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【概要】アウトドアワゴン6製品をレビュー。個性的な機能を持った製品をピックアップし、キャンプでの使い勝手や製品特徴、タイヤサイズ、スペックなどを紹介。

コールマン アウトドアワゴンメッシュ

画像1: コールマン アウトドアワゴンメッシュ

外せて、洗えて、すぐ乾く、メッシュタイプのワゴン

アウトドアワゴンのなかでも人気の高いコールマンのその名も「アウトドアワゴン」。さまざまなコラボアイテムが登場し、カラーも何色あるか把握できない人も多いほど、たくさんある。

そんな人気のアウトドアワゴンに、メッシュタイプが登場した。丈夫で吸水性の低いポリエステルメッシュを採用。

画像: 本体に使われている生地はポリエステルメッシュ。砂が入っても落としやすく、濡れても乾きが早いのでビーチでも使える。

本体に使われている生地はポリエステルメッシュ。砂が入っても落としやすく、濡れても乾きが早いのでビーチでも使える。

濡れても乾きやすく、砂なども簡単に落とせるので、キャンプやBBQばかりでなくビーチでも大活躍だ。

ただし、タイヤはオーソドックスなサイズなので、砂浜に乗り入れると埋もれる恐れがある。

画像: 実測したタイヤのサイズは直径18㎝、幅3.5㎝。素材はゴムのように弾力があるPVCを採用。前輪にはストッパーを装備。

実測したタイヤのサイズは直径18㎝、幅3.5㎝。素材はゴムのように弾力があるPVCを採用。前輪にはストッパーを装備。

また、四隅のネジと底面のベルクロを外せば、荷台部分の取り外しが可能。水洗いも簡単にできるので、気になる汚れが楽に落とせるのもうれしい。

画像: 四隅のネジを取り外して本体裏のベルクロを外すだけで、生地部分が簡単に取り外せる。裏側を洗いたいときなどに便利だ。

四隅のネジを取り外して本体裏のベルクロを外すだけで、生地部分が簡単に取り外せる。裏側を洗いたいときなどに便利だ。

そのほか、従来モデルからの変更点は、ハンドルがT型からO型になり、引っ張りやすくなったこと。そしてプラスチックパーツが黒から赤になって、よりスッキリしたデザインとなっている点だ。 

荷物を固定するためのDリングやバンジーコードといった便利機能は、本モデルにも踏襲されている。

画像2: コールマン アウトドアワゴンメッシュ

草地で運んだときの使用感は、軽快な引き具合で小回りもきくので取り回しも楽にできる。タイヤが弾力のあるPVC 製なので、アスファルトでの走行音もなく静かに運べた。

画像3: コールマン アウトドアワゴンメッシュ

四隅を収束してコンパクトに収納が可能。カバーのポケットには底板が収納できる。高さは5ナンバーサイズ・ミニバンの背もたれほどだ。

1万4800円
【問】コールマン

ロゴス 丸洗い長いモノOKキャリー(ブルーストライプ)‐ AG

画像1: ロゴス 丸洗い長いモノOKキャリー(ブルーストライプ)‐ AG

長いモノが余裕で運べるリアゲートが便利

クーラーバッグ付きやコンパクトサイズなど、さまざまなタイプがそろう、ロゴスの「丸洗いキャリー」シリーズ。そのなかでも高い人気を誇るのが、この「丸洗い長いモノOKキャリー」だ。

このモデル最大の特徴は、2カ所のバックルを外すだけで、後部の仕切りがリアゲートのように倒れること。テーブルやタープのような長尺物も、きちんと積むことができる。

画像: 2カ所のバックルを外すと、後部の仕切がリアゲートのように倒れる。積みにくかった長尺物も、きちんと積めるので運搬効率もアップ!

2カ所のバックルを外すと、後部の仕切がリアゲートのように倒れる。積みにくかった長尺物も、きちんと積めるので運搬効率もアップ!

