【概要】夏の車中泊で活躍する、暑さ対策グッズを紹介。サンシェード&オーニング、涼感寝具など。

無理せず楽しく使うエコな涼感グッズ

画像: 無理せず楽しく使うエコな涼感グッズ

標高が高い地域のキャンプ場やRVパークで、さらに木陰を選べば、たとえ真夏でもエアコンや扇風機なしで心地よく過ごせる。とはいえ、いくらなんでもノーガードで挑むのはいただけない。

ガラスと鉄板に囲まれた車内は、日差しが当たるだけでぐんぐん車内温度が上がる。夜になると気温が下がるとはいえ、シートやマット、寝袋が熱をもつと寝づらいし、クーラーボックスの保冷力も落ちてしまう。

今回は人にも自然にもやさしいエコな車中泊アイテムを紹介するが、都市部では無力に感じることも。寝苦しいときは扇風機と併用するなどして、無理せず楽しく過ごそう。

サンシェード&オーニング

日差しを防ぐサンシェードは車中泊の必須アイテムだ。買い物や入浴など短時間の駐車時にも使えるので、高性能かつ準備と片付けが楽なものを選びたい。

自社生産の専用キルト生地で抜群の断熱性能

画像1: 自社生産の専用キルト生地で抜群の断熱性能

アイズ/Aizu マルチシェード
・価格:1万1000円~(車種、カラーにより異なる)
・適合車種:トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、いすゞ、スバル、ダイハツ、輸入車に対応

日差しと視線を防ぎ、プライバシーを守るシェードは、車中泊のマストアイテム。なかでもアイズのマルチシェードはたっぷり断熱材を挟んでおり、車種別設計のため死角なし。駐車時の温度上昇を大幅に抑え込む。

カラバリは遮熱性の高いシルバー/ グレー、メタリックブラックが都会的なブラッキー/ グレー、ブラッキー/ ブラックなど。

画像2: 自社生産の専用キルト生地で抜群の断熱性能

シェードの枚数が増えると面倒に思えるが、マルチシェードに採用されている吸盤は取り付けやすく、時間がたってもズレにくい。しかも取り外しが簡単で、枚数が多くても苦にならないのがいい。

画像3: 自社生産の専用キルト生地で抜群の断熱性能

使わないときは付属の収納ベルトでくるっとまとめて収納しておける。炎天下の駐車場は短時間でも車内温度が上がるので日常的に使いたい。

【問】アイズ

寝袋の場合、気温以上に蒸れが寝苦しさの大きな原因となる。触れるとひんやりして、湿気をためない調湿効果の高いものがベスト。

引っ張るだけで日差しを防ぐ常設型シェード

画像1: 引っ張るだけで日差しを防ぐ常設型シェード

シンプラス/シンシェード
・価格:9900円
・対応車種:スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ、マツダ、三菱、日産、ホンダ、輸入車

サンバイザーを固定するバーを利用して取り付けるシェードで、取り付け後は下に引っ張るだけでするりと伸びてセット完了。

収納はボタンを押すだけで自動的に巻き上げるため、暑いなか、シェードをセット・収納する手間がない。サイズは930から1400まであり、フロントガラスの幅によって選択する。

画像2: 引っ張るだけで日差しを防ぐ常設型シェード

巻き上げれば視界の邪魔にならないので、取り外し不要。そのままにしておけるのがうれしい。フロントガラス用しかないのが残念だ。

【問】シンプラス

バックドアを開けたまま日差しと雨を防ぐ

画像1: バックドアを開けたまま日差しと雨を防ぐ

アイズ/Aizu ブロッカー
・価格:1万4300~1万6500円(車種により異なる)
・対応車種:トヨタ ハイエース200(ロールーフ、ミドルルーフ、ハイルーフ)2013年1月〜現行、日産NV350キャラバン(ロールーフ、ハイルーフ)2011年6月〜現行

真夏はバックドアを開けたまま過ごしたくなるが、西日や急な通り雨に遭遇するとやっかいだ。

アイズブロッカーはバックドアに三角のオーニングを取り付けることで車内に風を取り入れ、熱と湿気を放ちつつ雨と日差しをブロックするスグレモノ。マルチシェードと併用して使えば夏の車内泊、キャンプが快適になる。

