【概要】2024年6月に開催された「東京アウトドアショー2024」レポート①。車中泊やキャンプにおすすめのギアをピックアップして紹介。

最新のアウトドアカルチャーを体感できるイベント「東京アウトドアショー」が今年も開催。6月の幕張メッセに200社以上のブランドが出展したほか、キャンプ好きタレントらのステージなどが行われ、アウトドア好きを魅了した。

このイベントにカーネル編集部が潜入。会場に並ぶ膨大なギアのなかから、キャンプや車中泊キャンプで「欲しい!」ものをピックアップ。ギミックが効いた機能的ギアから見た目にグッとくる個性派ギアまで、筆者の趣味嗜好満載のセレクトを紹介しよう。

ICOMA タタメルバイク

かつてホンダがリリースしていた、車載用のコンパクトスクーター・モトコンポを彷彿とさせる一台。

モトコンポ同様に折りたためるというギミックが。ボディ部分にハンドルやシートなどをあっという間に格納できて、スクエアフォルムのコンパクトな姿に大変身。

しかもこちらのバイクは電動タイプ。満充電で30kmほど走行できる。重量が約60kgと重めだけれど、車中泊の旅に連れて行ったら旅先でのちょっとしたお出かけに活躍しそう。

オプションでカスタマイズパネルも用意。気分によってボディサイドを変えられるのが楽しい。

もともとはカプセルトイをリリースしていて、それを実用化したのがタタメルバイクとのこと。そんな発想もユニークだ。1/12スケールのカプセルトイも販売中。

SG BASE オールウェザーシートカバー&チェアカバー

一見、普通のチェアカバーやガス缶カバーに見えるけれど、SG BASEの製品には隠された秘密が⁉ なんと、スバル車の内装品製造で破棄されていた端材をアップサイクルしたものなのだ。

母体のしげる工業は、自動車の内外装部品を製造する会社なので品質も安心。ちなみにチェアカバーはリバーシブルタイプ。

ほかにも、OD缶カバーやカトラリーケース、バッグなどのアップサイクル品をラインアップ。これはスバルファン必携!

EXEA ホットサンドメーカー

ジムニー乗りにおすすめの一品は、片面にジムニーのイラストを焼き印できるホットサンドメーカー。

プレートは脱着式で2枚に分割でき、フライパンとしても使用可能だけど、直火専用タイプなのでご注意を。フッ素樹脂加工なので焦げ付きにくいのも◎。

焼き上がりはこんな感じ。これは気分が上がる! 車中泊旅の朝ごはんにいかが?

 

※こちらの記事はカーネル2024年9月号vol.68掲載のものを再編集しました。

写真、文:横山穂波(カーネル編集部) 
初出:カーネル2024年9月号vol.68