【概要】冬キャンプの寒さ対策に有効な14の小技を紹介。

90年代のRV&オートキャンプブームのころから現在に至るまで、寒さ対策のTIPSはいろいろ伝えられている。最新事情とあわせて14の小技をご紹介。

画像2: いくつ知ってる?冬キャンプの寒さに負けない豆知識14選  1990年代~現在にまで伝わる寒さ対策のヒント

①ブランケットで背中〜足首の風を遮る

焚き火はあたたかいけれど、火の当たらない背中や足首は冷たい。大きめのブランケットで体をくるむか、地面に届くようブランケットを掛けておくとずいぶん楽になる。

②風防幕で焚き火の熱を自分側に反射

焚き火台の周りに幕を張っておけば、焚き火の熱が反射してほんのりあたたかい。ただし焚き火のそばなので、張り綱に引っかかって転ばないよう十分注意して。

③薪を乾かしながら風を遮る

薪を積み重ねて壁を作るというブッシュクラフターの間で知られた技がある。風防幕と同じ効果があるほか、焚き火の熱で薪が乾燥しやすくなるとか。

④ブランケットで簡易こたつを作る

画像1: ④ブランケットで簡易こたつを作る

銀マットの上にローテーブルを置き、ブランケットをかぶせるだけ。使い捨てカイロや湯たんぽに足を置けば、電気こたつのようにはいかないが足元がじんわりあたたかい。

画像2: ④ブランケットで簡易こたつを作る

銀マットだけでは地面の冷えを感じやすい。台を置いて冷えを遮断しよう。

画像3: ④ブランケットで簡易こたつを作る

電気毛布を広げれば効果大。無理に折り曲げず、テーブルやチェアの脚を毛布に載せないなど、電気毛布の扱い方には十分注意して。

⑤保温ボトルに常時湯をためておく

画像: ⑤保温ボトルに常時湯をためておく

焚き火の熱を無駄にせず湯を沸かし、保温ボトルにためておく。コーヒーや調理に使うのはもちろん、洗い物や歯磨きなどにも使えるので大きめのボトルを用意しておこう。

⑥空気の循環を促して結露低減

画像: ⑥空気の循環を促して結露低減

テント内の空気を循環させて結露を低減するなら小型ファンを上部ベンチレーターに向けてセット。ストーブ対応テントの場合、ファンで上部にたまった熱を床方向に届けるという使い方もあり。

⑦足元の冷えはダウンソックスやスリッパで解消

画像: ⑦足元の冷えはダウンソックスやスリッパで解消

首・足首・手首という3つの“首”は冷え対策の要だ。とくに地面に近い足首は冷えやすいのでダウンソックスやレッグウオーマーで保温し、テント内ではスリッパを履いて過ごせばかなり楽。

⑧石油ストーブ対応テントが最高

画像1: ⑧石油ストーブ対応テントが最高

キャプテンスタッグ×コロナ 石油ストーブのコラボギア「石油ストーブ SL-51C」は「CS クラシックス ワンポールテント DX オクタゴン460UV(UA-47)」(13万2000円)の床を取り外した状態で使用可能。外の寒さとは無縁のあたたかな空間の完成だ。

画像2: ⑧石油ストーブ対応テントが最高

がたついた場所や傾斜地でのストーブ使用は厳禁だ。傾斜してないか水平器で確認するようにしよう。

画像3: ⑧石油ストーブ対応テントが最高

ストーブの上は熱くなっている。ケトルやシェラカップを置いてあたため直しOK。

画像4: ⑧石油ストーブ対応テントが最高

比較的広い空間をあたためられる対流型ストーブ。警報器を携行し、定期的な換気を。

⑨子どものために夏用寝袋と組み合わせる

画像: ⑨子どものために夏用寝袋と組み合わせる

小柄な人や子どもは足元が冷えがちなので夏用寝袋を足元に突っ込んで調整。夏用2枚では期待できないが、夏用の封筒型の中に5℃対応のマミー型を入れるのは“あり”だ。

⑩靴の中の湿気を取り除く

画像: ⑩靴の中の湿気を取り除く

1日中履いた靴には湿気がこもっている。そのままにしておくと冷え冷えになるので乾燥剤を忍ばせてテント内で保管。履く前に中敷きを寝袋に入れてあたためることも忘れずに。

⑪トウガラシパワーで足元ポカポカ

画像: ⑪トウガラシパワーで足元ポカポカ

トウガラシの成分、カプサイシンは皮膚の表面温度を1〜2℃上げることができるそう。古典的だけれど、靴や靴下の中にトウガラシを入れることで足がポカポカ。

⑫微妙な保温力調節は薄手ダウンで

画像1: ⑫微妙な保温力調節は薄手ダウンで
画像2: ⑫微妙な保温力調節は薄手ダウンで

「気温に合った寝袋でも冷えそうで不安というなら、薄手のインナーダウンで保温力を調整して」と教えてくれたのはWILD-1デックス東京ビーチ店の雄鹿裕樹さん。モンベルのインナーダウンなら襟がなく眠るときに干渉しづらい。

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