多彩なシートアレンジや使い勝手の良さで高い人気を誇るホンダ/フィットが、6月にマイナーチェンジ! 新たに「Honda SENSING」が採用され、より安全にクルマ旅を楽しむことができるようになったとのこと。これは気になりますね! ということで、神奈川県横浜市みなとみらいで開催された、メディア試乗会に行ってきましたよ。編集部の大橋&吉澤コンビが、一般ドライバーの目線でレポートします。お楽しみください~。

まずはブリーフィング。
「どこがどう変わったか?」を理解する

画像: まずはブリーフィング。 「どこがどう変わったか?」を理解する

試乗会のスタートとなるのは「ノートルダム横浜みなとみらい」。桜木町駅から歩いて数分、運河の横にある素敵な結婚式場。もちろん今回のように、結婚式以外でも使用されるようで、おしゃれな雰囲気がオジサン(=大橋)にアウェイ感を感じさせてくれます。そそくさと受け付けを済ませ、ブリーフィング会場へ。写真では、まじめに話を聞いているように見える……。吉澤いわく「大橋サン、寝てましたよね!?」寝てねーよ!! いやいや。しっかり聞いてましたよ!

ま、大雑把に言ってしまうと、今回のマイナーチェンジのポイントは、なんといっても「Honda SENSING」! ご存じない方のために、念のため書いておくと、この「Honda SENSING」(ホンダ センシングと読みます)は、安全運転支援システムのこと。いわゆる完全な自動運転ではないのだけれど、運転しているドライバーを先進技術がサポートしてくれるのです。それがフィットのようなコンパクトカーにまで採用されるというからスゴイ! 車両前方の状況認識と、ブレーキやステアリングの制御システムが連動して、衝突などの事故を起こしにくくしてくれるとのこと。それなら、長距離ドライブが苦手な人でも、クルマ旅を長い距離と時間で楽しめるようになるはず。じゃあ、実際に乗って体感してみよう!ということで、横浜の街へ行ってきました。

首都高速をスーイスイ!!
確かに快適だ

画像: 首都高速をスーイスイ!! 確かに快適だ

「ヨッシー(←吉澤)、横から俺をカッコよく撮ってよ」
今回、カメラマンを務める吉澤に声を掛けてみましたが……残念ながら吉澤は無言。どうやら「カッコよく」というのが、腑に落ちないらしい。いろいろカメラの設定をイジッていますが、「カッコよく」という項目はないようですね(←当たり前)。まじめだからなぁ。真剣に悩んでしまっている。
「ごめん。フルオートでいいよ……」
そんなやり取りのあと、いよいよ出発。パシフィコ横浜を経由して、首都高速神奈川1号横羽線へ。ホンダの推奨ルートとして記載されている、みなとみらいICから新山下ICまでのルートを辿ることに。

いやー、快適&安心とは、このことですな。白状しますと、最初、首都高速を逆方向にのってしまったのですが、すぐに最初のICで降りて裏道を走り、再度、首都高にのって当初のルートに復帰。この裏道を走る際の小気味よさ、そして首都高でのストレスのない加速の両方を実感しました! 今回乗ったのは「HYBRID S」というグレードですね。これは1.5L i-VTECエンジンに i-DCDなるシステムをプラスした駆動システム。簡単に言ってしまうと、エンジンにモーター内蔵の変速機を合体させて、よりパワフルに、そしてより低燃費に走ることができるという。今回は残念ながら、50分ほどの試乗会だったので、新山下ICからすぐの、いつもお世話になっているアウトドアショップに少し立ち寄って引き返すことに。次は長距離運転で試してみたいなぁ。

ショートルートながらも
最先端技術「Honda SENSING」を体感

画像: ショートルートながらも 最先端技術「Honda SENSING」を体感

ウン! アウトドアショップにも似合う、スタイリッシュな外観もいい感じ。しかし、シャッターを押す吉澤が、毎回、首を横に傾ける。クルマもお店をいいけど、乗っているオジサンの風貌が気に入らないのかな……。「ま、いいか」とつぶやく吉澤。この言葉を合図に、アウトドアショップをあとにする。運転中、なんだか微妙な空気だが、そんなことを気にしている暇もなく、ゴールの「ノートルダム横浜みなとみらい」に到着。短い時間でしたが、新型フィットのドライブを楽しめました! この駆動系とボディサイズなら、長距離運転でも街中でも、どちらもイケる!

そしてウワサの「Honda SENSING」。残念ながら、すべての性能を体感することはできなかったのですが、高速道路ではみ出さないようにしてくれる「路外逸脱抑制機能」や、適切な車間距離を保ってくれるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、さらにはフラつかないようにしてくれるLKAS(車線維持支援システム)は、高速道路を長距離&長時間走るクルマ旅にこそ有効だと実感。カーブでやや膨れそうになった際、グッとハンドルがクルマを修正してくれる感じ! さらに先行車が詰まっていたら、クルマが認識してギュッと減速してくれる。慣れない挙動で最初はドキドキしましたが、これからのクルマの未来を感じさせてくれた、そんな新しい感覚を味わうことができました。

では、車中泊カーとしての
ポテンシャルは?

画像1: では、車中泊カーとしての ポテンシャルは?
画像2: では、車中泊カーとしての ポテンシャルは?

では、車中泊カーとしてはどうか? ラゲッジはかなりフラットになりますね。室内高は十分だが、ややラゲッジ部で横になると長さがやや足らないかも!? シートは1列目と2列目をつなげれば、足は伸ばせそう。でも、2列目のシートのリクライニングが気になる。写真の角度からは倒れないようですね。うーむ。でも、どちらもリカバリーできそう。工夫によっては、十分に車中泊カーとして活躍できると思われます。
ということで、ラゲッジで寝るか、シートで寝るか? 凸凹はあるか? シートやラゲッジの長さは? 室内高は? 気になる、気になる……。そんな新型フィットの車中泊カーとしてのポテンシャルを、2017年9月8日発売の『カーネル』37号でさらに紹介する予定! こちらもぜひともお楽しみに!!

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