【概要】ナッツRVのキャンピングカー「リークⅡ」を紹介。ベース車両はトヨタ・ハイエース・スーパーロング ワイドハイルーフ。多彩なシートアレンジが魅力のモデル。

「使いやすさ」と「高級感」を兼ね備えたバンコン

画像: ボディサイズは、全長5380×全幅1940×全高2285mmで、ベース車はハイエース・スーパーロング ワイドハイルーフ。ベイウィンド(=出窓・標準装備)が特徴的なボディフォルムだ。

ボディサイズは、全長5380×全幅1940×全高2285mmで、ベース車はハイエース・スーパーロング ワイドハイルーフ。ベイウィンド(=出窓・標準装備)が特徴的なボディフォルムだ。

キャンピングカーの王道・キャブコンをメインとするメーカーとして、多くの名車を発売してきたナッツRV。

しかし、以前紹介したファミモC同様に、バンコンモデルのなかでも、注目すべきモデルは多数ある。今回紹介するのは、そんなナッツRVの高級感を受け継ぎながら、使いやすさも追及されているリークⅡだ。

画像: セカンド&サードシートともに、リクライニングできる「FASPシート」を採用。使用する状況に合わせてアレンジが変えられる多彩なレイアウトが特徴。

セカンド&サードシートともに、リクライニングできる「FASPシート」を採用。使用する状況に合わせてアレンジが変えられる多彩なレイアウトが特徴。

そんな同モデルで、ぜひとも特筆したいのは、多彩なシートアレンジだ。走行時には前向きになる2列目シートが、リラックスタイムでは対面対座ができるように後ろ向きに変更可能。

画像: シート展開したベッド+リアベッドで、大人4名が快眠できる。リアのベッド下に収納スペースがあるため、荷物の移動などが少なくて済む。

シート展開したベッド+リアベッドで、大人4名が快眠できる。リアのベッド下に収納スペースがあるため、荷物の移動などが少なくて済む。

さらに就寝時にはフルフラットになり、快眠へと誘う。

そして後部スペースは「常設ベッドスペース+収納」としてだけでなく、自転車なども積載できる広大なラゲッジに早変わり。

画像: ラゲッジには自転車なども積み込めるので、アウトドアシーンでも活躍必至。

ラゲッジには自転車なども積み込めるので、アウトドアシーンでも活躍必至。

この多彩なアレンジは、同社がまさに「ユーザーの使いやすさ」を考えて、リークⅡを製作しているからこそ、だろう。

画像: 全面断熱仕様になっており、冬暖かく、夏涼しい。

全面断熱仕様になっており、冬暖かく、夏涼しい。

車内の高級感を演出するPVC家具にも触れておきたい。欧州モデルでは一般的で、塩化ビニールシートを熱で圧着するのがPVC家具の特徴。軽量化と美しさを兼ね備えており、このリークⅡの車内をエレガントに演出してくれている。

ナッツRV リークⅡ(LeekⅡ)スペック

価格(2WD):518万1000~589万1050円
価格(4WD):548万9000~619万9050円
主要諸元:全長5380×全幅1940×全高2285mm
ベース車:トヨタ・ハイエース スーパーロングワイド

【問】ナッツ

文:大橋保之(カーネル) 
出典:カーネル2022年5月号vol.54 

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