縦に積んで、走行中に不安定になったり、斜めに積んでデッドスペースをつくったりすることなく、安全かつ効率よく荷物を運べるのだ。

画像: ベルクロを外して、フレームから生地を取り外すことが可能。外した生地は洗濯機で丸洗いできるので、清潔に保つことができる。

ベルクロを外して、フレームから生地を取り外すことが可能。外した生地は洗濯機で丸洗いできるので、清潔に保つことができる。

さらに荷台部分と底板の生地は、外して洗濯機で丸洗いすることが可能。ジュースやBBQソースなど、拭き取りにくいものを、うっかりこぼしてしまっても、キレイに落とすことができる。

画像: 悪路に強い極太サイズのタイヤは、実測で直径21㎝ 、幅8.5㎝ 。中空のプラスチックタイヤ中央にラバーを取り付けている。前輪にはストッパーを装備。

悪路に強い極太サイズのタイヤは、実測で直径21㎝ 、幅8.5㎝ 。中空のプラスチックタイヤ中央にラバーを取り付けている。前輪にはストッパーを装備。

タイヤは、悪路に強い大径の中空プラスチックタイヤ。中央にラバーを装着しているので、独特のカラカラという走行音も低減してくれる。

画像2: ロゴス 丸洗い長いモノOKキャリー(ブルーストライプ)‐ AG

運搬時の使用感だが、大径タイヤのおかげで段差があっても楽に乗り上げられる。とくに砂地やぬかるみで威力を発揮しそうだ。

タイヤ幅が広いので多少抵抗は上がるものの、引きにくさは感じなかった。

画像3: ロゴス 丸洗い長いモノOKキャリー(ブルーストライプ)‐ AG

四隅を収束するタイプなので、スリムに収納できる。タイヤが大きいことで、多少高さがあるが、気になるほどではない。

2万8600円
【問】ロゴスコーポレーション

テントファクトリー オールランドキャリーワゴン Dタイプ WP

画像1: テントファクトリー オールランドキャリーワゴン Dタイプ WP

防水仕様のボトムで汚れが簡単に落とせる!

テントファクトリーの「オールランドキャリーワゴン」シリーズには、「ノーマルタイプ」と深型の「Dタイプ」、そしてそれぞれに防水仕様がある。今回取り上げたのは、Dタイプの防水仕様だ。 

画像: ボトムに使われているのは防水性の高いターポリン。水濡れはもちろん、泥汚れなども簡単に落とせてメンテナンスも楽にできる。

ボトムに使われているのは防水性の高いターポリン。水濡れはもちろん、泥汚れなども簡単に落とせてメンテナンスも楽にできる。

Dタイプはノーマルモデルに比べると5cm深いが、深さ自体は30cmと一般的で決して深くはない。

しかし重い荷物の積み下ろしは、浅いほうが高く持ち上げずに済むので、楽に行えるというメリットもある。むしろ、これくらいの深さのほうがいい、という考え方もある。

画像: Dタイプは深型だが深さは30cmと一般的。とはいえ、重い荷物の積み下ろしは浅いほうが高く持ち上げずに済むので楽に行える。

Dタイプは深型だが深さは30cmと一般的。とはいえ、重い荷物の積み下ろしは浅いほうが高く持ち上げずに済むので楽に行える。

そんな「オールランドキャリーワゴン」は流行の収束型ではなく、前後を合わせるようにたたむタイプ。決してコンパクトとはいえないが、開閉がすばやく行えるので、組み立てに煩わしさを感じることはない。

画像2: テントファクトリー オールランドキャリーワゴン Dタイプ WP

またカバーは、ほかのモデルと違い、タイヤまでスッポリと覆うタイプ。室内に保管している人は、タイヤの汚れを気にせず部屋に置けるのでありがたい。

画像3: テントファクトリー オールランドキャリーワゴン Dタイプ WP

草地での走行はタイヤもなめらかで引きやすい。ハンドルの可動域が広いので、小回りがきく印象だ。ハンドルが大きく両手でもつかみやすいので、非力な人でも力を入れやすい。

