まずは焚き火台から作ってみる! 子どもと体験できるものづくりと火育
焚き火台は数あれど、「焚き火台そのものを作る」経験ってあまりない。この「小焚台」は、子どもと一緒にそんな体験ができる工作キット。
1枚の金属板からパーツをねじって外し、折り紙のように曲げ、あとは脚をネジで留めるだけ。ものの20分ほどで完成だ。
クレヨンなどで絵も描けるので、自分だけの焚き火台に仕上げられる。組み立て前はA4判サイズ、組み立てると約15.5×13.5× H5.5㎝のサイズ。
こうしてでき上がった小焚台で、次に挑戦するのは着火体験。
「火の便利さ、怖さ、そして美しさを子どもに伝えられる、かけがえのない体験をしてほしい」。これが製造元・オズオプスの考える小焚台のテーマ。秋冬キャンプは親子でぜひ。
OZOPS 小焚台(こたきだい)
2200円
【問】オズオプス
焚き火台と厨房機器を同時に作る!? キャプテンスタッグの異色コラボ
端材として処分していたステンレス板を活用するキャンプギア「hako-niwa(ハコニワ)」シリーズがデビュー。
ギアブランド大手のキャプテンスタッグと、同じく新潟県三条市にある厨房機器メーカー・ハイサーブウエノによる異色コラボだ。
厨房機器材料の端材箇所をキャンプギア材料にする取り組みで、製造時に一緒に切り出すため資源も製造エネルギーも削減。サステナブルなキャンプギアとなっている。
「箱庭」の名のとおりミニサイズだが、キャンプギアとしての機能は十分。パネル組み立て式なので薄型収納なのも魅力だ。
この取り組みには三条市も賛同。ふるさと納税返礼品にも選定されている。
大型の厨房機器材料を切断する際に、キャンプギア材料も一緒に切断。端材活用についてキャプテンスタッグに相談を持ちかけたことから、今回の協業が実現した。
「ベンチ焚き火台」は焚き火台モードのほか、スパイスラックとしても使える“鹿ベンチ”モード、薪をくべやすくしたカマドモードの3形状に変化! 組み立てサイズは約30×21× H16㎝。
箱庭のようにミニチュアキャンプサイトとして飾るのも楽しい。(前列左から)ヘキサグリル〈ミニ〉7700円、焚き火テーブル6980円、ソロベンチ 焚き火台7700円、(後列左から)蚊取り線香スタンド〈ティピイ〉4980円、ベンチ 焚き火台8800円。
hako-niwa(ハコニワ)シリーズ
4980~8800円
【問】キャプテンスタッグ
文:横山穂波(カーネル)
出典:GARVY2022年12月号