【概要】2泊2日で行く湯めぐり車中泊の旅・山梨編②。八ヶ岳、富士五湖エリアの温泉スポットと車中泊におすすめの道の駅を全国を車中泊旅するruiさんが紹介。

八ヶ岳エリアの温泉スポット

天恵泉白根桃源 天笑閣

南アルプスの高アルカリ温泉

画像1: 天恵泉白根桃源 天笑閣
画像2: 天恵泉白根桃源 天笑閣

日本有数の水素イオン濃度pH10.6を誇る高アルカリ温泉は、化粧水のようななめらかさ。浴槽は無垢のサワラ材を使用していて木の香りに癒やされる。

画像3: 天恵泉白根桃源 天笑閣

高温、中温、源泉水風呂の3つの浴槽があり、体を温めてからつかる源泉の気持ちよさは格別。床暖房完備の休憩室は飲食物の持ち込みもOKなのがうれしい。

韮崎旭の湯

日本有数の天然炭酸泉

画像1: 韮崎旭の湯

韮崎旭温泉に一軒だけある「韮崎旭の湯」は、地下1200mの岩盤から湧き出る天然の炭酸泉を、加水・加温・循環などの人工処理をせずに100%源泉かけ流しで堪能できる。

画像2: 韮崎旭の湯

38℃前後のぬる湯だが、炭酸の気泡が全身を包み込み、血流が促進され体の芯から温まる。長湯向きで、ほとんどの人が浴槽で寝ている。

尾白の湯

ミネラルを豊富に含んだ高濃度温泉

画像1: 尾白の湯
画像2: 尾白の湯

白州町にある「尾白の森・名水公園べるが」に併設の甲斐駒ヶ岳温泉「尾白の湯」は、花崗岩の地層で濾過されたミネラルを豊富に含んだ温泉で、その濃度は日本一を誇る。

画像3: 尾白の湯

八ヶ岳を望む露天風呂、サウナやジャグジーなど設備も充実。ちなみに、「サントリー天然水(南アルプス)」の採水地も同じ白州町である。

増富ラジウム温泉郷

深山の奥にある、国内屈指の放射能泉

画像1: 増富ラジウム温泉郷
画像2: 増富ラジウム温泉郷

温泉の泉質の分類のひとつである「放射能泉」、ラジウムの含有量が非常に多い増富温泉は古くから湯治湯として栄えた。8軒ある温泉宿のうち、最も日帰り入浴で行きやすいのは「やまなし妙松苑 増富佼成寮」。

八ヶ岳エリアで車中泊するなら

道の駅はくしゅう

画像1: 道の駅はくしゅう
画像2: 道の駅はくしゅう

国道20号沿いの道の駅で、八ヶ岳の天然水が無料でくめる水くみ場には多くの人が集まる。スーパー「セルバ」が隣接し、駐車場の一角には「RVパーク道の駅はくしゅう」も併設。「尾白の湯」までクルマで約5分。

道の駅信州蔦木宿

画像1: 道の駅信州蔦木宿
画像2: 道の駅信州蔦木宿

国道20号沿いにあり、山梨県と長野県の県境を越えたすぐにある道の駅。なので正確には長野県に位置しているが、天然温泉「つたの湯」が併設しているので人気がある。道の駅こぶちさわまでの坂道を上れない冬季に便利。

富士五湖エリアの温泉スポット

ふじやま温泉

日本最大級の純木造浴室

画像1: ふじやま温泉

富士急ハイランドに隣接の「ふじやま温泉」の温浴棟は、町屋造りを再現し、くぎを使わない伝統工法で作られている。100坪を超す日本最大級の木造浴室は圧巻のひと言。

画像2: ふじやま温泉

泉質は保湿成分であるメタケイ酸を豊富に含む美肌の湯。富士山特有の天然水・バナジウム水を全館で飲料水として使用し、大浴場にはバナジウム風呂もある。

葭之池温泉

富士吉田随一のノスタルジー

画像: 葭之池温泉

レジャー温泉が多い富士吉田にひっそりとたたずむ葭之池(よしのいけ)温泉は1856年から160年以上続く温泉。歴史を感じる趣の浴場からは坪庭を眺めることができる。湯上がりには広い座敷で吉田のうどんも食べられる。

山中湖温泉 紅富士の湯

富士山に最も近い山中湖の絶景

画像: 山中湖温泉 紅富士の湯

富士山を間近に眺めながら温泉に入れる絶景日帰り温泉。露天風呂だけでなく、一面ガラス張りの内風呂からも富士山を眺めることができる。以前は、実際に紅富士が見られる朝風呂の営業を冬季のみやっていた。

富士眺望の湯 ゆらり

16種の風呂がそろう日帰り温泉

画像1: 富士眺望の湯 ゆらり
画像2: 富士眺望の湯 ゆらり

富士山の眺望が抜群の露天風呂がふたつもあり、それ以外にも洞窟風呂、香り風呂、蒸し風呂、炭酸泉などバラエティ豊かな16種類の風呂が楽しめる。SL列車が料理を運んでくるレストランが人気で、貸切風呂も6種類ある。

富士五湖エリアで車中泊するなら

道の駅富士吉田

画像1: 道の駅富士吉田
画像2: 道の駅富士吉田

吉田のうどんが食べられるフードコートやクラフトビールが飲めるレストラン、モンベルや富士山レーダードーム館など設備充実で人気の高い道の駅。

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富士吉田で忘れてはならない、日本一硬い・吉田のうどん

画像1: 富士吉田で忘れてはならない、日本一硬い・吉田のうどん

機織りの町・富士吉田では、昼食を男性が作る風習があったため、歯応え・コシのあるうどんが生まれたという「吉田のうどん」。

画像2: 富士吉田で忘れてはならない、日本一硬い・吉田のうどん

最近では二郎系吉田のうどんが食べられる店がひそかに人気だそうだ。

写真、文:rui 
写真協力:竜王ラドン温泉、韮崎市観光協会、甲斐駒ヶ岳温泉 尾白の湯、ふじやま温泉、富士眺望の湯 ゆらり 
初出:カーネル2024年3月号vol.65

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