【概要】北海道三菱自動車販売のオリジナルキャンピングカーブランド「THIRD Space」の紹介。デリカD:5ベースの注目モデルや店舗の紹介など。

いま、ディーラーキャンパーがアツい!

クルマメーカーでもなく、キャンピングカービルダーでもない。一般車の販売店がそれぞれ独自に開発するオリジナルのキャンピングカー&車中泊カーが現在増加中だ。

ユーザーとの距離感が近いため、ニーズを知り、要望に合わせたモデルをすばやく製造・販売できるのが強みだ。そんな“ディーラーキャンパー”の人気車種をセレクト。

こちらの記事では北海道三菱自動車販売のオリジナルキャンピングカーブランド「THIRD Space」の注目モデルなどを紹介しよう。

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北の大地を知り尽くしたTHIRD Space

自宅でも職場でもない「第三の自分だけの居場所」をテーマに、北海道三菱自動車販売が2023年4月に立ち上げたオリジナルキャンピングカーブランドが「THIRD Space(サードスペース)」だ。

北海道で絶大な人気を誇る三菱・デリカD:5を中心としたTHIRD Spaceは、「普段使いもできるライトキャンパー」を念頭に製作。

アウトドア・アクティビティとの相性がいい三菱車の魅力を、最大限まで引き出したキャンピングカーとなっている。

豊富なカスタム経験と実績に裏付けられた装備、そしてディーラーだからこそできる安心のアフターフォローをあわせもつ。

画像: 北の大地を知り尽くしたTHIRD Space

もともとは、道内の各販売店が各々の店舗の特色を活かしたカスタムカーを1台ずつ作る、という企画がキッカケ。

遊び心を詰め込んだ15台のカスタムカーは大いに注目を集め、即完売。

作り手が楽しんで製作したクルマが好評を得て、売れたときの喜びや手応えが、アウトドアブームの到来と重なり、北海道発信のキャンピングカーブランド発足へとつながった。

圧倒的な走破性を誇るデリカD:5に、雪に強いカスタムが施されているのが特徴。

北の大地を知り尽くした「北海道の三菱」だからこそ可能となったキャンピングカーは、全国どこへ行っても怖いもの知らず。

それでいて、簡単に普段使いに戻せるように工夫されたベッドアレンジなので、日常的な使い方も両立できる、まさに理想的な一台だ。

同社なら、理想のカスタムにも応えてくれ、自分だけの“サードスペース”探しをサポートしてくれるはずだ。

THIRD Spaceの注目モデル

SKY CRUISER(スカイクルーザー)

画像1: SKY CRUISER(スカイクルーザー)

デリカD:5をベースにポップアップルーフを装備した「SKYCRUISER」。

画像2: SKY CRUISER(スカイクルーザー)

ポップアップルーフを立ち上げると1800mm×1160mmのベッドスペースが出現。防寒仕様のテント生地、防虫ネット、フルオープンの3パターンに展開が可能。

画像3: SKY CRUISER(スカイクルーザー)

また、収納時の全高は1990mmなので立体駐車場も問題なし。価格は599万2570円〜。

CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

画像1: CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

デリカD:5のキャンピングカー「CAMP CRUISER」。2140×1370mmの広々としたベッドキットはクッション性が高く、快適に就寝できる。

画像2: CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

また、ベッドや内装の色、生地などは豊富なバリエーションから選択可能。価格は587万370円〜。

画像3: CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

セカンドシート使用時の状態でもベッドトップはすっきりと収納でき、ラゲッジスペースを広々と使える。

画像4: CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

ダイネットモードでくつろぐ、発寒店スタッフの住吉さん(左)と小笠原さん(右)。大人2名でも余裕のある居住空間で、長時間でも快適に過ごせそう。

画像5: CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

ベッド下はテーブルなどのパーツが収納可能。右側は80Ahサブバッテリーシステムと10ℓの給・排水タンクを標準装備。

画像6: CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

左側には折りたたみ式サイドテーブルと100Vコンセント、USBポートなど。右側にはシンクが備わっている。

画像7: CAMP CRUISER(キャンプクルーザー)

内装だけでなく、ルーフキャリアやラダー、ホイールなどの外装パーツのカスタムも充実。

3階まで吹き抜け! 広々とした発寒店

画像: 3階まで吹き抜け! 広々とした発寒店
画像: 中2階にはキッズエリアも完備。子どもが楽しめる空間を演出。のびのびと遊べそう。

中2階にはキッズエリアも完備。子どもが楽しめる空間を演出。のびのびと遊べそう。

THIRD Space専用エリアのある発寒(はっさむ)店は、広い円形のロビーを中心に3階まで吹き抜けの開放的な空間。

画像: アウトドアグッズの展示や緑あふれるデザインが落ち着きのある空間を演出している。

アウトドアグッズの展示や緑あふれるデザインが落ち着きのある空間を演出している。

北海道三菱は店舗ごとに異なったカラーをもっており、「アウトドアなら発寒店」といわれるほど、まるでアウトドアショップのように緑があふれている。

画像: 発寒店のスタッフはカスタムカーに精通しているので、何でも気軽に相談をしてみて!

発寒店のスタッフはカスタムカーに精通しているので、何でも気軽に相談をしてみて!

経験豊富なカスタムカー専門スタッフも常駐しており、初心者からベテランまで安心して相談に乗ってもらえる。

画像: 道内最大の工場が併設なので、スキルのあるメカニックがすぐ隣にいるのも心強い。

道内最大の工場が併設なので、スキルのあるメカニックがすぐ隣にいるのも心強い。

画像: THIRD Spaceの生産拠点でもあり、ベッドキットなどはこの工場で取り付けられる。

THIRD Spaceの生産拠点でもあり、ベッドキットなどはこの工場で取り付けられる。

また道内最大の工場も併設されており、THIRD Spaceの生産拠点でもある。

北海道各地のイベントで展示

画像1: 北海道各地のイベントで展示
画像2: 北海道各地のイベントで展示

店舗での展示はもちろん、6月に開催された「FEELD GOODFES.」や7月に開催された「Star Camp」など、北海道各地で開催されているイベントでも、THIRD Spaceのキャンピングカー展示は大人気!

【問】THIRD Space(北海道三菱自動車販売) ☎011-666–6611

写真、文:rui 
初出:カーネル2023年9月号vol.62

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