「体をできる限り水平にして寝る」。
それが一般的なクルマで車中泊をする際の、安眠のためのポイント。エコノミークラス症候群を予防する一番の対策でもあります。それでは具体的に、どのような方法があるのでしょうか? 車内をフラット化するのに有効な、4つのアイデアを紹介します!

アイデア1
凸凹やすき間をタオルなどの布類で埋める

画像: アイデア1 凸凹やすき間をタオルなどの布類で埋める

まず、運転席や助手席のシートで寝ざるをえない場合について考えてみましょう。クルマのシートは、本来、寝る際の快適性を考慮して設計されていないため、完全にフラットな状態にはならないことが多く、シートを倒しても凸凹が目立ちます。

しかし、タオルなど身近な布類を使って、凸凹やすき間を埋めていけば、水平に近づけることができます。タオル類は就寝人数+2名分くらいの量を用意しておくのがおすすめ。さらに上から銀マットを敷けば、寝心地もグッド!

アイデア2
足元の空間には大きな荷物を

画像: アイデア2 足元の空間には大きな荷物を

シートで寝る際にもうひとつ気をつけたいのは、足元の空間。座った状態と同じ、つまり膝が曲がった状態で寝てしまうと、足の血のめぐりが悪くなり、エコノミークラス症候群になりやすい状況になってしまいます。
しかし、ここも少しの工夫で改善可能です。荷物を足元に入れるだけで、足が上がり、体が水平な状態に近づきます。足元に入れるのは、クーラーボックスやザック、段ボール箱でも何でも大丈夫!

また、ダッシュボードの上に足をのせて寝るのも、足に血がたまるのを防ぐことができます。災害などでクルマで寝ることになった場合は、非常時ということで、行儀などより、体のことを優先しましょう。

アイデア3
ウォークスルーは収納空間に

画像: アイデア3 ウォークスルーは収納空間に

就寝スペース上、大きな窪みとなるウォークスルーは、収納空間として活用すれば、効率よく埋められます。
キャンプ道具やスノーボードなどを配置して、空間の大部分を消費するようにしましょう。うまく埋まれば、左右のシートをつなげた寝床にすることもでき、より広いスペースで眠ることも可能です。

アイデア4
エアベッドで段差を一発解消!

画像: アイデア4 エアベッドで段差を一発解消!

シート就寝でも荷室就寝でも、空気注入式のベッドや厚みのあるマットがあれば、それを敷くだけで段差を解消できます。
クッション性も高く、快眠に近づくこと間違いなし!

※まとめ
フラット化を心がけ
快眠できる車中泊に!

画像: ※まとめ フラット化を心がけ 快眠できる車中泊に!

今回紹介したアイデアのほかにも、板やスノコを使ってベッドを作る、タイルカーペットを複数枚組み合わせて使うなど、様々な工夫があります。
車中泊を続けていくうちに、自分や自分のクルマに合ったフラット化が、きっと見つかりますよ!

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