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【概要】植物写真家&音楽家・いがりまさしさんの車中泊スタイルと車内DIYを紹介。植物写真撮影のため全国を飛び回り、年間車中泊数100泊以上の生活を30年以上続けている車中泊の達人。クルマでの生活を通して、常に車内は進化し続けている。

植物写真家&音楽家を支える移動ベースの進化

「小川のせせらぎを聴きながら寝て、鳥のさえずりで起きるのが最高に気持ちいい」。そう話すのは植物写真家で音楽家としても活躍している、いがりまさしさん。

画像: ホワイトハウス・コンパスビッツのポップアップルーフ。

ホワイトハウス・コンパスビッツのポップアップルーフ。

そのかすかな音を感じるためにセレクトしたのが、ポップアップルーフのホワイトハウス社製コンパスビッツ。テント生地から伝わってくる自然を感じながら、車中泊を繰り返してきた達人のクルマだ。

毎朝、車内で目覚めるとベッドを片付けて、朝食のトーストとホットドリンクを準備するのが朝のルーティン。車中泊をしているときの楽しみはそんな朝にやってくるという。

画像: 就寝時は自作のベッドマットで長さを延長して、その上に収納性の高い6つ折のマットレスを敷いている。

就寝時は自作のベッドマットで長さを延長して、その上に収納性の高い6つ折のマットレスを敷いている。

「クルマの外を眺めると、朝焼けが広がっていることがあります。このドラマチックな光景を楽しめるのは車中泊ならでは。車中泊をしていてよかったなあ、と感じる瞬間です」

そんな、いがりさんのフィールドは奥深い自然のなかが多い。人の少ない場所を探して旅を続けているだけある。

途中、銭湯やコインランドリーに寄るが、寝るのは山奥などの静かな場所。だからこそ、山肌に映る朝焼けなどを楽しむ機会にも恵まれることになるのだ。

画像: 自作の車中泊キャビネットの最上部は天板だけを引き出せるようになっていて、テーブルとして利用可能。自作のベッドマットを立ち上げれば、断熱材を張った仕切り板として使え、簡単にキッチンエリアを確保できる。

自作の車中泊キャビネットの最上部は天板だけを引き出せるようになっていて、テーブルとして利用可能。自作のベッドマットを立ち上げれば、断熱材を張った仕切り板として使え、簡単にキッチンエリアを確保できる。

よって、山道を走ることも多く、ハイエース標準ボディというサイズ感もお気に入りの様子。車内ではデスクワークをすることもあって、車中泊キャビネットと呼ぶ、家具を自作してテーブルとして使っている。

夜になればお酒も入って、のんびりと車内で過ごしている。最近ではコロナの影響もあって、車内で寝ることも多くなったそうだ。

また、オンライン配信などもスタートさせ、その車中泊スタイルは変化し続けている。なので引き続きクルマが進化していくのはまちがいないだろう。

DIYで使いやすさをバージョンUP!

車内リビングから就寝スペース、そしてラゲッジルームまで、快適さを追求したDIYが満載。30年以上の車中泊経験からなる、いがりさん流の愛車DIYをじっくり紹介!

