「実は知らなかった」「いまさら聞けない」車中泊の素朴な疑問にお答えする連載企画。車中泊の基本にもどって解説します! 車中泊初心者のかたは参考に、ベテランのかたはおさらいがてら、CHECK!

【答え】公共駐車場でも可能だが、ホテル泊のほうが無理なく現実的

画像: 【答え】公共駐車場でも可能だが、ホテル泊のほうが無理なく現実的

ひとくちに「都市」といっても環境は様々で、一概にいうことはできないが、まず無料の車中泊スポットというのは期待できない。したがって車中泊候補地は、有料の観光駐車場か、コインパーキングを利用することになる。その際は、深夜料金あるいは1日の最大料金の設定、近くに夜間でも利用できるトイレがあるかを確認しよう。また札幌や博多のように有名な繁華街があり、夜に出かけようと思う場合は、帰りにタクシーなどに説明しやすい場所を選ぶことも大切だ。

ただし入浴料や朝食サービス(そして駐車料金)などを考えると、無理せずビジネスホテルを利用するほうがお得なことも多い。
今は「スーパーホテル」のように朝食付き・温泉付きのホテルもあり、コストの点では車中泊をしてスーパー銭湯などの入浴料、駐車料金、翌朝の朝食代を別に支払うのと、ホテルの宿泊費を比べた場合、特にひとり旅ではさほど差が出ないケースが多々。

自然の中での宿泊が厳しい真夏や真冬は、こういう都市部を盛り込んだ旅を組むほうがスマートだろう。クルマの中で寝泊まりするという楽しさも、もちろんあるが、その目的地に合わせて、臨機応変に宿泊方法を選び、「旅」そのものを楽しむのがおすすめだ。

※当記事は車中泊専門誌『カーネルvol.22』の内容を一部抜粋、再編集したものです。

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