画像2: バックドアを開けたまま日差しと雨を防ぐ

アイズブロッカーは独自機構でタープ布を挟みこむことなくバックドアの開閉が可能。一度装着したらそのまま付けっぱなしにしてOK。

【問】アイズ

涼感寝具

寝袋の場合、気温以上に蒸れが寝苦しさの大きな原因となる。触れるとひんやりして、湿気をためない調湿効果の高いものがベスト。

シルクがもつ天然の涼感が心地いい

画像1: シルクがもつ天然の涼感が心地いい

コクーン/トラベルシーツ シルク
・価格:1万3750円
・サイズ:220×90cm
・重量:160g

ロングセラーのシルク製シーツ。天然素材のシルクには優秀な調湿機能があり、蒸し暑い日も蒸れず、シーツの中はドライ。しなやかで心地よく、敏感肌にやさしいのも特徴だ。

夏だけでなく、寒い時期は保温効果を発揮するなど一年を通して快眠をサポートするので、コスパ良好なのもありがたい。カラー/ プリントは全6種類。

画像2: シルクがもつ天然の涼感が心地いい

色違い、柄違いで用意されているので、好みのものを選ぶ楽しみあり。見た目も涼しく感じたいならブルー系がいいかも。

【問】エイアンドエフ

手持ちのマットにひんやり感をプラス

画像1: 手持ちのマットにひんやり感をプラス

ハイランダー/インフレーターマット用冷感敷きパッド
・価格:1180円
・サイズ:192×60cm
・重量:約500g

分厚いインフレーターマットは寝心地がいいけれど、熱がこもりやすい。これはハイランダーのインフレーターマットシリーズにフィットする冷感パッドで、裏のゴムバンドでズレることはない。

接触冷感指標であるQ-max値が0.3以上の生地を採用しており、冷たさを実感。シングルのほかにダブル用(2280円)もある。

画像2: 手持ちのマットにひんやり感をプラス

枕部分はT型ゴムバンド、裾は両角をゴムバンドで押さえるのでズレにくい。

【問】ナチュラム

Q-MAX値0.4以上の生地を採用

画像1: Q-MAX値0.4以上の生地を採用

ハイランダー/接触冷感シュラフ
・価格:5980円
・サイズ:192×80cm
・重量:1.3kg

寝袋の内側に接触冷感生地を採用した、ありそうでなかったプロダクト。接触冷感の指標、Q-max 値ははっきりと冷たさを感じる0.4以上を誇る。

ゆったりした封筒型のため、圧迫感がなく手足を伸ばして眠れるのがいい。ファスナーを開放して広げれば掛け布団のようになるので、自宅で使っても違和感がない。

画像2: Q-MAX値0.4以上の生地を採用

全開にすれば掛け布団に。全閉時は、足元に湿気がたまらないようファスナーの末端にあえて隙間を設けているのがおもしろい。

【問】ナチュラム

プリント柄が楽しいマミー型シーツ

画像1: プリント柄が楽しいマミー型シーツ

ナンガ/クールタッチシーツ レギュラー
・価格:1万4300円
・サイズ:210×80cm
・重量:520g

高いストレッチ性と吸水速乾機能をもつ夏用シーツ。蒸し暑い日でも心地よく感じる接触冷感素材を採用しており、寝袋の汗汚れ防止はもちろん、単独で使っても心地いい。

サイドのファスナーは大きく開くので、ファスナー開閉による温度調節機能を妨げないのもいい感じ。楽しい“イイカモ柄”をまとい、全3色展開。

画像2: プリント柄が楽しいマミー型シーツ

ストレッチ性が高いナイロン・ポリウレタンを採用し、窮屈な感じがしない。身長178cmまで対応。

【問】ナンガ

濡らして首に巻くだけでひんやり!

画像: 濡らして首に巻くだけでひんやり!

ロゴス/ひんやりドライタオル
・価格:1430円
・サイズ:100×30cm
・重量:65g

水に濡らして軽く絞っておくだけでひんやり冷たく感じるロングタオル。首に巻いたり頭に巻いたりしておけば、炎天下でも過ごしやすい。寝るときは固く絞っておくと、寝入りばなの寝苦しさ解消に役立つ。

乾いてもやわらかく、汗を吸い取ってくれるので首元の蒸れとは無縁だ。カラーはブルーとオレンジの2色から選べる。

【問】ロゴスコーポレーション

文:大森弘惠 
転載元:GARVY2021年8月号(7月9日発売) 

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