画像4: テントファクトリー オールランドキャリーワゴン Dタイプ WP

前後を合わせるようにたたむので、収納時の形状は平坦。収束型に比べると薄いので、クルマに積んでもかさばる印象はない。

1万6280円
【問】テントファクトリー

ogawa ディープキャリーワゴン

画像1: ogawa ディープキャリーワゴン

これまでにない超深型で荷物が安定する

これまでさまざまなブランドがアウトドアワゴンを発売してきたが、老舗ブランドのogawaは、この2021年モデルが初投入。

満を持して発売するということもあって、ほかのブランドとは一線を画す特徴がある。それが深さ47cmという超深型フォルムだ。

画像: 深さが47cmもあるので、51Lのクーラーボックスがフチより下に収まる。上に荷物を載せても、フチがあるので滑り落ちる心配がない。

深さが47cmもあるので、51Lのクーラーボックスがフチより下に収まる。上に荷物を載せても、フチがあるので滑り落ちる心配がない。

51Lのクーラーボックスを積んでみると、フチより下に収まるほどの深さ。これなら荷物を重ねて載せても、滑り落ちる心配がない。また深いことで、長い荷物を立てて積んでも安定して運べる。

ただし、奥行きが44cmと比較的狭め。奥行き40cmのクーラーボックスを積むと、左右に隙間はほとんどできなかった。

画像: タイヤは大径で幅広。実測したサイズは直径21cm、幅8.5cmだ。ほかの大径タイヤ同様、中空のプラスチックタイヤの中央にラバーを取り付け、舗装路での静粛性を確保。

タイヤは大径で幅広。実測したサイズは直径21cm、幅8.5cmだ。ほかの大径タイヤ同様、中空のプラスチックタイヤの中央にラバーを取り付け、舗装路での静粛性を確保。

そんな超深型の荷台に付いているのは、大径の幅広タイヤ。少々の段差や砂地、ぬかるみでも楽に引くことができる。

画像: 21㎝の大径タイヤなので、木の根や段差があっても楽に乗り越えられるのが魅力。幅も広いので、ぬかるみや砂浜での走破性も高い。

21㎝の大径タイヤなので、木の根や段差があっても楽に乗り越えられるのが魅力。幅も広いので、ぬかるみや砂浜での走破性も高い。

中空のプラスチックタイヤなので、カラカラといったプラスチック独特の音はするが、中央のラバーがその音も軽減してくれるので、気にするほどではない。

画像2: ogawa ディープキャリーワゴン

運搬時の使用感としては、幅広&大径のホイールなので、凹凸のある悪路でもスムーズに走行できて安心。アスファルトでは少しだがカラカラと音がする。

画像3: ogawa ディープキャリーワゴン

深型でタイヤ径が大きいわりに収納サイズは大きくならず、一般的なサイズに収まっている。しかも軽量なので持ち運びは楽。

2万1780円
【問】キャンパルジャパン

DOD アルミキャリーワゴン

画像1: DOD アルミキャリーワゴン

コンパクトな収納サイズで持ち運びが楽々!

アウトドアワゴン開発の草分け的存在であるDOD。年を重ねるごとに進化を遂げ、たどり着いたのがこの「アルミキャリーワゴン」だ。

フレームにアルミを採用することで、軽量化を実現。これまでのスチール製モデルに比べ約30%軽くなり、重量は10.1kgとなった。

画像: アルミフレームを採用することで、スチールフレームより30%ほど軽い約10kgに。これでほかのモデルと同等の重量になった。

アルミフレームを採用することで、スチールフレームより30%ほど軽い約10kgに。これでほかのモデルと同等の重量になった。

しかし、今回取り上げた6モデルのなかでは平均的な重さ。あくまでも当社比としての軽量化だ。 

画像: 内側に小物を入れておけるポケットを装備。手で持つのは煩わしいけれど、ワゴンに入れると埋もれてしまうという小物収納に便利。

内側に小物を入れておけるポケットを装備。手で持つのは煩わしいけれど、ワゴンに入れると埋もれてしまうという小物収納に便利。

それよりも特筆したいのが、収納サイズのコンパクトさ。ほかのモデルに比べるとひと回り小さいので、ラゲッジが狭いクルマでもかさばらず積載可能。家での保管でも場所を取らない。

