④RVパーク ヘリテイジ美の山(埼玉県)
ホテルにある、なんと20台利用可能なRVパーク
首都圏から車で約90分(関越道・花園ICから約30分)。秩父・長瀞は大自然のなか、札所巡りや神社参拝、日本ジオパーク認定など独特の風土があるエリアで、秩父唯一の単独峰“美の山”山頂付近に、リゾートホテル「いこいの村美の山ヘリテイジ」があります。
このホテルのテニスコート跡地すべてがRVパークになったので、なんと20台が利用可能!(電源は限定) 堂々と「オフ会やって下さい!」といえるRVパークでもあります。
天然温泉は、昼は秩父連山を始め、遠く上越・日光の山々、夜は満点な満天の星が望める大展望風呂が自慢で、心身ともに体の裏表までリラックスできるのが魅力。
また、リゾートホテルのレストランで秩父の味を堪能したり、うれしいことにBBQ食材の手配もできるので、広々としたRVパークでのBBQ大会や、各種プチイベントなども楽しめます。
さらには、ちょっとした遊歩道もあるので、散歩や野鳥観察なども楽しめます。加えて、ホテルならではの会議室等の設備も充実しているので、東京から離れてのワーケーションなどで利用してはいかがですか?
⑤RVパーク 京急観音崎(神奈川県)
三浦半島のゴージャスなスパがあるRVパーク
東京から約80km。混んでいなければ約1時間ちょっとで行けるおしゃれなリゾートにあるRVパーク。
約18年間、三浦半島に住んでいた私にとっては、妙に身近に感じてしまうRVパークでもあります。逆に近すぎて、いつでも行けると思ってしまったことと、正直、通常のRVパークよりは高めの価格設定に躊躇していましたが、行ってみて、しっかり後悔しました!
「もっと早く来ればよかった」と。やはり、ゴージャスなリゾートだけあり、高めと思われたその価格設定も利用したあとは、安いとすら感じました。
例えば家族3人で泊まることを考えたら、RVパークは一台の価格で家族3人が利用できます。それに、このRVパークの利用料5000円は、ゴージャスなスパの料金(2000円/1名分)が含まれているので、差し引き3000円となり、RVパークとしては標準価格です。
しかもそのスパは入り放題なので、一般的な観光地の温泉入浴料が1000円前後とすると、2回入れば元が取れます。これはお得です。
お風呂、いや、お風呂と呼ぶには申し訳ない「SPASSO(スパッソ)」の設備たるや「私でもこんな王様のような入浴ができるの?」というもの。
目の前に広がる海と空を眺めながら、ゆったりとくつろげる眺望露天風呂を始めとする各種お風呂。レディースでは、ホワイトシルキーイオンバスとかミストサウナとか、これまた王女様のような入浴が楽しめます。
お隣の観音崎京急ホテルのレストランや、近隣には美術館や博物館、公園もあり、首都圏から目と鼻の先にある高級リゾートにあるRVパーク……これは、一度は行ってみてもイイかもしれません。
RVパークと温泉で、車中泊リゾートを楽しもう!
RVパークと温泉、最強のコンビですね。温泉だけでなく、リゾートなどは、その設備も優待料金で利用できたりするので、これはもう「車中泊リゾート」ですね。
コロナ禍で、パブブリックな施設を利用するのはためらわれますが、「車中泊リゾート」なら、お風呂やお食事処は最低限の利用に留めながら、完全なソーシャルディスタンスを保てるキャンピングカーでの車中泊と、まさに「いいとこ取り」が可能!
新しい、旅のカタチになるのではないかと思います。その意味で、今後も「温泉のあるRVパーク」は、注目必須ですね。
文、写真:さいば☆しん