【概要】悪路走破性の高いクルマで車中泊(もしくは車上泊)をしながら、さまざまな土地を旅するオーバーランドスタイルの達人を紹介。

ザ・オーバーランダー

「車中泊」ではなく「車上泊」+キャンプを行うという井上さんのオーバーランドスタイル。まだ始めてから、約1年という短い期間なのが信じられない⁉ それほどまでに、なじんだ雰囲気を醸し出している。

「海外の人がルーフトップテントを装着したクルマで、旅を楽しんでいる様子を見たのがきっかけです。私も、どこでも走っていけて、その先で快適なキャンプを行うことができるような装備を準備しています」

年間で20回ほど旅に出るという井上さん。愛用するルーフトップテントはGIWORKS製で、最もこだわっているアイテムだという。

「設営・撤収が早い! 寝心地もよくて、展開したときの見た目もカッコイイ!! というのが大きなポイントですが、ギアとしての性能も高い。直射日光による熱がテントに伝わりにくく、テント内の温度の上昇を抑えてくれるのが大きな特徴です。テント内で、とても快適に過ごせます」

さすがGIWORKSの公式アンバサダーを務めるだけあって、ルーフトップテントへの愛が、言葉の端々から伝わってくる。

「一番の思い出は岐阜県中津川市の夕森渓谷キャンプへ、仲間と一緒に行った旅です。海外のオーバーランダーのように無線で連絡を取りながら、旅を楽しむことができました」

今後行きたいのは、四国にある剣山スーパー林道を走って、四国カルストの姫鶴平キャンプ場へ向かう旅。いつかその夢をかなえるために、まだまだスタイルを進化させたいという井上さん。楽しみにしているよ!

スタイリッシュなルーフトップテント

画像1: スタイリッシュなルーフトップテント

GIWORKS製のルーフトップテント1.53mサイズ(47万8500円※ルーフラックはオプション)。サイズは幅1.53m×全長2.25m、重さ68kg。

画像2: スタイリッシュなルーフトップテント
画像3: スタイリッシュなルーフトップテント

展開時の高さは152cmほどになり、室内サイズは217×146cm、室内高は141cm。下にロゴス製ブランケットを敷くが、夏場は下に敷かれている通気マットと上下逆にして使用する。

画像4: スタイリッシュなルーフトップテント

「2階」に上るラダーは折りたたみ式で軽量。簡単に掛けて固定できる。ルーフトップテントに付属するアイテムだ。

ラゲッジスタイルをチェック

画像1: ラゲッジスタイルをチェック
画像2: ラゲッジスタイルをチェック

リアゲートキッチンは、引き出し式テーブルをDIYし、ラングラーのトランク用棚も装着。スライドレール&木材で製作された引き出し式テーブルは、ストッパーを解除して簡単に収納可能。

画像3: ラゲッジスタイルをチェック

ふたつの開口部はバーナーを載せたときのOD缶用(下記の写真参照)。きっちりしたサイズに設計・製作できたので、走行中も動かない!

画像4: ラゲッジスタイルをチェック

スペアタイヤには、薪や汚れものを入れるトラッシュバッグを装着。薪の運搬で悩んでいたときに見つけて購入。

画像5: ラゲッジスタイルをチェック

ブラックボックスはキャンプやカーギアの収納用。ベージュのクーラーボックスとともに、「ジープ」と「ヒマラヤ」のコラボアイテム。

VAN CAMP ITEM !

画像1: VAN CAMP ITEM !

壊れてショックを受けないようにランタンはダイソーで購入。

画像2: VAN CAMP ITEM !
画像3: VAN CAMP ITEM !

ゲートに装着した折りたたみテーブルの上にキャプテンスタッグ製のまな板や包丁。コールマン製ツーバーナーは収納時に薄くなる。

画像4: VAN CAMP ITEM !

豪快に火が上がる焚き火台ということでフレイムストーブMAXをチョイス。イスはメーカー不明で、ロースタイルからハイスタイルに変更した。

画像5: VAN CAMP ITEM !

焚き火アイテムはいろいろそろえたが、フタ付きスキレットはニトリで購入したという。

オーナー 井上晶博さん

三重県松坂市在住の25歳。車上泊を始めて1年というから驚きだ。GIWORKSの公式アンバサダーとして活動中。「OVERLANDLOVER'S」というオーバーランドスタイルでキャンプを行うイベントも企画・運営

画像1: オーナー 井上晶博さん

愛車は2012年式ジープ・ラングラー。正式名称「Jeep WranglerUnlimited RubiconCall of Duty Ⅱ」。

画像2: オーナー 井上晶博さん

その名にもあるようにJeep とCall of Dutyがコラボしたモデルで、世界250台限定生産! 井上さんの愛車は、シリアルナンバー「009/250」。つまり世界で9番目に生産されたモデルだという。

写真:逢坂 聡 
文:大橋保之(カーネル編集部) 
出典:カーネル2022年7月号vol.55 

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