【概要】中古の軽キャンピングカー「テントむし」を購入し、車中泊旅を楽しむYouTuber・まるななさんによる徹底レビュー。購入理由、買ってよかったと思えるお気に入りポイント、気になっている点など。

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「人生は一度きり」 それが中古のテントむしを購入した理由

画像: 「人生は一度きり」 それが中古のテントむしを購入した理由

「かわいいクルマ♪ 移動販売車?」

予備知識がない方の第一声は、いつもこんな感じ。以前より浸透したとはいえ軽キャンピングカー(または軽キャンパー)の一般的な知名度はまだまだ低いと言えます。

私が乗ってるクルマは軽キャンピングカーの「テントむし」。

文字通り「軽自動車」の「キャンピングカー」で、バンショップミカミが製作、販売している車両です。

「キャブコン」という形状で、軽トラックの荷台部分に「シェル」と呼ばれる居住スペースを積載している、いかにもキャンピングカーらしい見た目が特徴。

私がこのクルマを知ったのは、約15年前。

立ち読みした雑誌に「キャンピングカーの革命」と題された「テントむし」の記事を見かけ「軽自動車でこんなにかわいいキャンピングカーが存在するなんて!!」と衝撃を受けたのでした。

でも、私の経済力で購入できる値段ではありません。雑誌で買えもしないクルマたちを眺め、憧れだけを募らせていったのです。

画像: その昔はスズキ・パレットにベッドを自作し、車中泊を楽しんでいました。

その昔はスズキ・パレットにベッドを自作し、車中泊を楽しんでいました。

その後、キャンピングカーの購入は諦めてはいましたが、ソロキャンプに興味を持ち、当時乗っていた軽自動車(スズキのパレット)に車中泊ベッドを自作。

クルマで寝る楽しさと、自由度の高い車中泊旅に、はまってしまったのです。

画像: パレットの車中泊仕様。

パレットの車中泊仕様。

そして10年の月日が過ぎ……。

10年前に雑誌で見かけた憧れのキャンピングカーも、中古車として出回るようになりました。

1年後のクルマ購入に備え、ウェブで中古車情報を眺めていると、近所の販売店で「テントむし」を発見!

今まで実車を一度も見たことがなかったため、冷やかしのつもりで見学にいきました。

走行距離9万6000km。中古で安くなっているとはいえ、新車の軽自動車が買えてしまう価格。非常に悩みました……。

が、その後、わずか2日で購入に至ってしまったのです。

その最大の理由は……ズバリ!

「一生に一度くらい、こんなクルマに乗る人生を送りたかったから」

もちろん、それ以外にもこの軽キャンピングカーを選んだ具体的な理由があります。

実際に、テントむしに5年間乗っている筆者・まるななが、買ってよかった点や、気になっている点を紹介したいと思います。

軽キャンピングカー・テントむしのお気に入りポイント5点

画像: 軽キャンピングカー・テントむしのお気に入りポイント5点

まずは、テントむしを購入して「よかった!」と感じた5点を紹介!

①一目惚れするかわいらしい外観
②暖房が設置されている(FFヒーター)
③居住スペースが広く個室感覚
④足を下ろして座れる
⑤防音性・断熱性に優れている

①一目惚れするかわいらしい外観

画像: キャンプ場でも街中でも目を引くキュートな外観。写真:逢坂 聡

キャンプ場でも街中でも目を引くキュートな外観。写真:逢坂 聡

軽キャンピングカーの火付け役となったテントむしですが、「原点にして頂点」

個性的な丸窓、ポップなカラーリング、おもちゃのようなかわいらしいルックス。

車内でボーッとしているだけで楽しめるし、駐車場に止まっている自分の愛車を見て「わーー! かわいーーーー♪」ってなるんです(笑)

5年間乗っていますが、まったく飽きません。

②暖房が設置されている

画像: エンジンオフでもヒーターが使え、車内がポカポカになるのがFFヒーターのメリット。写真:逢坂 聡

エンジンオフでもヒーターが使え、車内がポカポカになるのがFFヒーターのメリット。写真:逢坂 聡

このテントむしには、前のオーナーさんがオプションで追加した「FFヒーター」というガソリンを燃料とする車内暖房が設置されていました。

北海道在住のため、車中泊の最大の悩みは冬の寒さ。

普通車で車中泊をしていたころは寒さのため、1〜3月は車中泊をお休みしていましたが、冬でも車中泊をしたかったというのが、テントむしを購入しようと思った最大の理由です。

さまざまな車中泊時の寒さ対策がありますが、安全面と暖かさにおいて、FFヒーターに勝るものはないと思っています。

※FFヒーターは、キャンピングカーに必ず設置されているものではありません。

③居住スペースが広く個室感覚

画像: ③居住スペースが広く個室感覚

こちらが「テントむし」車内。

自室と同じような感覚で落ち着いて過ごすことができ、ここが外出先ということも忘れてしまうくらい。

慣れないホテルで宿泊するくらいなら、自分のクルマの方が快適に眠れます。

とくにテントむしの窓は、他の軽キャンピングカーと比べると大きく開放的。

横スライド窓で大きな開放口、網戸もあるので虫が入ってくる心配もなく、風の通りもよく換気にも役立ちます。

海の見える丘、涼しい木陰、夕日のきれいな秘密の場所で、この窓からお気に入りの景色を眺めながらコーヒーを飲むときが、最高の癒やしの時間です。

④足を下ろして座れる

画像: ④足を下ろして座れる

軽キャンピングカーは足を下ろして座るタイプのレイアウトが多いです。

以前の車中泊仕様車は、お座敷仕様だったため足を下ろして座ることができず、長時間足を伸ばしたままの姿勢でいるのは、私にとっては苦痛でした。

車内でパソコンを使って作業したり、食事をしたり、本を読んだりするときでも、足を下ろして座った方が楽なのです。

私のテントむしのシートレイアウトはL字で座面が広いため、写真のように足を下ろして座ることもできますし、あぐらをかいたり、正座をしてみたりと自由な姿勢でくつろぐことができます。

一見、地味な理由ですが意外と重要です。

⑤防音性・断熱性に優れている

軽キャンピングカーは、防音性・断熱性に優れています。普通の乗用車に比べ窓が小さく、真横でアイドリングをされない限り、外の音が気にならないのです。

初めてテントむしで車中泊をしたとき、これにはかなり驚きました。この防音性の良さも目が覚めたときに「あ。家じゃなかった」と感じる要因のひとつだと思っています。

また、断熱性にも優れているため、車内の温度は夏は温度が上がりにくく、冬は下がりにくいです。

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