【概要】ダイレクトカーズのキャンピングカー「トリップ ブラックエディション」の紹介。2024年の新作モデルでキャブコンタイプ。

外観からインテリアまで、上質なブラックが際立っているモデル、それがこの「トリップ ブラックエディション」だ。

ダイレクトカーズの最上級モデル「トリップ ログベース」に、さらなる高級化を施し、よりエグゼクティブな一台に仕上げている。上質なインテリアだけにとどまらず、このモデルならではの装備にも注目。

写真:中里慎一郎

写真:中里慎一郎

なんといっても、リビングエリアにある大きな窓が特徴的。壁と一体になった窓を開けて室内でくつろげば、フィールドの開放的な雰囲気を感じることができる。

写真:中里慎一郎

また、リア常設ベッドや大型のバスルームを継承し、しっかりと居住空間は確保している。

装備品も充実していて、エントランス横にある冷蔵100リットル、冷凍48リットルの大型冷蔵庫は、長期のクルマ旅や万が一の備えとしても役に立つ。

IHコンロと組み合わせれば、自宅にいるのと同じ感覚で、調理することもできるだろう。そのほかにも、DC12Vのクーラーや出力460Wのソーラーパネルなどの装備を搭載している。

このトリップ ブラックエディションは、上質なインテリアと充実した装備のほかに、開放的な空間も味わえるのでぜひ体験してほしい。

トリップ ブラックエディションのここに注目!

「トリップ」のフラッグシップモデルの位置付けで、デザインから装備に至るまでが、唯一無二の存在。カムロードベースでありながら、上部のサンルーフのおかげで、トラックらしからぬ雰囲気を醸し出す。

リビングの後方には、常設のダブルベッドをレイアウト。横にはバスルームがあり、体を休めるのに最適な配置になっている。

上部にあるバンクベッドは、1980×1360mmの跳ね上げ式で簡単に折りたためる。また、大人2名がラクに就寝できるサイズだ。

リアエントランス横のキッチン側の窓も大きく開き、車外からも使用が可能。サイドの折りたたみテーブルは、家電などを置くのに適している。

出力460Wのソーラーパネルを標準装備。サブバッテリーを含め、走行充電システムが備わっており、室内で安心して電気を使うことが可能。

スペック

価格:1590万円~
主要諸元:全長5150×全幅2160×全高3050mm
標準装備:DCクーラー、FFヒーター、32インチ大型テレビ、温水シャワー、キッチン、電子レンジ、100リットル冷蔵庫、セミダブルベッド、マルチルーム、走行充電システムほか

【問】ダイレクトカーズ ☎059-253-8888

文:中尾昭彦(カーネル編集部)
(カーネル2024年5月号vol.66より)