車中泊デビュー入門・事前準備編。初めて車中泊を行う人のために、簡単、手軽にできる車中泊グッズとアイデアを紹介。車中泊三種の神器、マット、シェード(カーテン)、寝袋の代わり使える100均グッズ、家庭用品など、簡易的に車中泊するためのグッズを紹介。

まずは自分の車を知る!

画像: まずは自分の車を知る!

一般乗用車での車中泊の場合、自分の車のどこで寝られるかを知ることが、快適車中泊の第一歩。まずは自分の車のシートアレンジやラゲッジスペース(荷室)の広さを確認してみましょう。

車内の就寝場所は、大きく分けると「シート上」か「ラゲッジスペース」のふたつ。

例えば、シートを倒してフラットに近い状態に一体化することができれば、シート就寝が可能ですし、シートアレンジなどでフロアに寝られるスペースがあれば、ラゲッジスペース就寝が可能です。

シートアレンジは車種によってさまざま。なので説明書やウェブサイトなどを見ながら、どのようにシートが展開できるか確認を。そして、足をまっすぐに伸ばして横になることができ、1名分の目安幅50㎝以上が確保できる就寝場所を探しましょう。

フラットに近い状態であることがベストですが、ある程度の凸凹は解消できます。次の項目をチェック!

「シート就寝」「ラゲッジスペース就寝」の解説、快適に眠るためのテクニック

最初の項目で、車内のどこで眠れるかが把握できたと思いますが、こちらでは「シート就寝」「ラゲッジスペース就寝」それぞれの特徴と気になる点、快適に就寝するためのテクニックを紹介していきたいと思います。

シート就寝の場合

画像1: シート就寝の場合

クルマのシートを使うので、クッション性の高さはピカイチ。ただしフラット性は、いまいち望めないかも? ただしこれはクルマのシート形状によって異なります。

最近のミニバンや軽自動車などレジャーを意識した車種は、比較的、シートを倒すとフラットに近いものが多くなっています。とはいえ、上の写真のように段差が生じるものも多々。写真で見ると、たいした段差には見えないかもしれませんが、横になってみるとかなり背中に違和感が……。

また就寝の度に、大幅なシートアレンジが必要になってくるのが面倒な点です。

シートの凸凹を解消するには

画像2: シート就寝の場合

タオルやブランケットなどクッション性があり、形を自在に変えられる布類で段差を埋めて、フラット化に近づけます。

画像3: シート就寝の場合

フラット化ができたら、その上にキャンプマットや銀マットを敷いておくと、さらに快適な寝場所ができあがりますよ!

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ラゲッジスペース就寝の場合

画像1: ラゲッジスペース就寝の場合

フラット性が高くて寝やすいのがラゲッジスペース就寝。ただし床がゴツゴツしていて、クッション性が低いのが気になる点。さらに床が低いので、寒い季節は地面からボディに伝わる冷えが気になることもあります。

またシートアレンジの手間が少なくすむことが多いですが、ラゲッジスペースに荷物を積んでいる場合は、その荷物の移動が必要になります。

ラゲッジスペースのゴツゴツを解消するには

画像2: ラゲッジスペース就寝の場合

そんなことも踏まえ、荷室就寝の場合はクッション性と防寒性を備えたマット類の使用が快適です。車中泊デビューの方には、ホームセンターなどで手に入る厚めの銀マットがおすすめ。お手頃価格なので気軽に手に入れることができます。

画像3: ラゲッジスペース就寝の場合

自宅にあるものを活用するなら、ふだん使っている布団を持ち込むのも手。サイズが大きく、持ち運びや収納の手間はかかりますが、慣れた布団なので寝心地よく眠れるはず。

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車中泊の寝具は、寝袋か布団を用意

画像: 車中泊の寝具は、寝袋か布団を用意

一般乗用車での車中泊寝具は、大きく分けて「寝袋」と「布団」のふたつ。

寝袋の利点は、コンパクトな収納性と素材のハイスペックさ。価格は製品によってさまざまですが、例えばマイナス温度でも耐えられる高品質ダウンのものだとかなり高価。

いっぽう、寝袋を持っていない場合は、自宅の布団を車内に持ち込むのも手。余計な出費が抑えられ、慣れた布団で快適に就寝が可能。ですが、収納のコンパクト性は望めません。布団積載のことも考慮して、車内へ持ち込む荷物量の調整を。寝袋or布団は、スペースや予算、好みで検討を。

安眠するなら、窓の目隠しをお忘れなく!

画像1: 安眠するなら、窓の目隠しをお忘れなく!

