【概要】利用可能台数が30台以上のRVパークを厳選して紹介。

RVパークは誰でも利用OK! 安心・快適に車中泊できる!

「RVパーク」とは、道の駅や温浴施設、旅館などの一画に設けられた有料の車中泊スポット。

その施設公認で車中泊ができ、トイレや水道、電源なども利用できる安心・快適なスポットなのだ。

日本RV協会の認定施設となっており、2024年8月末現在、全国に460カ所以上ものRVパークが開設されている。

“日本RV協会認定施設”と書くと、協会の子会社でキャンピングカーオーナーの会員制クラブ「くるま旅クラブ」の会員じゃないと使えない? と思ってしまうがそんなことはない。

会員、非会員問わずに誰でも利用できるのがRVパークの特徴だ。

今回はそのRVパークのなかでも「利用可能台数」が30台以上を超える、大型RVパークを紹介しよう。

【60台】
RVパーク VISON(三重県)

伊勢神宮に近い三重県多気町に、2023年12月に開設されたRVパーク。利用可能台数は60台で日本最大級!

RVパークは温浴施設「本草湯」が併設するほか、約70店舗の物販店や飲食店などが並び、商業リゾート施設となっている。

フリーサイトやオープンサイト、プライベートサイトがあり、電源設備やダンプステーション、フリーWi-Fiを完備。ペットもOKだ。

【施設情報】
住所:三重県多気郡多気町ヴィソン672番1本草1
電話:080-4442-7646(9:00~21:00)
利用料金:フリーサイト3500円〜、オープンサイト4500円〜、プライベートサイト7000円〜
チェックイン:14:00~23:00
チェックアウト:~11:00

【最大50台】
那須塩原ニワトコ RVパーク(栃木県)

2024年4月にオープンした那須塩原ニワトコ RVパークは、区画数でいうと25区画だが、最大で50台が車中泊可能という東日本最大級のスポット。

「広々サイト」や「プライベートサイト」などが設けられており、1区画でクルマ4台まで利用できる。

焚き火やテントの設営OK(テント泊は禁止)のほか、ドッグフリーサイトもある。

【施設情報】
住所:栃木県那須塩原市横林144-180
問い合わせ:support@niwatokorvpark.com
利用料金:2000円〜
チェックイン:13:00~17:00
チェックアウト:~12:00

【32台】
RVパーク七里川(千葉県)

七里川渓谷の入口に位置し、周辺には亀山湖や養老渓谷などの観光スポットも多数。豊かな自然に囲まれたRVパークで、利用可能台数は32台。

サイトはすべて電源付き(利用料に含む)、焚き火台があれば焚き火も楽しめる。

一部のサイトになるが3畳程度のタープなら展開可能だ。

パーク内にはドッグラン、12畳の囲炉裏付ゲストハウス(有料)などもあり。

徒歩圏内にある七里川温泉(大人1150円)は、源泉かけ流しの硫黄泉。RVパーク利用者なら同日何回でも入浴できるのがうれしい。

【施設情報】
住所:千葉県君津市黄和田畑920
電話:070-3843-1756
利用料金:2500円〜
チェックイン:12:00~17:00
チェックアウト:6:00~11:00

【30台】
メッツァRVパーク(埼玉県)

フィンランドなど北欧のライフスタイルをテーマにしたレジャースポット「メッツァビレッジ」内。

メッツァビレッジは、ムーミンの世界観を再現した「ムーミンバレーパーク」があることでもおなじみ。

P1駐車場がRVパークとして稼働しており、利用可能台数は30台。

サイト内でのサイドオーニングやテーブル&チェアの展開は時間制限があるほか、“車両の横に空きスペースがあれば可”となっているので要注意。

徒歩圏内に温浴施設「宮沢湖温泉 喜楽里 別邸」(大人930円~)もある。

【施設情報】
住所:埼玉県飯能市宮沢327-6
電話:0570-03-1066(10:00~18:00 ※電話予約不可)
利用料金:4000円〜5500円
チェックイン:14:00 ~ 17:30
チェックアウト:6:00~10:00

【30台】
RVパークおおぬま / YUKARA AUTO CAMP(北海道)

北海道大沼国定公園内にあり、駒ヶ岳、大沼を望めるロケーションが魅力。

パーク内では温泉水(28℃の冷泉水)が使い放題なのが特徴で、温泉水洗車や飲用も可能。

リーズナブルな料金で泊まれる「車中泊サイト」は焚き火とペグ打ちNGだが、サイドオーニング、テーブル&チェアの展開は可能。ちなみにオートサイトは焚き火もOK。

夏季はドッグランも開設。ダンプステーションあり。

【施設情報】
住所:北海道亀田郡七飯町大沼町206-1
電話:080-6975-6416
利用料金:2000円〜
チェックイン:13:00~17:00
チェックアウト:8:00~11:00

文:横山穂波(SOTOBIRA編集部)