車中泊のおすすめグッズ「ポータブル電源」に注目。大容量5製品の特徴とスペックを紹介しよう。ふだんの生活であれば、何も意識することなく、電気の恩恵を受けているが、クルマの中となれば話は別。狭い空間で、限りある電気を利用するクルマでは、電気は貴重な存在だ。手軽に電気を持ち運べる「ポータブル電源」は災害時にも役に立つ!

そもそも「ポータブル電源」とは?

画像: 写真/渡辺圭史

写真/渡辺圭史

リチウムイオン電池が普及して、コンパクトなサイズでも十分な容量が確保されたポータブル電源。サブバッテリーシステムを組む必要もなく、簡単に電源設備をクルマに装備できるグッズだ。電源となるバッテリーとともに、バッテリーへの充電器、家庭用家電が使える100V を出力するインバーターなどが、コンパクトなボディにパッケージされている。

安全面も考慮されており、高温になると安全装置が作動するなど、様々な対策が取られている。また、ソーラーパネルを接続できるタイプもあり、旅行での車中泊以外に、災害時でも利用できることから、非常用電源として備えておく人も増えてきているようだ。ポータブル電源を選ぶときのチェックポイントは、バッテリー容量とインバーター出力。自分が「何をしたいか」を考えてサイズを選ぼう。

それではさっそく、カーネル編集部おすすめのポータブル電源5製品を紹介しよう。

ANKER PowerHouse

画像: ANKER PowerHouse

デザインで牽引するポータブル電源

デザイン性の高いアルミボディに120,600mAhもの超大容量のリチウムイオン電池を組み込みながら、コンパクトさを追求したポータブル電源。電圧管理、温度管理を完備。高電圧や過電流から回路を守るサージ防止機能も付く。

■容量:434Wh(14.4V) ■DC出力:12V/10A ■USB出力:5V/6A(各ポ ート最大2.4A) ■AC出力:110V/1.09A ■サイズ:約200×165×145mm ■重量:約4.2kg ■価格:¥46,111(税別)
問:アンカー・ジャパン

GOAL ZERO Yeti Lithium 400(100V) Portable Power Station

画像: GOAL ZERO Yeti Lithium 400(100V) Portable Power Station

リチウムイオンバッテリーで進化

総合ポータブルバッテリーとして人気であったYetiシリーズに、リチウムイオン電池を採用したモデル。視認性の高いパネルには、電池の使用状態から、使用電力、入力電力まで表示される。ソーラーパネル接続可能。

■容量:約428Wh(39.6Ah、10.8V) ■DC出力:12V/最大120W ■USB出力:5V-2.4A(最大12W) ■AC出力:100V-60Hz/300W(サージ電力1,200W) ■フル充電所要時間:約7時間(専用ACアダプター使用時) ■サイズ:190×286×177mm ■重量:約7.4kg ■価格:¥88,000(税別)
問:アスク

LACITA エナーボックス(ENERBOX)

画像: LACITA エナーボックス(ENERBOX)

三元系リチウムポリマー電池を使用

安全性の高さから注目されている三元系リチウムポリマー電池を使用。ハイパワーで充電効率が高く、電池の寿命が長いという特長がある。独自のバッテリーコントロールシステムで最先端の安全性を実現。とてもコンパクトなのにAC出力端子を3個備え、複数の電気製品を接続できる。

■容量:444Wh(3.7V、120,000mAh) ■DC出力:12.5V~24V/6.2A(最大) ■USB出力:5V-2.1A(各ポート最大) ■DC/シガーソケット出力:9~12.6V/15A(3ポート最大) ■AC出力:100V-60Hz/400W(定格) ■フル充電所要時間:6~7時間(専用ACアダプター使用時) ■サイズ:307×134×184mm ■重量:約5kg ■価格:¥49,800
問:LACITA

SUAOKI G500 500Wh Portable Power Station

画像: SUAOKI G500 500Wh Portable Power Station

コンパクトボディで500Whを実現

コンパクトボディに500Whの大容量バッテリーを搭載。USB経由の急速充電QC3.0やtype-Cなど、最新のガジェットに対応した端子も装備されている。リチウムイオン電池の充電時、温度や電圧を管理するBMS搭載。

■容量:500Wh(137,700mAh) ■DC出力:12V/36W(3A) ■DC出力(シガーライターソケット):12V/120W(10A) ■USB出力:5~12V-3A ■Type-C出力:5~12V/3A(QC 3.0) ■AC出力:110V-50/60Hz/300W(瞬間最大600W) ■サイズ:280×190×210mm ■重量:約6.8kg ■価格:¥59,880
問:SUAOKI support@suaoki.com

HONDA LiB-AID E500

画像: HONDA LiB-AID E500

「電気を運ぶ」を実現した元祖の系統

1965年に登場したホンダ初の発電機E300をモチーフにデザイン。独自開発の正弦波インバーターでコンパクトな設計を実現。2台を接続して利用可能。ホンダの発電機と並列接続もでき、より高出力を得られる。

■容量:377Wh ■USB出力:5V/10W(2A) ■AC出力:100V/定格出力300W(最大出力500W) ■フル充電所要時間:約6時間(専用ACアダプター使用時) ■サイズ:266×182×248mm ■重量:約5.3kg ■価格:¥79,920
問:本田技研工業

文/渡辺圭史

※こちらの記事は『カーネル』2019年早春号 Vol.42から抜粋、再編集したものです。

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