1月に放映されたNHK『あさイチ』、そして2月に開催されたジャパンキャンピングカーショーでは、緊急時の車中泊活用法を、車中泊専門誌『カーネル』の編集部員が解説させていただきました。おかげさまで大反響! 多くの方々から問い合わせをいただいたため、今回、再度その内容とアイテムを紹介する第一弾。

タオルや衣服、銀マットで窓を防ぎ
防寒、日差し、目隠しの対策を!

画像: タオルや衣服、銀マットで窓を防ぎ 防寒、日差し、目隠しの対策を!

市販の車中泊アイテムでも、便利なシェードは発売されているので、もちろんそういった既製品を持っていれば、それがベスト! さらに、量販店などで安価な銀マットを購入して、DIYしてもいいかもしれません。しかし、そういった準備ができないまま被災し、車中泊をしなければいけなくなったときは、こういったタオルや衣服などで、日差し&防寒対策、そしてプライバシーの確保に活用できます。ただし、必ず外の様子がわかるように、少しだけ隙間をあけておくのがポイント。100円均一などで購入できるマグネットなども積んでおくと、クルマの内側からタオルなどを留められるので便利です。

快適に眠るためには、
シートをフラットにしてストレスを減らす!

画像: 快適に眠るためには、 シートをフラットにしてストレスを減らす!

リラックスして眠るためには、体にストレスを与える凹凸をできるだけ減らすこと。市販品で車中泊用のマットが販売されていたり、アウトドアで使用するテント用マットなどを持っているなら、常時クルマに積んでおくと、緊急時の車中泊でもフラットかつクッション性の高い寝床で寝ることができます。しかし、そういったマットを持っていない方々も多いと思います。そんなときは、タオルや毛布、衣類などで可能なかぎりシートをフラットにして、快適度を高めること。荷物の多さによっては、ラゲッジ部を最大に広げて寝ることも一考してみてください。

衣服やタオルは、毛布などは
圧縮袋に入れて、デッドスペースに!

画像: 衣服やタオルは、毛布などは 圧縮袋に入れて、デッドスペースに!

緊急時の着替えや防寒のために、いつも車内に衣服やタオル、毛布などを積んでおけば、様々なシチュエーションに対応できます。しかし、日常でクルマを使用する際、邪魔になってしまうこともあります。そこで、圧縮袋でコンパクトにして、シートの下などのデッドスペースに入れておくと、いざというときに非常に便利です。ここで紹介している目隠し対策やシートのフラット化も、こういった予備の衣服などがあってこそ。古着で十分ですが、家族の人数や年齢、そして季節を考慮して、衣類を準備してください。

足先をできるだけ上にあげて、
エコノミークラス症候群を予防する!

画像: 足先をできるだけ上にあげて、 エコノミークラス症候群を予防する!

まずは自分の愛車が、どういったシートアレンジが可能なのかを把握しておくが大切です。できるだけフラットにして、リラックスできる体勢で寝られるように、日ごろから車中泊をしておくと、いざというときも、あわてずに対処できます。クルマによっては、シートよりもラゲッジのほうがよいことも。またシートで寝るときは、できるだけ足先を心臓と同じくらいの高さに上げて眠ること。長時間、同じ体勢で寝たり、足を下に曲げて寝ると、血流が悪くなりエコノミークラス症候群を発症しやすくなります。バッグやダンボールなどを足元に置いて、体を水平に保つことを心がけてください。もちろん、水分補給や適度な運動、マッサージなども有効です。

銀マットは汎用性高し!
車内に一枚積んでおくべし!!

画像: 銀マットは汎用性高し! 車内に一枚積んでおくべし!!

登山やキャンプなどのテント泊で使用するような、専用のマットがあれば、間違いなく快適な睡眠に近づけると思います。しかし、そういったギアを持っていない人は、量販店で販売している安価な銀マットでもいいので、車内に日ごろから積んでおくことをお勧めします。あるときは窓を内側から覆うシェードに、あるときはシートに敷いてマットとしても使用可能。状況に応じて活用することができます。ペラペラのレジャーシートよりも、やや厚みがあるほうが、保温材としてもベター。1枚1,000円くらいで購入できます。

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