軽量化されたことと、横にもハンドルが付いたことで、持ち運びも楽になっている。

画像: 実測したサイズは直径17cm、幅3cmと今回紹介したモデルのなかで最も細型。素材にはゴムのような弾力があるPVC タイヤを採用。ロック付き。

実測したサイズは直径17cm、幅3cmと今回紹介したモデルのなかで最も細型。素材にはゴムのような弾力があるPVC タイヤを採用。ロック付き。

タイヤは、最近の流行に反して細めのタイプを採用。砂地やぬかるみには適してはいないが、マンションの廊下やアスファルトなどでは使いやすく、とても静かに引くことができる。

画像2: DOD アルミキャリーワゴン

荷物を積載しての運搬時、細型のタイヤなので草地では引きにくいかと思ったが、軽やかに引くことができた。

画像3: DOD アルミキャリーワゴン

今回扱ったモデルのなかで、収納サイズは最もコンパクト。横にもハンドルが付いているので、片手でも運びやすい。

1万9706円(実勢価格)
【問】ビーズ

クイックキャンプ ワイドホイールアウトドアワゴン

画像1: クイックキャンプ ワイドホイールアウトドアワゴン

砂浜や悪路に強い大径タイヤが頼もしい!

日常の延長線上にある、アウトドアを楽しむことをコンセプトに誕生したブランド「クイックキャンプ」。

アウトドアはもちろん、家でも使える手軽さやデザイン性にこだわって製品を開発。コスパも◎。そんなブランドが開発したアウトドアワゴンがこのモデルだ。

画像: 大径タイヤなので段差も軽く通ることができる。幅広なため、ビーチやぬかるみでも沈み込みにくく、引っ張りやすい。

大径タイヤなので段差も軽く通ることができる。幅広なため、ビーチやぬかるみでも沈み込みにくく、引っ張りやすい。

その名のとおり、大径の幅広タイヤを採用。砂浜やぬかるみ、凹凸のある悪路も楽に引くことができる。

中空のプラスチックタイヤ特有の、カラカラという走行音を低減するために、タイヤ中央にラバー素材を装備。マンションの廊下などでも、静かに走行できる。

画像: 実測したタイヤのサイズは直径19㎝、幅8.5㎝。タイヤの中央にラバーが取り付けられているので、中空のプラスチックタイヤでも走行音が響きにくくなっている。

実測したタイヤのサイズは直径19㎝、幅8.5㎝。タイヤの中央にラバーが取り付けられているので、中空のプラスチックタイヤでも走行音が響きにくくなっている。

ハンドルの長さは、2段階に調節が可能。ハンドルを短くすれば小回りがきくようになるので、マンションの通路が狭いときなどは重宝する機能だ。

画像: Dリングを装備しているので、付属のバンジーコードを使って荷物を固定すれば、荷崩れの心配をせず、気軽に走行できる。

Dリングを装備しているので、付属のバンジーコードを使って荷物を固定すれば、荷崩れの心配をせず、気軽に走行できる。

また、本体の4カ所にDリングが装備されている。付属のバンジーコードで荷物を固定すれば、重ねた荷物が振動で落ちる心配がない。

画像2: クイックキャンプ ワイドホイールアウトドアワゴン

大径&幅広タイヤを採用しているので、凹凸が激しくてもタイヤが引っかかってしまうことなく走行ができた。タイヤにラバーがあるおかげで、アスファルトでも静粛性を確保。

画像3: クイックキャンプ ワイドホイールアウトドアワゴン

四隅を集めてたたむ収束式。カバーに付いている大型ポケットに底板を収納できる。大径ホイールではあるが、収納サイズはコンパクトだ。

9960円
【問】eSPORTS

写真:中里慎一郎 
文:牛島義之 
出典:GARVY2021年6月号 

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