【概要】オーバーランドスタイルのジープ・ラングラーで車中泊キャンプを楽しむMARIさんを紹介。クルマに装備しているギア、お気に入りのキャンプギアなど。

ワイルドなジープ・ラングラーで車上泊!

「オーバーランドスタイルを、日本の女性に、もっと浸透させていきたいんです!」

そうまぶしい笑顔で話をしてくれたのは、愛知県在住のMARIさんだ。

2020年の5月に購入したというジープ・ラングラー。

オーナープロフィール:MARIさん

愛知県や岐阜県を拠点に車中泊キャンプを楽しむオーバーランダーガール。3月のイベントで初めてお会いしてから、1カ月弱でルーフトップテントが変更されていてびっくり。今後さらにアイテムやパーツを増やしていくという。そんなアウトドアライフの模様は、SNSやYouTube「好奇心CHANNEL feel my heart」で発信している。

ワイルドなジープ・ラングラーの屋根には、いま大人気のルーフトップテントが装着されており、その他、数多くのパーツが愛車を彩る。なかなか硬派な雰囲気を醸し出している。

車中泊キャンプは、いま女性ソロキャンパーからも人気を博しているスタイル。しかしその多くは、軽ワンボックスカーを中心とするコンパクトモデルが主流だ。

そういった意味では、女性ソロでは珍しい車種とスタイルなのだが、そのきっかけは何だったのだろうか?

「キャンプを始めたいと思って、まずは2020年5月にクルマを購入しました。それからギアをそろえたり、ルーフトップテントを装着したり。9月にはYouTubeをスタート。もうすぐ2年になりますね。もう楽しくて!」

取材日より数日後、さらにさまざまなDIYが施され、注文済みで納品待ちのパーツもあるという。まだまだ進化の途中といった感じ。

キャンプを始めたくてクルマを買って……。でも、通常のテント泊ではなく、なぜ屋根の上のテントに?

「通常のテントも持っていますよ。テンマクのワンポールです。でもルーフトップテントのカッコよさが気に入ってしまって。気がつけば、いまので3台目です」

車中泊キャンプ……というか車上泊キャンプなのだが、クルマで寝るポイントは「身軽さ」だというMARIさん。

「気ままに行動できるのがポイントです。もちろん、どこでも泊まれるわけではありませんが、身軽に動けるのが自分に合っていると思います」

今回、撮影のためにセッティングしてくれたのだが、確かにかかった時間は5~10分。撤収も同じくらい。

料理や焚き火をしたら、その時間はかかるが、仲間のキャンパーたちと比べても、準備・撤収に費やす時間は圧倒的に短いという。

スミッティービルトのウインチをフロントに装着。

「快適度やスタイリッシュなカッコよさにこだわりつつ、さっと準備して、さっと撤収できる。でも、まだまだイメージしているスタイルの完成型には届いていません。次はリアゲートキッチンに引き出し式のテーブルをDIYするんです。それも見てほしかったなぁ。あと、リアにスペアタイヤも装着しますよ」

次に会ったときは、どういったアイテムやパーツ、DIYが増えているのか? さらなるMARIさんとラングラーの進化が楽しみだ。

MARIさんの愛用ギアをチェック!

手軽さがお気に入りのルーフトップテント

ルーフトップテントはジーアイワークス製。わずか1分ほどで開閉できる手軽さが気に入っているという。

テント上部は高純度アルミニウム合金を採用。アルミニウム合金の内部が空洞になっていて、日光の熱をテント内に伝わりにくくしている。

折りたたみ式のラダーも付属。

無骨な雰囲気がたまらないリアゲートキッチン

リアには、スミッティービルトのディフェンダーラック、テールゲートバスケットを装着。

リアゲートキッチンでは、プリムスの2バーナーにペトロマックスのダッチオーブン、ノーブランドのスキレットを愛用。

JVCケンウッドJackeryのポータブル電源、エンゲルの冷蔵庫などは車内のラゲッジで使用。

野外のリビングはサイドオーニングを使用

サイドオーニングはダンチェル製。これだけで野外リビング感が増す。風が強いときなど、状況によってはガイロープで補強する。このペグダウンだけが、MARIさんのセッティングのなかで、唯一、少し時間がかかる作業かもしれない。といっても、10分くらいだろうか。