【概要】SABUMA(サブマ)のポータブル電源「S2200」の紹介。特徴、オプション製品、スペックなど。

車中泊に使えるうえ防災アイテムとなるポータブル電源の購入を考える人は多い。

カタログを見比べても容量と出力以外に何を基準に選べばいいのかわからない場合は、自宅のインテリアに馴染むかどうかで決めてはどうだろう。

ポータブル電源をしまい込んでしまうと、放電して肝心なときに使えない危険がある。リビングや書斎に置いて普段から使うほうが“いざ”に備えられるのだから。

ポータブル電源=ダークカラーというイメージを覆し、清潔感のある白を基調としたSABUMA「S2200」はあらゆる空間に馴染むよう計算されたデザインだ。

そのためだろう、インテリアにこだわるキャンピングカーユーザーはもちろん、クルーザーのオーナーやクリニックからの問い合わせも多いという。

しかも、特徴的なハンドルを生かせばサイドテーブルになるし、ケーブルやリモコンなどの小物整理に便利なレザーカバーも用意されている。

小さいけれど脚付きで安定感よし。日常的に使いやすい工夫がたまらない。

もちろん「S2200」の機能は申し分なし。容量は2~3日のオフグリッド生活にも耐えられるたっぷり2258Whかつ、電子レンジや電気ケトルを動かせるほど十分なAC出力で、車中泊で気にせず家電を使える。

帰宅後コンセントに差せば2.5時間で充電完了と素早い。ソーラーパネル(最大400W)でも充電できるので長期にわたる車中泊旅や災害時でも頼りになるだろう。

最強で美しいポータブル電源「S2200」との暮らしは、人生を豊かにしてくれるにちがいない。

日本発のアクセサリがアウトドアで活躍!

ウォールナット無垢材を使った「スタッキングテーブルCHABUMA FOR S2200」、キャメルとグレージュのスエード調「SABUMA S2200専用 PUレザーカバー」は、小物の置き場に困るアウトドアで大活躍。

空間に馴染むデザイン

ナチュラル、ポップ、マリン、シック……あらゆるインテリアに馴染むデザインは、当然、車内でも悪目立ちしない。

森の中などワイルドな空間では優美すぎかもしれないが、レザーカバーをかぶせることで表情を変えられるのも楽しい。

置き場所に困らないスクエアだけど角が丸く、ハンドルもシリコンラバーグリップなど人に優しいデザインなのも注目だ。

ラゲッジに置いても邪魔にならない

車中泊やキャンプに出かけるときは、「S2200」をリビングから持ち出すわけだが、ミニバンやSUVのラゲッジに載せてもゆとりあり。

「スタッキングテーブルCHABUMAFOR S2200」を装着すれば、「S2200」の上にモノを置けるのも使いやすい。

サイドテーブルがわりにも!

別売りのアクセサリ「スタッキングテーブルCHABUMA FOR S2200」の耐荷重は約40kg。ソファの隣に置いて「S2200」をサイドテーブルとすれば、スマホの充電がすぐできてとっても便利。

旅に出るならソーラーパネルといっしょがいいかも

ポータブル電源は蓄電できるが発電機能はない。3日以上使えば、いくら大容量を誇る「S2200」でもその電気は底をつく。

同社ソーラーパネル(最大出力160W)1枚で15〜17時間、3台連結すれば最短5時間でフル充電でき、長旅で頼りになる。

IHや電子レンジが使えるから車内で調理OK

AC出力が2000W(瞬間最大4000W)もあり、車中泊で人気のIHや電子レンジの使用OK。ほぼすべての家電製品を使えるのがうれしい。

容量もたっぷりで168リットル冷蔵庫で59時間、扇風機で51時間使えるので防災アイテムとしても優秀だ。

大容量なのにコンパクト

「S2200」を容量2リットルのペットボトルと比べると、高さはほぼ同じで幅はおおよそ4本分、奥行きは2本分。

洗練されたデザインのおかげだろう、リビングの棚に置いても数値よりも圧迫感がないのがうれしい。

S2200

重量:20kg
サイズ:20×43×H30cm
容量:2258Wh
AC出力:定格2000W

【問】アピロス(SABUMAカスタマーサポート)
0120-301-837
sabuma_support@apeiros.jp

文:大森弘恵 
初出:カーネル2023年1月号vol.58