OMCのキャンピングカー「narrow銀河」を紹介。ハイエース標準(ナロー)ボディ車をベースにしたバンコンタイプのキャンピングカーで、ワイドロング版の銀河と同じレイアウトを、若干コンパクトにしている。

あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

画像: まるで寝台特急のような、魅力的な内装を実現。

まるで寝台特急のような、魅力的な内装を実現。

寝台特急のような空間が、キャンピングカーファンを魅了しているOMCの「銀河」。ハイエースやNV350のワイド・スーパーロング車をベースにしているが、駐車スペースや取り回しの問題から、諦めていた人もいるのではないだろうか。

画像1: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

そんな状況にも対応してくれるのが、標準(ナロー)ボディ車をベースにした「narrow(ナロー)銀河」だ。ワイドロング版の銀河と同じレイアウトを、若干コンパクトにしている。

基本的なレイアウトを見てみよう。

画像: シンク内蔵のキッチンは、コンロを置いたり、調理台として使うことができる。

シンク内蔵のキッチンは、コンロを置いたり、調理台として使うことができる。

まず運転席の後ろには、シンクや電子レンジなどのキッチンユニットが装備される。この上に、オプションの家庭用エアコンを装備することも可能だ。

画像2: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

オプションのエアコンは、リチウムイオンバッテリーやインバーター、走行充電システムなどとセットとなり、フル稼働で約4時間使用できる。

画像3: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

その後ろには、常設の2段ベッドが縦方向に置かれる。ベッドを使わない時は、ソファーや物置きスペースとして使うこともできる。

画像4: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

その横にはセカンドシート、サードシートが置かれ、対面にしてテーブルを付ければ、2人でゆったりくつろげるダイネットに。

画像5: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

2、3列シートは走行時、前向きにすることも可能。

画像6: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

また3列シートを倒せば、大人1名分の就寝スペースを確保できる。

画像7: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

車両最後部には、個室タイプのトイレルームがしっかりと設けられているので、夜のトイレが心配な人でも安心して車中泊が楽しめるだろう。

画像8: あの“銀河”の装備が、ナローボディで登場

車両後部に機能がギュッと詰まったnarrow銀河。二段ベッドやトイレルームは、本来の使い方以外に、様々なアイテムを積むラゲッジスペースとして活用することも可能だ。

こんな人にオススメ!

家とは違う空間で寝るというのが、旅の醍醐味だ。特に寝台列車の空間は、格別に男心をくすぐる。そんな雰囲気を再現したnarrow銀河は、男の隠れ家としても最適だ。

narrow銀河 4,360,000円~(税別)

■ベース車両/ハイエースバン標準ボディ ■サイズ/全長4695×全幅1695×全高2340㎜ ■主要装備/二段ベッド、2列目FASPシート、3列目固定シート、テーブル、ルーフベント、15ℓ冷蔵庫(エアコン非装着は21ℓ)、ギャレー、カーテン、床クッションフロア、室内LED照明、105Ahサブバッテリー、走行充電システムなど

【問】OMC ☎042-520-6440

写真・文/山崎友貴
出典/カーネルvol.46 2020 夏号

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