車中泊でちゃんと眠れていますか? 自宅とは違う睡眠環境だから、“快眠”まではできていない、という人も多いかもしれません。
そこで、軽バンで車中泊を楽しむ人々に「車中泊の快眠の秘密」を教えてもらいました。それぞれの秘蔵アイテムやお役立ちテクニックなどを紹介します!
ホンダ・N-VAN/ロイスコちゃんさん
同じN-VANなので、車中泊専門誌『カーネル』アンバサダー・ruiさんの車内を参考にして、厚みのあるタンスのゲンの3wayソファベッドを使用。
遮光カーテンもDIYして目隠しにしています。寒いときは羽毛布団、電気毛布、電気ブランケットがあればぬくぬくです。
スズキ・エブリイ/ぐりーんまんさん
①なるべく平らなところにクルマを止めること。
②家庭用のマットレスを使用しているので寝心地は快適です。
③自分に合った高さ、柔らかさ、肌触りがお気に入りの枕を使う。ダイソーで購入したかわいいクマの枕がお気に入りです。キャンプ、車中泊では手離せません!
スズキ・エブリイ(DA17V)/chikaさん
治安のいい場所をレビューでリサーチ、実際に行って傾斜が激しいとか、不安を感じる場所は速やかに移動します。
人けのない場所を避け、家族連れが多い場所だと安心。遮光カーテンで目隠しをして、トイレも早めに済ませて、明るくなるまでは車内で過ごしています。
スズキ・エブリイワゴン PZターボ スペシャル ハイルーフ/ティスさん
おもにクルマを横付けできるキャンプ場や野営場を利用し、2頭のワンズと車中泊しています。
就寝環境はなんといっても遮光カーテンと厚めのマットレス! お布団も寝袋ではなく通年羽布団に、冬は電気毛布をプラス。使わないときはクッションカバーに収納しています。
フィールドライフ・トライキャンパー/前川 勁(つよし)さん
快眠の第一条件は、静かであること。さびれたキャンプ場がいい。
次に温度。夏は標高で暑さから逃げる。アイズのバグネットという網戸がおすすめ。
寒さはスノーピークのオフトンワイド1400やモンベルのダウンEXPの寝袋。薄着でもちょうどいい。
マツダ・スクラムワゴン/軽バン生活さん
車中泊での駐車場は基本的に人が少なく、涼しい場所を選びます。軽自動車は、特に狭く空気がこもりやすいので、薄型扇風機はかなり愛用しています。
また、レザーベッドは汗をかくと肌に張り付きやすいので、ジェルタイプのひんやりマットは必需品です。
スズキ・スペーシア ギア/UKI (川本うき)さん
キャンプでも使っているWAQのインフレーターマットがお気に入り。
私のクルマはカスタムをしていないので、助手席と後ろのフロアの間に少し隙間と段差ができてしまいます。しかし、インフレーターマットは多少の凸凹を吸収してくれるので安眠できますよ。
ホンダ・バモス/真サガさん
暑い時期の車中泊が難しい。扇風機と、タンスのゲンのソファベッドに冷感敷きパットを敷いています。
あとはなるべく標高の高いところで車中泊。車中泊する場所は、トイレが使えることが重要。できるだけ静かなスポットを探しています。
文:rui、まるなな
初出:カーネル2022年11月号vol.57