【概要】1984年式フォルクスワーゲン ヴァナゴン ウェストファリアのオーナー・東屋雅美さんの車中泊スタイルを紹介。

車中泊を楽しむユーザーとともに歴史を刻んできたヴィンテージカーといえば、フォルクスワーゲンのヴァナゴンをイメージする人が多いだろう。

その魅力的な存在感は、今なお人々を惹きつける不思議な力を宿す。時には、オーナーのライフスタイルを大きく変えてしまうこともあるのだ。

オーナープロフィール 東屋雅美さん

画像: オーナープロフィール 東屋雅美さん

RR駆動のクルマに乗り続けてきたクルマ好き。なのでFF駆動になった新しいヴァナゴンには興味がないとも。ヴァナゴンニッポンメンバーズクラブの立ち上げメンバーでもあり、いろいろなイベントを開催してきた。

ライフスタイルを変えたウェストファリア

画像: 1984年式フォルクスワーゲン ヴァナゴン ウェストファリア。’90年にカリフォルニアから輸入した車両だ。エンジンはスバルの2.5ℓに載せ替えられており、いまでも元気にフィールドを走り回っている。サイドオーニングも搭載する。

1984年式フォルクスワーゲン ヴァナゴン ウェストファリア。’90年にカリフォルニアから輸入した車両だ。エンジンはスバルの2.5ℓに載せ替えられており、いまでも元気にフィールドを走り回っている。サイドオーニングも搭載する。

抜けるような青空に映えるフォルクスワーゲントランスポーター。世界中の車中泊ユーザーが注目するクルマともいえるだろう。

そんなクルマに30年以上前から乗り続けているのが東屋雅美さん。数々の思い出とともに、ライフスタイルのベースをこのクルマと築き上げてきた。

ヴィンテージスタイルでおなじみの、フォルクスワーゲンバスの流れをくむモデルで、ヨーロッパではカラベル、北米ではバンとワゴンを合わせたヴァナゴンと呼ばれていた。

画像: 住宅街の一角でありながら、ガレージはクルマが3台止められる好立地。以前乗っていたワーゲンビートルを再び手に入れ、この2 台がガレージのアイコンとなっている。

住宅街の一角でありながら、ガレージはクルマが3台止められる好立地。以前乗っていたワーゲンビートルを再び手に入れ、この2 台がガレージのアイコンとなっている。

東屋さんのクルマは北米仕様のヴァナゴン。架装メーカーの名を冠したウェストファリアがキャンピングカーであることを意味する。

クルマ好きだった東屋さんが初めてヴァナゴンを意識したのは1990年のこと。ふと手にしたアウトドア雑誌でヴァナゴンと出合った。

画像: 足元はきれいに磨き上げられたポルシェアロイホイールを履き、’70年代のキャルルックを象徴する組み合わせがこだわりでもある。

足元はきれいに磨き上げられたポルシェアロイホイールを履き、’70年代のキャルルックを象徴する組み合わせがこだわりでもある。

「ショップの方が表現していた『ポルシェバン』という言葉に惹かれました。コンパクトなボディにRRの走り。そんなクルマに乗ってみたいと思ったのがきっかけでした」

すぐにクルマを探したが、新車は車両価格が高く、中古は出てこなかったという。

そこで、友人に頼んで、カリフォルニアからクルマを輸入することに。そして、ようやく手に入れたのがこのクルマだった。

画像: リアゲートに張られた数々のステッカーがクルマのヒストリーを感じさせる。それは、このクルマのたどってきた歴史とスタイルを示すデザインの一部となっているといえるだろう。

リアゲートに張られた数々のステッカーがクルマのヒストリーを感じさせる。それは、このクルマのたどってきた歴史とスタイルを示すデザインの一部となっているといえるだろう。

それまで、キャンプなどに行くこともなかったが、ヴァナゴンを手に入れてからは、アウトドアを楽しむようになった。

その後、ヴァナゴンのオーナークラブを立ち上げ、ミーティングなどを企画し、仲間も増えていく。

こうして、東屋さんのライフスタイルは1台のクルマで大きく変化することになったのだった。

仕事にもレジャーにも、いつも一緒にいるクルマ

画像: 右側にあるスライドドアを開けると、リビングエリアが広がっている。奥にはキッチンがあり、可動式のテーブルがふたつ収納されている。

右側にあるスライドドアを開けると、リビングエリアが広がっている。奥にはキッチンがあり、可動式のテーブルがふたつ収納されている。

クラシカルなデザインのクーラーボックスが置かれていたり、クルマが生まれた’80年代を再現したような、のんびりとした雰囲気が漂う車内。

ラゲッジスペースに収められたキャンプ道具なども、クルマに合わせたカラーがセレクトされている。

画像: いつでも出かけられるように、リアのラゲッジルームには、たくさんのキャンプ道具が常に積み込まれている。

いつでも出かけられるように、リアのラゲッジルームには、たくさんのキャンプ道具が常に積み込まれている。

そのこだわりのキャンプ道具たちは、クルマへ積み込んだままの状態。いつでも出かけられるようになっているということだ。

気軽に出かけられることで、アウトドアフィールドへ行く機会も増える。そして、徐々にアウトドアアクティビティが趣味になっていったという。

画像: 友人たちと一緒にカヌーから花見をするのが毎年の恒例行事。クラブ員との集まりでは、たくさんのヴァナゴンが集まってくることもある。この友人たちもクルマ同様大切な存在となっている。

友人たちと一緒にカヌーから花見をするのが毎年の恒例行事。クラブ員との集まりでは、たくさんのヴァナゴンが集まってくることもある。この友人たちもクルマ同様大切な存在となっている。

荷物がたくさん載るので、トランスポーターとして使ったり、仕事に使うことも多い。仕事現場では、休憩スペースとなることも。

ポップアップルーフを上げて、スタッフが着替えをしたり、他のクルマではできない使い方が重宝されている。

画像: ルーフが立ち上がることで、車内であっても、立って歩けるほどのスペースが広がる。仕事で現地に入ったとき、車内で着替えができるので、スタッフなどが利用することもあった。

ルーフが立ち上がることで、車内であっても、立って歩けるほどのスペースが広がる。仕事で現地に入ったとき、車内で着替えができるので、スタッフなどが利用することもあった。

長年、寄り添ってきたこともあり、調子の悪いときもあった。子どもと一緒にキャンプへ行って、エンジン不具合で、目的地に着かなかったこともしばしば。

最終的には、エンジンをスバル製に換装している。いまでは一般的なカスタムだが、当時は国内初の試み。ハーネスを引き直し、手探りで実現したカスタムだった。

RR駆動のクルマが好きで、ワーゲンビートルなどに乗っていた東屋さん。クルマの楽しみは「走り」がメインだったが、それが少しずつ変化していくことになったようだ。

「ヴァナゴンに乗ったことで、アウトドアを始めるきっかけとなりました。また、クルマのおかげで、たくさんの仲間と知り合いになれたことも大きな収穫でした」という。

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