デリカらしさを感じるオリジナルパーツでのカスタムコンプリート
MDF
NEW DELICA D:POP
西尾張三菱自動車販売のMDFパーツエクイップメントが手がける車中泊モデル。フルオープンが可能なポップアップルーフは、デリカのスタイリッシュなエクステリアデザインをそのまま形にしたようなシャープな印象を受ける。
オプションでベッドやテーブルを設置したり、フロントシートを回転させることも可能。普段乗りの車中泊車両として利用できる。
2段ベッドにもなるリアレイアウトの多彩な展開が魅力
ティピーアウトドアデザイン
LBD200SL-R RECARO
ハイエーススーパーロング特装車をベースに、長期キャンプにも対応できる収納力と快適性を兼ね備えたモデル。
リアには床面が少し高くなっているロフト風ベッドスペースがあり、その下に大量の荷物を詰め込むことができる。
荷物が少ないときは下部とセカンドシート、サードシートをフルフラットにつなげ、広大なスペースとしても利用できる。
コンパクトボディに2ルームを実現したヨーロピアンテイスト
ナッツRV
FORTUNA
フィアット・デュカトがベースのフォルトナ。全長5410mmのボディに2部屋のリビングスペースを展開した人気モデルだ。ナッツRV独自の電源システム・エボライトやウルトラ断熱システムが快適な空間を提供する。
次の横浜キャンピングカーショーではナッツRVの新モデルがアナウンスされており、新しいキャンピングカーへの期待も高まる。
NV200ベースのお手軽車中泊車両で日常を充実させる
東和モータース販売
Zelt NV POPアップルーフ
シンプルでありながら充実した装備のバンコンシリーズ・ツェルトのなかで、NV200をベースにしたのがこのモデル。ポップアップを採用しており、就寝定員4名を実現した。
排気量1.6Lのベース車両はパワフルで、普段乗りにもちょうどいいサイズとして人気がある。フロントボンネットがあるなど、乗用車ライクに乗れるのもポイント。
山小屋風のリラックス空間に充実の装備！
かーいんてりあ高橋
HAKUBA
40周年記念モデルとして登場したHAKUBA。山小屋をイメージしたインテリアがリラックスした時間を提供してくれる。ベース車両はハイエースのGLを採用しており、乗り心地も快適。
インテリアはテーブルに一枚板を使うなど、こだわりの調度品が目立つ。ルーフクーラー、ソーラーパネルが標準装備されており、快適性も高いモデルになっている。
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ライター・渡辺圭史が見た！東京キャンピングカーショー2024の印象は？
個性的なモデルの登場と快適性を追求した設備の強化
会場にはたくさんのニューモデルが展示されていた。国内初発表の場として東京キャンピングカーショーを目指すビルダーも多数現れているのかもしれない。
そんななか、印象的だったのは、家庭用エアコンの標準装備化だった。その設備のために電源のパワーアップが必須となり、各社でさまざまな工夫が行われている。また、個性的なモデルも多数登場しており、楽しませてくれた。
文：渡辺圭史
写真：大橋保之（カーネル編集部）
初出：カーネル2024年9月号vol.68