【概要】2023年11月に開催された「フィールドスタイル」のイベントレポート。気になったキャンプギアなどを紹介。

アウトドア&キャンプギア好きが大注目のイベント「フィールドスタイル(FIELDSTYLE)」が、2023年11月11日(土)~12日(日)にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催された。

11月10日(金)にはメディアや業者向けの「プレスビジネスタイム」が設けられ、SOTOBIRA編集部も潜入!

「プレスビジネスタイム」は17~20時までの3時間と短い時間だったが、そのなかで気になったキャンプギアや会場の様子などを紹介しよう。

画像2: 機能拡張キャンプギア祭り!? 100年前の道具が復刻!? 「フィールドスタイル」の気になるアイテム

過去最多の約600店舗が出展した「フィールドスタイル2023」。会場のAichi Sky Expoには開催前日の10日(金)16時30分ごろ到着したのだが、すでに入場待機の列が。

人気ガレージブランド集団「M16」ブースと、イベント自体の入場待ちの列とのこと。

画像3: 機能拡張キャンプギア祭り!? 100年前の道具が復刻!? 「フィールドスタイル」の気になるアイテム
画像4: 機能拡張キャンプギア祭り!? 100年前の道具が復刻!? 「フィールドスタイル」の気になるアイテム

「プレスビジネスタイム」なので一般の来場者はいないものの、明日からの開催を控えて会場内は熱気あり。

機能拡張キャンプギア多し!

販売しているアイテムのカテゴリ的に多いなと感じたのが、バーナー、収納コンテナ(ボックス)、ランタンなどの“拡張系”キャンプギア。

すでに持っているギアに+αすることで、使い勝手や見た目を進化させる機能拡張系アイテムは、これまでも人気だったがますます増えた印象。

バーナーをビルトインできるテーブルや天板、ランタン・ライトにプラスできるシェードや遊び心あふれるアイテムなどが盛りだくさん!

画像1: 機能拡張キャンプギア多し!

はしごや脚立のメーカー・長谷川工業のアウトドアブランド・HASEGAWA CAMP。頑強な足場台を使ったブラックカラーのアルミグリルテーブルなどを販売。

画像2: 機能拡張キャンプギア多し!
画像3: 機能拡張キャンプギア多し!

収納ボックスやアルミコンテナ、スノーピークのシェルフコンテナなどの機能拡張ギアも多数。

上の写真は岡山のアウトドアブランド6社による岡山アウトドア連合で見つけたmindのギア。差し込むだけでセッティングOKなトランクカーゴ用テーブルなど、便利なアイテムが並ぶ。

画像4: 機能拡張キャンプギア多し!

愛知県のガレージブランド・1050WORKS(トーコーワークス)のアルミコンテナ用カスタムパーツ。

画像5: 機能拡張キャンプギア多し!

滋賀県長浜市のクリエーターチームHikU (ハイク)によるウッド提灯シェード「夢淡灯(ゆめあんどん)」は伝統木工技術「組子細工」の技術が盛り込まれた一品。

計算しつくされたやさしい明かりが特徴。車中泊や自宅のインテリアとして活用するのもよさそう。

画像6: 機能拡張キャンプギア多し!

愛知県の精密プレス金型の設計・製作会社である社森島製作所が立ち上げたアウトドアブランド・Forest&Island。

「酒」ランタンシェードは、パネル4面それぞれに「酒・酔・泡・吞」の文字が入り、お酒好きにはたまらない⁉

画像7: 機能拡張キャンプギア多し!

こちらもForest&Islandの製品。「ランタンシェードシャンデリア」は、まるでサンキャッチャーのような光の反射を楽しめる一品。

それぞれゴールゼロなどのコンパクトなランタンに対応する。

画像8: 機能拡張キャンプギア多し!

また、“ブラックキャンパー”は変わらず人気のようで、黒を基調としたキャンプギアも多く目に付いた。

超個人的趣味で選ぶ、注目のキャンプギア

キャンプ好きのSOTOBIRA編集スタッフが、「これ欲しい!」「気になる!」といった“超個人的趣味”で選ぶキャンプギアを紹介!

100年前の道具が現代版キャンプギアとして復刻!?

5~6年前に購入しようとして、価格とにらめっこしているうちに買いそびれていた、ヴィンテージのアイロンストーブ。

そもそもは100年ほど前のアメリカで、アイロンを暖めるために使われていた鉄製のストーブ。これを現代のキャンパーがクッカーストーブとして使ったり、暖房ギアとして使ったりと、注目されていた。

購入を検討していた当時は、確かヴィンテージ・アンティークものしかなかったが、フィールドスタイルの会場で日本のブランドが“復刻”させたモデルをいくつか発見。

画像1: 100年前の道具が現代版キャンプギアとして復刻!?

エンワークスの「E.Nストーブ」。キャンプで使いやすいよう、コンパクト化&軽量化されている現代版のアイロンストーブ。

ヴィンテージものよりも火元からゴトクまでの高さが抑えられており、調理がしやすいようになっている。

サイズは約W14×D9×H17.5cm。片手で持ち歩ける重量約1.5kgというのも魅力。

クラウドファンディングサイトのMakuakeで、目標達成率910%を記録した注目のキャンプギアだ。

画像2: 100年前の道具が現代版キャンプギアとして復刻!?

こちらはRanker&ELKブースに展示されていたアイロンストーブ「INDRA(インドラ)」。

アウトドアショップのRankerとELK、黒皮鉄のフライパンをリリースする西永工業、洋燈屋ICHIの愛媛県4社によるプロジェクトで開発されたもの。

主な素材は黒皮鉄板。芯がひとつのシングルバーナータイプと、芯がふたつのダブルバーナータイプのほか、木製ケースやハンドルカバーもラインアップしている。

サイズはシングルタイプで約W20.5×D16.5×H28.5cm。重量は約5.2kg。

「タフまる」ユーザー注目のビルトインテーブル

画像1: 「タフまる」ユーザー注目のビルトインテーブル

テーブル面とバーナーをフラット化する“IGT化”、“フラットバーナーテーブル”など、バーナーをビルトインできるテーブルが近年のキャンプシーンでは人気。

画像2: 「タフまる」ユーザー注目のビルトインテーブル

前述したように、フィールドスタイルの会場でもこの手のテーブルが多く販売されていたのだが、そのなかで注目したのが筆者も愛用中の人気カセットこんろ・イワタニ「カセットフー タフまる」「カセットフー タフまるJr.」 を収めることができる上写真のアイテム。

画像3: 「タフまる」ユーザー注目のビルトインテーブル

WILD OUTDOORの製品で、アイアンテーブルのほかフィールドラックやTHORのコンテナボックスのヘリに引っ掛けられるタイプをラインアップ。

高さがあるタフまるやタフまるJr.をスマートにレイアウトできそう。

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