大型キャンピングカーは居住性に優れているが、機動性が悪いのが難点……。
「走る道・止める場所にストレスを感じることなく、自由気ままに旅がしたい!」というユーザーには、軽トラックの後部に居住用シェルをドッキングした普通車8ナンバー登録のスモールキャブコン「モーニングワン」がおすすめだ!
経済性と機動性に優れた軽トラックにキャブコンの居住空間を融合したのが、このクルマの最大の魅力。
エントランスドアを開けると、全長3720mmのコンパクトサイズとは思えないほど開放的な室内空間が広がっている。
横向きソファとキッチンを組み合わせたシンプルなレイアウトで、空間を最大限に活かしたのもこだわりのひとつ。
シートを展開すれば大人2名が横になれるベッドになり、ふたり旅には十分な生活スペースを作り出している。
走行充電式100Aサブバッテリーや1500Wインバーター、リモコン式マックスファン、カーナビ、バックカメラ、14インチアルミホイールまで、必要なパーツはすべて標準装備!
機動性抜群のコンパクトボディと充実の快適装備で、優雅なふたり旅を実現できる。
開放的な室内空間にLEDの間接照明を組み合わせることで、ラグジュアリーな印象を生み出している。天井には、リモコン式マックスファンも標準装備!
室内の左サイドには、キッチンスペースを配置。カウンターにはガラスカバー付きステンレスシンクがビルトインされ、容量10リットルの給排水タンクも完備する。
バンクベッドは、荷物置き場や子どもの就寝スペースとして使用可能。天井左右のデッドスペースを活かして、小物の整理に便利な上部収納庫も完備される。
横向きシートの下には、生活用の電源システムをスマートにインストール。走行充電式サブバッテリーのほか、1500Wインバーターも標準装備されている。
モーニングワン キャンパーワイド
■価格:372万9000円~
■主要諸元:全長3720×全幅1790×全高2510mm
■標準装備:アクリル2重窓、ベンチレーター、サブバッテリー100A、1500W インバーター、LED照明、10ℓ給排水タンク、ACコンセント、USBコネクタ、集中スイッチほか
【問】マツダオートザム愛川 新相武 ☎046-286-0303
文:岩田一成
初出:カーネル2023年5月号vol.60