【概要】ダイレクトカーズのキャンピングカー「ニンジャ」の紹介。特徴や注目のポイント、スペックなど。

ダイナミックなエクステリアが大人気のキャブコン「ニンジャ」。ボディラインはスタイリッシュでシャープ。リアにあるルーフエンドの大型のスポイラーが、全体的なシルエットを引き締めている。

デザインが魅力的なニンジャだが、一番のポイントは見た目ではわからない大容量の収納力だ。じつはクルマの外側にも、大容量の収納スペースが隠れている。

サイドとリアにあるハンドルを引くと、それぞれ大容量の収納ボックスが顔を出す。リアのボックスは横幅が2m近くもあり、スキー板などの収納に便利だ。

外で遊んで汚れた物を、車内にそのまま持ち込みたくないときなど、大いに活用ができるだろう。

車内にも多くの収納場所が隠されている。ダイニングテーブルの下は床下収納が、そのほかキッチンの下にも収納スペースがあるため、車内アイテムが多い人にはピッタリのモデル。

またクルマの収納スペース全体が“からくり仕掛け”になっていて、走行中や室内でくつろいでいるときなども、荷物を目にすることはない。機能とデザインが両立しているモデルなのだ。

ダイレクトカーズ「ニンジャ」注目のポイント

ボディ左側には、幅1350×奥行480×高さ450mmのフタ付きスライドボックスが装備されている。スライドレールでスムーズな出し入れが可能。

リアにも大容量のスライド式ボックスが装備されている。サイズは幅1870×奥行530×高さ360mm。幅広タイプなので、スキー板などの長尺ものも楽々収納!

エントランスドアの横には、シャワー付きシンクが出てくるギミックが! シンクの横にスペースがあるので、ゆとりのある調理台として使用ができる。

上質感漂う室内は、外観のダイナミックなデザインとは一線を画す。ニンジャに乗り込めば、外観とのギャップに戸惑いながらも魅了されることだろう。

キッチン下の収納スペースには、ふたつの引き出しと扉付きの収納スペースが。家具の一部がラウンドしていて、流れるような美しいスタイルだ。

テーブルを取り外し、マットを敷き詰めれば、フルフラットのベッドスペースに早変わり! お座敷スタイルのリビングとして使うのもおすすめ。

天井高があり、圧迫感の少ないバンクベッド。小窓も装備されているので、快適な就寝スペースとして活用できる。

標準装備の出力400Wのソーラーパネル。このフレキシブルタイプのパネルは、ルーフ形状に合わせて、隙間なく取り付けられている。

マックスファンと天窓も標準装備されているので、室内を快適に調節可能だ。

スペック

ニンジャ

価格:1298万円~
主要諸元:全長5160×全幅2060×全高2950mm
標準装備:家庭用エアコン、床下収納庫、電子レンジ、90ℓ冷蔵庫、シンク&2口コンロ、ソーラーパネル400W、集中スイッチコントロールパネル、走行充電、ルームエアコン、温冷シャワーほか
【問】ダイレクトカーズ ☎059-253-8888

文:中尾昭彦(カーネル編集部) 
初出:カーネル2024年7月号vol.67