昨年に続いて開催された地域密着型の防災イベント「子ども防災フェスタ2024」に日本RV協会(JRVA)も協力。いま注目のキャンピングカーを2台展示し、多くの来場者の興味を引いていた。
そもそも同イベントは横浜市港北区と、アピタテラス横浜綱島を中心とする次世代都市型スマートシティのプロジェクト「Tsunashima SST」の共催で実施。横浜市に拠点を置くJRVAも昨年からブースを出展している。
今年1月に起こった「令和6年能登半島地震」でも、JRVAが協会会員企業のキャンピングカーを被災地に手配し、惜しみない協力を行ってきた。
そんな経緯もあり被災地支援という観点から、いまキャンピングカーは大きな注目を集めている。
来場者のなかには具体的に「キャンピングカーがあれば家族全員で、一時避難所として使用できる」とイメージを膨らませる人も多数。
さらに、災害ボランティアの拠点としての活用を視野に入れた、企業や自治体の関係者も数多くブースに足を運んでいたようだ。
JRVAブースにはキャンピングカーも!
今回JRVAブースで展示されたのはキャブコン1台+バンコン1台で、ナッツRV・ジープニーとクラフト・C-styleの2台。
普段はあまり見ることのないキャピングカーに、家族連れの来場者は大興奮。JRVA特選の防災アイテムも展示された。
水道局やNHKらも協力
緊急時に簡易トイレやかまどになるベンチ、消防車なども展示。屋上には横浜水道局のブース、屋内では電気についてのワークショップも開催。
さらに隣接するNHK施設も協力して、防災についての展示が行われていた。
こども防災フェア2024
日程:2024年3月10日(日)
会場:アピタテラス横浜綱島
共催:横浜市港北区&TsunashimaSST
写真・文:大橋保之(カーネル編集部)
初出:カーネル2024年5月号vol.66