【概要】車中泊女子・さおりんごさんによる車中泊&釣り連載⑧。今回は茨城県でヤリイカ釣りに挑戦。車中泊スポット&グッズ、ヤリイカ釣りのアイテムや料理、船宿の紹介など。

8泊目:茨城で透明なヤリイカを狙う

こんにちは! さおりんごです。

「透明なヤリイカの刺身が食べたい!」ということで、自宅から約200km。軽キャンを走らせて茨城県北茨城市の平潟港に行ってきました。

今回はちょっと贅沢に、RVパークでゆっくり寝てからの出発です。温泉施設があるRVパークって便利ですよね。のんびりお風呂に入ってお酒まで飲める、そしてリーズナブル!

車中泊を覚えたおかげで、金額面も含めて以前よりも気軽に旅ができるようになりました。遠方の釣りにもたくさん行けるようになり、改めて車中泊のすばらしさを実感。

車中泊は「RVパーク グランピングヴィレッジIBARAKI」で!

日帰り温泉とグランピング施設の駐車場がRVパークになっていて、車中泊ができます。

トイレなども、とてもきれい。ゆったりくつろげるスペースも。海沿いで景色もよく、電源も便利。

住所:茨城県北茨城市磯原町磯原2547-3
電話:050-3181-6268
https://www.glampingvillage.jp

最近はこの車中泊グッズがお気に入り!

サメの着ぐるみ型の寝袋のようなもの(笑)。荷物が多くて、ひとりのときのベッド展開はいつもこんな感じ。ラゲッジスペースを半分そのままにして寝るスタイルです。簡単にベッド展開できるものの、ひとりだと楽してしまいます。

冬に重宝したのがワークマンのルームブーツ。柔らかくてすごく暖かい。履いて寝ても締めつけがなくておすすめ。

強風で大変だったけど、ヤリイカ釣れたよー

強風と突然の冷え込みでとても寒かったけど、朝日が美しい!

そして迎えた釣り当日の朝。いざ出船! この日は急な冷え込みで、ものすごく寒い! 風も強くて船も揺れるので必死に竿を握りました。

波があってあまりわからないけれど、冬の海は水が透きとおっていて、とてもきれい。仕掛けを回収していても、結構、下まで見えるのですよ。

「船で立っているだけでも体幹が鍛えられて痩せるのでは?」とよく言われるのですが、さおりんご食堂を見てください。おいしく食べるので、むしろ太ってしまう……(笑)。

肝心のヤリイカはというと、無事に釣ることができました! ヤリイカ釣りの仕掛けは、プラ角、スッテという擬似餌を何個も長い糸の間に付けるもの。

本命のヤリイカが釣れました! うれしい〜!! 透明でとっても美しくて感動しちゃいます。生きているイカって、なかなか見られないですよね。そんなところも楽しい!

長く軽いため、風に飛ばされやすく、絡まりやすい。そのため、「投入器」というプラ角をひとつずつ投入および巻くことができる専用の道具があるのです。

しかし、それでも強風で何度か絡んでしまい苦労しました。今回は水深も100mと深く、オモリも120号(450g)と重いため、電動リールを使用。

イカを釣りたいのに、たびたびサバが釣れてしまうことも。

イカが釣れるとさらに重いので、ロッドを持っているだけでも腕が筋肉痛になりました(笑)。

今回もとても楽しく、おいしい旅となりました。来年も行きますよ~。

使用したヤリイカ釣りアイテム

ヤリイカの仕掛けは、「プラ角」というプラスチックの擬似餌や「スッテ」という丸くて布が巻いてある擬似餌を使用します。それぞれの先に「カンナ」という傘状の針が付いていて、ここにイカが刺さってくるのです。

疑似餌で釣れたときのヤリイカ。

切れてゲソのみ(オマケ・笑)。

水深が深い場合は電動リールを使用します。バッテリーにつないで電動で糸を巻き上げてくれるのでとっても楽! 右は投入器という、仕掛けをひとつずつ穴に入れて絡まないようにできる便利アイテムです。

Aは「イカ締めピック」という、その名のとおりイカを締めるための道具です。初めての使用なので、うまくできているか、わからないまま。締めると白く色が変わります。

そしてBは「イカ〜す袋Ⅱ」。これは名前につられて買いました(笑)。