【概要】ホンダアクセス開催の「WR-Vアウトドア・ペット取材会」レポート。車中泊するためのシートアレンジや快眠ギア&テクニックなどの紹介。

東京で平年よりも2週間早い「春一番」が吹いた翌日。急きょ、車中泊雑誌『カーネル』編集長・オオハシに連れられて、行ってきましたよ! ホンダアクセスが開催した「WR-Vアウトドア・ペット取材会」へ。

これは3月に発売となった最新SUV「WR-V」に、車中泊やキャンプ用アイテムを装着。アウトドア仕様車としてカスタムされたWR-Vを撮影するメディア向けイベントだ。

クラストップレベルの荷室空間をうたうWR-Vで、果たして車中泊ができるのか!? 『カーネル』代表としてチェックしてきました。

荷室空間は広々!

4名のキャンプを想定したテント泊シーンと、まったく同じアイテムをラゲッジに収納。まだ余裕があるほどの積載力はさすが。

荷物で後方の視界を遮ることなく、パーセルカバー(トノカバー)がかけられる。座席もそのままだから、すべての荷物を載せた状態で4名乗車が可能だ。

ホンダ・WR-V、車中泊の実力は……

さて、このWR-Vで車中泊する際のシートアレンジは、ラゲッジ就寝がファーストチョイス。ただし少し工夫が必要となる。

1列目シートを最前に出し、2列目シートの背もたれを前に倒す。1列目と2列目の間を収納ケースなどで埋めると、奥行き約200cmのベッドスペースが誕生。

フロントを頭側にすると足元に向かって少し傾斜しているが、あまり気にならない。

シートの隙間は、収納ケースだけではなくクッションなども使用。

倒した2列目シートの背もたれ部分とラゲッジの床に大きな段差ができるので、今回は収納ケースのフタで解消。

その上に薄めのマットを敷いたが、厚さ10cm前後の厚いマットを敷けば、さらに段差は気にならないはず。

アイテムさえあれば、奥行き約200cmの就寝スペースを確保できる。ソロならゆったりくつろげる!

N-VAN×ワンコの車中泊旅スタイルも!

WR-V以外にも、ソロ+ワンコの車中泊旅を想定したN-VANの提案も目を引いた。

座席を倒すだけでフルフラットになるN-VANは、車内に段差がないのでワンコとの車中泊キャンプのベース車にもピッタリ!

N-VANには、車中泊キャンプで使える純正アクセサリーが豊富。

プライバシーシェード、テールゲートカーテン、ウインドウメッシュなどがラインアップされており、純正品だからサイズもピッタリ。ギア選びの悩みが減る。

愛犬用アクセサリーHonda Dog

Honda Dogでは「一緒のおでかけを、もっと楽しく」をコンセプトに 愛犬が車内で快適に過ごすための、ペット用シート、リード、肉球柄の かわいい小物を展開している。公式サイトを検索してみて!

Honda Dogが手がける愛犬用シートは3種類。すべて撥水加工がされており、汚れなどを気にせず、気軽に愛犬とドライブを楽しめる。

助手席シートは小型犬のソロ用。中型犬以上や多頭飼いは後部座席用がおすすめ。

写真、文:まるなな 
(カーネル2024年5月号vol.66より)