車中泊で寝床の準備と同じくらい重要なのが「窓の目隠し」。その理由はいくつかあります。

まずは車外からの視線防止。気にならない人もいるかもしれませんが、無防備な状態の睡眠時だからこそ、車外からの視線はシャットアウトしておきたいもの。

もうひとつの理由は、まぶしさ対策。特に夏場は日差しが強烈。また日差し以外にも、駐車位置によっては一晩中、常夜灯がともり、まぶしいことも。

さらに、冬の車中泊では、車外からの冷気遮断のために窓をふさぐことが重要なのです。

車種専用のシェードやカーテンを使えば、もちろん車の窓にジャストフィット。車外からの冷気や日差しを遮断してくれるなど、ハイクオリティなものも。ただしお値段もそこそこします。

まずは手軽に、身近なもので代用してみてもいいでしょう。車中泊旅を今後も続ける予定ならば、専用品を購入するのをおすすめします!

布とガムテープで超簡単な目隠し対策

画像2: 安眠するなら、窓の目隠しをお忘れなく!

窓の幅に合わせたタオルや布をガムテープで張り付ける方法。見栄えはあまりよくありませんが、身近なもので手軽に目隠しできます。

100均グッズでお手軽DIY

画像3: 安眠するなら、窓の目隠しをお忘れなく!
画像4: 安眠するなら、窓の目隠しをお忘れなく!

家庭用のカーテンワイヤーや突っ張り棒を利用して布をかけ、洗濯ばさみなどで留めればOK。

安価な市販カーテンも〇

画像5: 安眠するなら、窓の目隠しをお忘れなく!

汎用の吸盤付きカーテンを購入するのも〇。写真のカーテンは2枚1,000円ほど。透け感が少しありますが、手軽さはピカイチ。

気にならない人は……アイマスク

画像6: 安眠するなら、窓の目隠しをお忘れなく!

窓をふさぐのが面倒な人や、人の視線が気にならない人は、アイマスクを使うのも手。明かりも視線も感じることなく、安眠できるかも⁉

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車内で“過ごす”ための快適グッズ

画像1: 車内で“過ごす”ための快適グッズ

さらに快適な車中泊をするのなら、車内グッズの用意もお忘れなく。車内グッズをいろいろ持ち込めば、車中泊の快適度はアップします。けれどクルマには限られたスペースしかなく、あれもこれもと持ち込むわけにはいきません。

まずは必要最低限のグッズをそろえ、その後は車内のスペースや、自分の車中泊スタイルに合ったグッズをそろえていくのがいいでしょう。

こちらで紹介する快適グッズは「必須」というわけではありません。しかし、用意しておけば車中泊環境がかなりアップします。カーネル編集部が必要最低限の装備として推奨したい車中泊グッズは「ランタン、ライト」「ミニテーブル」「密閉ボックス」「クーラーボックス」の4つ。

車中泊というと、寝床や目隠しなど快眠環境を整えることに力を注ぎがち。ですが、忘れちゃならないのが、「車内で過ごす」時間。こちらもきちんと対策を。車内で「寝る」「過ごす」を快適にすれば、クルマ旅の質がぐぐっと向上するはずです。

ランタン、ライト

画像2: 車内で“過ごす”ための快適グッズ

車中泊時はエンジンをオフにするので、夜の車内はなにも明かりがなく、暗い状態に。なのでLEDタイプの明かりを用意しましょう。車内を照らせるほか、夜に車外に出るときも重宝します

ミニテーブル

画像3: 車内で“過ごす”ための快適グッズ

車内での飲食や、小物類の置き場として活躍するミニテーブル。シート上やフロア上にそのまま食べ物や飲み物を置くのは不安定だし、衛生面も気になるところ。用意しておきたいグッズです。

密閉ボックス

画像4: 車内で“過ごす”ための快適グッズ

就寝時に意外と気になるのが車内のゴミの匂い。特に生ゴミ類は匂いがきついので、ふたがかっちりと閉まる密閉ボックスで保管を。匂いが漏れないよう気をつけましょう。

クーラーボックス

画像5: 車内で“過ごす”ための快適グッズ

食べ物や飲み物の保冷や保温に役立つクーラーボックス。また、旅先で出合った要冷蔵のグルメなども一時保存しておけます。使わないときは折りたためるクーラーバッグも便利。

車中泊三種の神器

画像: 車中泊三種の神器

まずは試しに車中泊をしてみたいという人は、今回紹介したお手軽車中泊の快適グッズで挑戦してみては? 必要最低限、用意するものは、寝床グッズ、寝具、目隠しグッズの3つ。これは「車中泊三種の神器」と言われる、「マット」「寝袋」「シェード」(またはカーテン)に当てはまるもの。

今後、車中泊旅を続けていくのであれば、専用品やアウトドア用品を使用したほうが、快適度が格段に上がるのでおすすめですよ!

出典:カーネル 2019春号 vol.43 別冊付録
写真:中里慎一郎、編集部

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