リビングルーム

画像1: リビングルーム

サブバッテリーやインバーター、FFヒーターなどが装備されている、いがりさんの愛車。車内での使いやすさを追求して、自作の家具を追加している。

画像2: リビングルーム
画像3: リビングルーム

ベッド下にたくさんの引き出しが付いているのが、車中泊の快適性を向上させる。

この自作の車中泊キャビネットは食器や電気炊飯ジャーなど、収納するアイテムに合わせて、引き出しのサイズも調整してあるという。

画像4: リビングルーム
画像5: リビングルーム

もともとあったシンクの回りにカップホルダーや収納キャビネットを追加。

画像6: リビングルーム

食器を洗って、乾かしているときに水がかかることを防ぐため、コンセントの位置もシンク天板から一段高い位置へ移動した。

画像7: リビングルーム

歯磨き粉などが収納されている箱は自作のお風呂セット。ハンドル部分にはロッカーなどで利用するコインが入る仕組みになっている。

画像8: リビングルーム

ほかにも生活するためのアイデアが満載。過炭酸ナトリウムは排水のグレータンクに入れておくことで臭いの発生を防いでくれるという。

画像9: リビングルーム

また、水に溶かしてキッチン周りを拭けば、きれいになったり、いろいろな用途に使える。

画像10: リビングルーム
画像11: リビングルーム

ポップアップルーフがあれば室内で立ち上がることもできるので便利。着替えなどで、そのルーフの高さの恩恵を感じることになる。

就寝スペース

画像1: 就寝スペース

自作のベッドマット+マットレスの就寝スペース。もう少し狭くても大丈夫と、コンパクトなマットレスを物色中だ。

画像2: 就寝スペース

布団は羽毛タイプを通年使っている。山などで朝を迎えることも多いので、夏でも寒さ対策が必要だという。

また、羽毛は化繊に比べて夏場も涼しく、車中泊には適しているとも。車中泊を繰り返してきたからこその知恵でもある。

画像3: 就寝スペース

手元のライトには電池式のLEDライトなども使っている。

運転席&エントランスまわり

画像1: 運転席&エントランスまわり

運転席と助手席の間にセンターコンソールボックスを自作。エンジンメンテナンスのときに移動しなければならないので、材料に桐を使っている。

画像2: 運転席&エントランスまわり

天板部分は前方に延長できるプレートが別途あって、広いテーブルとしても利用できる。

画像3: 運転席&エントランスまわり

シートに積み上げられたクリアボックスにはCDやオンライン配信用のケーブル類を収納している。

画像4: 運転席&エントランスまわり

エントランス部分にはシャッタータイプのバグネットが装着されている。ポップアップルーフの窓を開ければ風が吹き抜ける効果も。

ラゲッジルーム

画像1: ラゲッジルーム

コンパクトで扱いやすいサイズで人気のモデル、ホワイトハウスのコンパスビッツのポップアップルーフ。標準ボディとポップアップルーフが購入の決め手になった。

画像2: ラゲッジルーム

リアゲートを開けると、たくさんの荷物が積み込まれていた。カメラ機材、音楽用のスピーカーなどが収納されている。スピーカーは1000人規模のライブができるほどのサイズだという。

画像3: ラゲッジルーム

棚板を追加して、収納力をアップさせている。インターネット配信するようになって、ケーブル類の機材が増えてしまったそうだ。

画像4: ラゲッジルーム

一番下には引き出しを自作して靴などを収納できるようにしている。

画像5: ラゲッジルーム

隣は三脚などの長尺ものを収納するスペースに。雲台のハンドル避けるために切り欠きまである。使ってみて、修正などを繰り返した結果だという。

画像6: ラゲッジルーム

リアゲートの両サイドにはフックを取り付けて、小物を引っ掛けてある。ゲートの右側にあるのは熊鈴で、山の中に入って行くときに使う。

画像7: ラゲッジルーム

左側の白いピンチは、写真撮影で、ファインダーに入ってくる邪魔な草木を束ねておくためのもの。フィールドに忘れてこないように、目立つ赤いストラップを付けているのだ。

画像8: ラゲッジルーム
画像9: ラゲッジルーム

サブバッテリーを搭載しているが、鉛バッテリーの性能が低下してきたので、ポータブルバッテリーも使っている。下写真の黒い箱はミキサーや小型のアンプとして利用できる、楽器用の機材。カメラや音楽機材があふれている。

画像10: ラゲッジルーム

オーナー:いがりまさしさん

植物写真家として活動しながら、音楽家としても活躍。最近ではインターネット配信をスタートし、自然のなかで奏でる美しい音色を届けている。

クルマは旅をするために選ばれたバンタイプのキャンピングカーをカスタマイズ。メラや音楽機材があふれている。

写真:中里慎一郎 
文:渡辺圭史 
出典:カーネル2021年秋号 vol.51 

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