【概要】「キャンピングカーパーツセンター」の取り扱いアイテムのなかから、車中泊におすすめのアイテムをピックアップして紹介。

キャンピングカーのパーツなどを扱っている「キャンピングカーパーツセンター」には、車中泊で使えるアイテムもたくさんある。

そこで今回は、 スタッフのおすすめのなかから車中泊で使えるアイテムをピックアップ!

教えてくれた人

渡邊健太郎さん

キャンピングカーパーツセンターの所長として、 たくさんのアイテム、パーツなどを吟味してきた人物。キャンピングカーパーツのプロフェッショナルとして、幅広い知識を有する。

露木伸也さん

広報担当として、バンテックのキャンピングカーやアイテムなどをさまざまなメディアで紹介。キャンピングカーやパーツのレビューはYouTubeでも発信していて、その顔を知る人も多い。

IHクッカー ピッコリーノ

炎が出ない! 安全な調理器具

所長のイチオシがIHクッキングヒーター。このモデルはコンパクト設計で、車内でも使いやすいのがポイント。

出力調整が可能で、バッテリーの消費を考えながら使用できて便利。温度設定加熱もできる優れものだ。6380円。

Dometic ポータブル冷蔵庫 CDF-18

本格的な冷却機能でマイナス18℃の保存

コンプレッサーを搭載した本格的なポータブル冷蔵庫。作動音も抑えた静音タイプで、車内でも使いやすい。

+10℃〜−18℃まで設定できるので、冷凍食品の保存も可能。電源はDC12VとDC24V兼用タイプ。6万3800円。

マルチシェード フロントセットカムロード

暑い日差しをシャットアウト

断熱材を挟み込んだ素材で、窓からの直射日光、熱を遮断するシェード。専用設計でクルマの窓にもピッタリ。

キャンピングカーのベース車両となるカムロード用をはじめ、いろいろな車種専用のモデルが設定されている。1万5400円。

J-SLEEPアクティブ

体の重さを分散させ快適な寝心地

車中泊専用の収納式マット。クッション材にV-Lapという素材を使用し、体の重みを一点に集中させずに分散させ、疲れにくい&快眠を実現。

ロールアップすればコンパクトに収納可能。1万5074円。

車載専用ラップ式トイレ タイプC

後処理が簡単なラップ式トイレ、ラップポンの進化系モデル。脚が折りたためるので、ハンドルでの持ち運びも楽々。

座面は一般的なトイレと同じタイプへとバージョンアップされている。コンパクト化と使い心地が一段と向上した。価格未定。

BS/CS フラットパッチアンテナ DACP-3510

コンパクト設計のBS/CSフラットアンテナ

旅先ではテレビを眺めながらのんびりしたいもの。そんなとき、衛星を使っているBS/CSのほうが有利な地域もあり、コンパクト化されたアンテナがあると便利。

サテライトファインダー付属なので、衛星も探しやすい。4万8400円。

サイン波インバーター FI-S353A 12V 350W 50/60Hz切替

出力350Wのサイン波インバーター

バッテリーなどの直流電流を交流電流に変換するインバーター。インバーターは使う電気量を想定して、準備しておきたい。

充電程度であれば、あえてコンパクトなタイプを選ぶのがベスト。4万5628円。

ディープサイクルバッテリー100Ah

安定した品質で安全なバッテリーを

充電と放電を繰り返すサブバッテリーに最適なディープサイクルバッテリー。容量は100Ahで、サブバッテリーとしては使いやすいサイズ。

バッテリーは徐々に性能が低下するので、早めの交換がおすすめ。3万5200円。

ミニミニシンクセット ステン 265×162H65

車中泊車両のDIYにもおすすめ

車中泊車両を自作する人にとって、なかなか入手困難なのがコンパクトなシンク。

このシンクセットは本格的なキャンピングカーでも使われているアイテム。軽量のシンク部分とホースなどがセットになっている。3850円。

スリムカーテンレール ランナー付セット 1550ミリ

車内カーテンレールの定番スリムレール

車内にカーテンを取り付ける際、なるべくコンパクトなタイプを選びたい。そんなときにおすすめなのがこちら。

アルミ製レールで、車内に取り付けても出っ張りが少なく、車内空間を有効に使える。2530円。

スイッチ付フォーセット クローム(NOVO)

ストレスフリーな蛇口を手に入れる

つまみを回すと電気ポンプでタンクの水をくみ上げ、蛇口から水が流れ出てくる。当たり前のことの
ようだが、クルマの中ではその快適性に気づかされる。その快適性を向上させるアイテムだ。3740円。

写真、文:渡辺圭史 
協力:CAMPINGCAR PARTS CENTER 
初出:カーネル2023年9月号vol.62