【概要】エコフローの走行充電器「オルタネーターチャージャー」の紹介。特徴、スペックなど。

エコフローから、またしてもエポックメイキングなアイテムが登場! ひょっとしたら、未来の車中泊事情を大きく変える可能性を秘めている。それがここで紹介する「オルタネーターチャージャー」だ。

画像: 未来の車中泊シーンを変える!? 1.3時間で1000Whを急速充電するエコフローの走行充電器が登場

これはDC-DCコンバーターにより、クルマのアイドリング時および走行中に、オルタネーターからの余剰電力をポータブル電源に急速充電できるというもの。走行中に最大800W出力、1.3時間で1000Whの充電を可能としている。

車中泊でポータブル電源を使用する際、これまではどうしても充電時間が大きな壁となっていた。使用しているポータブル電源が大容量、クルマ旅がロングトリップなら、それはなおさらだ。ソーラーパネルやシガーソケットからの走行充電も、これまでいろいろ販売されていた。

しかし、安定性や充電スピードを考えると、完全に満足いくアイテムはそれほど多くなかったように思う。だがこの「オルタネーターチャージャー」なら、十分に実用可能な出力と時間で、急速充電が行える。車中泊の新時代の幕開けとなるアイテムかもしれない。

エコフロー「オルタネーターチャージャー」のポイント

画像1: エコフロー「オルタネーターチャージャー」のポイント

オルタネーターチャージャーのイメージビジュアル。クルマが走行している際にオルタネーターが発電する余剰電力を、ポータブル電源に急速充電するというシステムだ。

画像2: エコフロー「オルタネーターチャージャー」のポイント

3つのモードがあり、スマホで操作が行える。「充電モード」(左)はオルタネーター(メインバッテリー)からの余剰電力の充電を行う。これがメインの機能。

「逆充電モード」(中)は、ポータブル電源を使用してスターターバッテリーを充電できる。

そして「バッテリーメンテナンスモード」(右)は、アイドリング時の低い電流で、スターターバッテリーの寿命を延ばすというもの。

画像3: エコフロー「オルタネーターチャージャー」のポイント

オルタネーターへの取り付けなど、システムを組む必要がある。基本はプロショップへ依頼となるが、DIYでの装着も行えるという。

EcoFlow Alternator Charger スペック

サイズ(W×D×H):242×194×35mm
正味重量:2.3kg
充電モード:入力11V-31V 最大76A 出力40V-60V 最大800W
バッテリーメンテナンスモード:入力40V-60V 最大3A 出力13.8V/27.6V 最大100W
逆充電モード:入力40V-60V 最大21A 出力13.8V/27.6V 最大800W
ヒューズの定格電流:125A
保護タイプ:逆極性保護、過電流保護、短絡保護、過電圧保護、低電圧保護
価格:8万8000 円
※接続できるのはエコフロー商品のみ

文:大橋保之(カーネル編集部) 
初出:カーネル2024年9月号vol.68

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