【概要】人気の車載クーラー3モデルを紹介。特徴、スペックなど。

夏の車中泊の暑さ対策における伝家の宝刀は、ずばり車内エアコン&クーラーだ。そのなかでも車載クーラーは配管作業こそ必要だが、冷却能力も高く人気のアイテム。今回はコンパクトで強力な車載クーラー3モデルを紹介しよう。

CAM COOL

画像1: CAM COOL

夏の車中泊に革命を起こすか!? この夏、大注目の車載クーラー

どんどん暑くなる夏に対して、新たなる車内クーラーが開発・テストされている。この「CAM COOL(キャンクール)」も注目の1台だ。

大きなポイントは、サブバッテリーのシステムを組まずに、ポータブル電源で稼働できること。

そして室外機一体型で約480×655×280mmというサイズと、重量約12kgというコンパクトかつ軽量な本体も魅力的だ。

画像2: CAM COOL

もちろん冷却能力もしっかり確保。定格運転で冷却能力は約2388BTU(700W)、消費電力300W。JIS条件である外気温度35℃、車内温度27℃での数値だ。

今後、さらにテストを重ねていくというCAMCOOL。装着・取り扱いはフロットモビールなどの一部メーカーとなる。

〈CAM COOL スペック〉
エアコンガス:使用
冷却機構:コンプレッサー一体型
消費電力:定格運転300W(※JIS条件 外気温度:35℃、室内温度:27℃、50% RH)、PWR運転400W(最大5分)
冷却能力:定格運転700W(※JIS条件 外気温度:35℃、室内温度:27℃、50% RH)、PWR運転820W(最大5分)
重量:約12kg
サイズ:約幅480mm×高さ655mm×奥行280mm
価格:未定

【問】大和電業 ☎03-3719-3611

ワンクール21

画像: ワンクール21

しっかりと冷やす12Vエアコン

キャンピングカーなどに使われるようになってきた、12Vで稼働するエアコンのワンクール21。室外機との分離型で、一般的な家庭用エアコンと同じ仕組みで室内を冷やすことができる。

本体中央に大きなディスプレイがあり、視認性が高い。吹き出し口はそれぞれに風向きを調整することが可能だ。

配管などはプロへ依頼することになるが、その効果は高い。ワンクール21 はキャンピングカービルダーであるステージ21 のオリジナルモデル。軽自動車にも設置できる。

〈ワンクール21 スペック〉
エアコンガス:使用
冷却機構:コンプレッサー一体型
消費電力:600W
冷却能力:6100BTU
重量:約26.7kg(室内・室外機合計)
サイズ:約幅460mm×高さ320mm×奥行160mm
価格:21万7800円

【問】ステージ21 ☎042-763-0061〈ワンクール21 スペック〉

クールスター

画像1: クールスター

クルマ専用に開発された機能性

クルマ用のクーラーとして専用に開発されたクールスター。冷却能力は7500BTUで今回紹介するクーラーのなかで最も強力なモデル。国内の家庭用クーラーの表記だと6畳用に匹敵する。

室内機は約幅650mm×高さ280mm×奥行160mmのコンパクト設計。DC12V(24V)で稼働するので、キャンピングカー用のサブバッテリーで効率よく運転できる。

クルマ専用設計なので、振動テストをクリアし、道路にまかれる融雪剤耐久テストまで行われている。室外機の音も軽減する静音設計で、就寝時の気になる音も軽減している。

画像2: クールスター

上の写真はクルマの下に設置した施工例。ハイエース用の専用ブラケットがオプションで設定されていて、室外機の収納場所を探す必要もなく、スッキリと収納できる。

〈クールスター スペック〉
エアコンガス:使用
冷却機構:コンプレッサー分離型
消費電力:720W
冷却能力:7500BTU
重量:約26kg(室内・室外機合計)
サイズ:約幅650mm×高さ280mm×奥行160mm
価格:要問い合わせ

【問】ホワイトハウス ☎045-924-0878

※製品の販売価格は、時期によって変動することがあります。

文:渡辺圭史、カーネル編集部 
初出:カーネル2024年5月号vol.66、7月号vol.67

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