペースも有効に利用できるようになる。
実際にキャンプ道具を載せてみると、奥行きがしっかりと確保されながらも、上下の空間に広がりがあることを実感。キャンプ道具はイスやクーラーボックスなど、形がバラバラ。その不ぞろいのギアたちが、気持ちよく収まっていく。
地面スレスレまで開口したスペースにイスを積み込みながら小雀さんは「長尺のアイテムが縦に積めるし、中間に棚があるおかげで、出し入れも簡単」と感心した様子。
この中間の棚というのはラゲッジスペースをフラット化するボードで、最初から装備されているもの。床をフルフラットにできるので、車中泊のベッド作りにも役立ちそうだ。
POINT1 シートアレンジとオプションでフラット+目隠しはパーフェクト
フラットになるラゲッジ!
セカンドシートの背もたれにボードが装着されており、シートをたたんでから後方へ折り返すことで、荷室とシートの隙間をなくしてくれる。
純正オプションだからジャストサイズ!
プライバシーシェードは純正らしく室内サイズにフィット。フロントウインドウもしっかりとカバーでき、サイドの窓部分は開閉式になっているので便利。
収納サイズもコンパクトで、ロールアップして荷室に忍ばせておけば、いつでもプライベート空間を確保できる。
純正アクセサリーのスライドドアウインドウメッシュも便利。ボディの形状に合わせたフックとマグネットでセッティングも簡単。
しっかりと車中泊できる環境が完成した。リビングエリアをキャンプ道具でぜいたくに確保して、就寝はクルマの中という車中泊キャンプ。