【概要】ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」をキャンプ雑誌『GARVY』編集スタッフが解説。特徴や注目ポイント、歴史、スペック関連製品などを紹介。

【注目ポイント2】
本体は薄くて軽量だけれど、ダッチオーブンの使用OK

スリムな見た目なので、ダッチオーブンなど重いものはNG なのかな……と思う人も多いようで、問い合わせがよくあるという。

けれどそんな見た目に反して、分散耐荷重は約20kg! ダッチオーブンの使用も問題なくできる。

【注目ポイント3】
炉にすべての付属品が収まるコンパクトな収納システム

付属品を炉の中に収納できるだけではなく、2台をひとまとめに重ねて収納もできる(上の写真)。ただし、焼き網が少し浮くので、持ち運びの際は収納ケースに入れたり、ベルトでまとめるなどの工夫が必要。

脚(スタンド)の開き方はコツが必要

4本の脚は収束金具でまとめられていて、開く向きと順番が決まっている。最初に収束金具の矢印シール正面に見た状態で、爪が上にくるように持ち、手前の脚を矢印方向に倒す。

あとは上のイラストの順番で倒していけばOK だ。

脚の開きかたを間違えると、爪が下向きにセットされてしまう。

ユニフレーム「ファイアグリル」の歴史

製品データ

価格:7700円

使用時サイズ:約43×43× H33(網高)cm
重量:約2.7kg
炉・ロストル材質:ステンレス

炉の深さは浅めの約7.5cm。一般的な薪(写真の薪の全長は約40cm)が炉に収まるサイズ。

本体の収納サイズは約38×38×7cm。収納ケースはオプションで、サイズは約43×40.5×10cm。2200円。

シリーズ、関連製品

コンパクトサイズの「ファイアグリルsolo」はソロキャンパーに人気。

こちらは2021年に発売の「ファイアグリル フッ素鉄板」(5500円)。自宅用のフライパンによく使われている焦げ付かない加工なので、焼きそばやお好み焼きなどの調理が断然ラク! ファイアグリルの調理の幅を広げるアイテムだ。

※こちらの記事はキャンプ雑誌『GARVY(ガルヴィ)』2021年6月号巻頭特集内「ロングセラーにはワケがある! 超定番焚き火台5モデルに迫る!」からの転載記事(抜粋、再編集あり)になります。記事の内容は掲載当時のものになります

【問】新越ワークス

写真:中里慎一郎 
文:横山穂波(カーネル編集部)
出典:GARVY2021年6月号 

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