【概要】夏の車中泊での虫対策アイテムを紹介。メッシュ素材の網戸のほか、メッシュシェルター、防虫機能付きウエアやシーツがあれば、虫を寄せ付けずに快眠できる。キャンプにもおすすめ。

夏の車中泊の天敵、虫を防いで快眠しよう!

画像: 夏の車中泊の天敵、虫を防いで快眠しよう!

車中泊の虫よけアイテムの筆頭は、網戸だろう。荷室の広いミニバンであればメッシュテントを広げるという手もある。

けれど、どんなに網戸で防御していても、人が出入りする際に入り込まれてしまうもの。こまめに虫よけを塗るのも忘れずに。その上で、虫除け効果のあるウエアや寝具を用意しておけば、朝まで安心して眠れる。

室内用殺虫剤を併用するとさらに効果が高まるが、人体に影響を与えかねないので、その際は狭い空間用のものを選ぼう。高温と火気に注意することも忘れずに。

アイズ Aizu ウインドーバグネット

画像1: アイズ Aizu ウインドーバグネット

夏の車中泊を快適にする車種別設計網戸

車種別専用設計で、窓ガラスの溝にはめ込むだけでいい防虫網戸。装備も片付けも簡単にできる。

装着したまま窓を開け閉めできて、リアウインドウにいたってはそのまま走行できるので、クルマ旅に重宝する。

専用設計だけあり見た目の美しさは申し分なく、網もグラスファイバーネットを使用し、高耐久だ。

画像2: アイズ Aizu ウインドーバグネット

窓ガラスの枠にはめ込むだけ。フロントセットは装着したまま走行できないが、取り付け簡単で手間いらず。

画像3: アイズ Aizu ウインドーバグネット

軽自動車(写真はエブリイバン)からバン、ミニバンまで人気車を中心に190 車種以上を用意している。車種によってはフロントセットがない場合もあるのでWEB サイトを確認しよう。

対応車種:トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、いすゞ、スバル、ダイハツ、輸入車に対応(詳細はWEBサイトを検索)
価格:1万1000円~
【問】アイズ

アルパインデザイン ポップアップメッシュシェルター

画像1: アルパインデザイン ポップアップメッシュシェルター

広げるだけ! 虫を寄せ付けないシェルター

車の網戸がなくても、オールメッシュのポップアップテントがあれば窓全開で寝ても虫の不安なし。

例えば、車中泊人気の高いハイエースは荷室長300cm。タイヤハウスの張り出しがあるので標準フロアなら1 張り、底上げしたフロアなら2 張り入る。

コンパクトカーなら無理に車内で広げず、カーサイドタープの下で眠るなんて使い方も可能だ。

画像2: アルパインデザイン ポップアップメッシュシェルター

基本はポップアップテントなので円盤状収納袋に入れて持ち運ぶ。シートの下など隙間に入れられるのがうれしい。最初はたたみ方に不安があるが、説明書に従えば大丈夫。カラーは2色展開。

画像3: アルパインデザイン ポップアップメッシュシェルター

別売りコットとの相性もよく、車内でローコットと組み合わせればかなり快適。カーサイドタープの下で昼寝するのにもイイ。

サイズ:約203×63×65cm
重量:約1.2kg
価格:4389円
【問】メガスポーツ

カーメイト LM35 防虫ネットVER.2 フロント用

画像1: カーメイト LM35 防虫ネットVER.2 フロント用

コードロックとマグネットで汎用性あり

虫の侵入を防ぐ1.5mm という細やかな穴のメッシュを採用しており、爽やかな風のみを車内に取り入れるロングセラー網戸。

取り付け方はイージーで、運転席・助手席の窓枠に防虫ネットをかぶせて4個のマグネットでフィットさせるだけでよし。

アルミなどマグネットが付かない車両を除き、車種を選ばず取り付けられるため、近いうちに車両の買い替えを考えている人も安心。もちろん、レンタカーでの旅でも利用できる。

画像2: カーメイト LM35 防虫ネットVER.2 フロント用

防虫ネットをかぶせたあと、コードロックを引っ張ることでたるみを取り除くので、シワがなくスッキリして見える。汎用性ありだがもたつかないので、見た目の暑苦しさなし。

サイズ:約120×90×1.2cm
重量:約165g
価格:6286円
【問】カーメイト

カーメイト LM36 防虫ネットVER.2 リア用

画像1: カーメイト LM36 防虫ネットVER.2 リア用

目の細かなメッシュで虫を防いで風を通す

後部座席用ドアにかぶせる防虫ネットでフロント用と組み合わせれば、大きな窓から風を取り入れられるようになるのだ。

やや取り付け手順は異なるが、スライドドアにも対応しているのがうれしい。気をつけたいのがスライドドアのラッチ。見えづらいが、防虫ネットが干渉しないように取り付けよう。

画像2: カーメイト LM36 防虫ネットVER.2 リア用

裏側下部はバックル付きのベルトを通しており、これでどんな車種でもピタッと決まる。ベルトの余りが垂れないのも高ポイント。

サイズ:約125×90×1.2cm
重量:約180g
価格:6286円
【問】カーメイト

フォックスファイヤー SCボックスシーツ

画像1: フォックスファイヤー SCボックスシーツ

レンタカーやレンタル寝袋でも安心

防虫効果をもつ機能性素材「トランスウェット・スコーロン」を採用していて、SCボックスシーツにくるまれていると嫌な虫の攻撃を受けにくくなる。網戸のない車内で眠るときやタープ泊で手放せないアイテムだ。

枕収納ポケット付きなので枕がずれないのもストレスなし。適応身長は190cmまでで、小柄な人向きのショートサイズ(1万450円)もある。

画像2: フォックスファイヤー SCボックスシーツ

シンプルな封筒型で圧迫感なし。吸汗速乾かつ通気性良好で蒸れを軽減するため、夏の車中泊ならこれ1枚でもよし。蚊やマダニを寄せ付けないのでレンタカーでも頼りになる。

画像3: フォックスファイヤー SCボックスシーツ

コンパクトに持ち運べるスタッフバッグ付き。カラーは全2色展開。レンタル寝袋を使うときにも、これさえあれば衛生面の不安はない。

サイズ:約215×80cm
重量:約330g
価格:1万1550円
【問】ティムコ

フォックスファイヤー SCウインドパスクルー

画像1: フォックスファイヤー SCウインドパスクルー

薄くて軽いジャカード編みのシャツで通気性もよし

防虫、吸汗速乾、UVカット機能をもつしなやかなシャツはキャンプ&車中泊の旅で大活躍。着るだけで虫が寄りにくいので、虫よけ剤や蚊取り線香と組み合わせれば虫の悩みを大幅に軽減できる。

首元までガードするフーディー(1万4080円)やフルジップ(1万2980円)もあるので好みによって選びたい。

画像2: フォックスファイヤー SCウインドパスクルー

薄手で粗めの編みなのでかなり通気性が高く、蒸れずに過ごせるシャツ。ストレッチ性も良好だから運転時やアクティビティでのストレスも軽減してくれる。着ているだけで防虫機能やUVカット機能を得られるので、肌の弱い人も安心して着用したい。

サイズ:S〜XL
重量:約150g
価格:7480円
【問】ティムコ

文:大森弘惠 
出典:カーネルvol.50 2021年夏号 

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