【概要】日本RV協会(JRVA)と韓国RV産業協会(KRVIA)による「日本 - 韓国RV産業及びRVパーク(RVステーション)のための戦略的パートナーシップ了解覚書」の締結に関するニュース。

奇しくも『カーネル』2023年7月号の発売日であった6月9日、歴史的な一歩ともいえる協定が締結された。

それが「日本 - 韓国RV産業及びRVパーク(RVステーション)のための戦略的パートナーシップ了解覚書」だ。

協定締結後、握手を交わす日本RV協会・荒木賢治会長(右)と韓国RV産業協会・チョソンフン会長(左)。

これは、日本RV協会(JRVA)と韓国RV産業協会(KRVIA)が、今後、キャンピングカーやくるま旅の事業で、より強固な協力体制を図ること。

そして、RVパーク(日本)やRVステーション(韓国)などを、一緒に普及・発展させていくというもの。

協定締結式は「韓国キャンピングカーショー2023」のレセプションパーティ内で実施。パーティにはドイツRV協会(CIVD)も参加。

これまでの日本と韓国のキャンピングカー事業は、企業レベルでの親交・提携はあったものの、RV協会同士が正式に協定を結ぶのは初めてのこと。

「韓国キャンピングカーショー2023」が開催された韓国釜山市のBEXCO韓国国際展示場。

協定書ではRVパーク(RVステーション)の協力プラットフォームの形成と長期的な発展のために、日韓で協力していくことが盛り込まれている。

会場には、荒木会長以外にも高橋副会長、山田副会長、古賀部長らが日本から訪れた(写真左)。

今回の協定締結により、今後は日韓の往来がさらに活発になり、キャンピングカーや車中泊が国境を越えて楽しめる時代が、もうそこまで来ていると実感。わが『カーネル』も、次は韓国で移動編集部かな!?

写真、文:大橋保之(カーネル編集部) 
初出:カーネル2023年9月号vol.62