【概要】2024年デビューのキャブコンタイプのキャンピングカー3台を紹介。
ダイレクトカーズ ニンジャ
ダイレクトカーズと三重県伊賀市がタッグを組んで製作した、地方創生モデルが登場。新たなシェル造形に、“カラクリ仕掛けの大収納”を装備しており、忍者感を醸し出す一台に!?
その“カラクリ仕掛けの大収納”のひとつが、ボディサイドの左側にある大容量収納庫。約1350×480×450mm、容量270Lのスライドボックスを搭載している。
そしてこの大収納庫はリアにも。サイズは1870×360×530mmで容量は290L。スキー板など長尺ものも入れることができる大きさ。
フタ付きのスライドレール仕様で、引き出しもスムーズ。フタの上にギアなどを置いておくこともできる。
ほかにもダイニングテーブル下の床下収納庫の設置や、エントランスドア横からシャワー付きシンクが引き出せるなどギミック満載。
さらに、職人がパーツごとにハンドメイドで仕上げた「プラチナインテリアパッケージ」も特徴のひとつ。高級感あふれるインテリアに注目だ。
バンテック ジル520
センターエントランスを採用し、リアに2段ベッドを常設するジル520が2024年バージョンに進化。
これまでは電動洗浄型の水洗式カセットトイレを採用していたが、2024年からは⾞載専⽤ラップ式トイレ「ラップル」が標準装備となる。
ほかにもアクリル二重窓やエントランスドアなどのマイナーチェンジが施され、外装デカールのカラーも変更となった。より快適にクルマ旅を楽しめる新仕様に期待大だ。
アネックス リバティ50DB
リバティシリーズに待望のスモールモデルが追加! 「リバティ52」よりもひと回りコンパクトな新モデルが登場だ。
サイズは全長5m×幅1.9mなので、狭い道や駐車場も安心だ。ロープロファイルなボディデザインで走行性も向上している。
室内の機能はリバティシリーズを踏襲しつつ、扱いやすいサイズ感がうれしい。
文:横山穂波(カーネル編集部)
初出:カーネル2024年3月号vol.65