【概要】車中泊女子・さおりんごが趣味の釣りを楽しみながら車中泊旅へ。第1回は三浦半島でカワハギ釣りに挑戦。

インフルエンサーとOLというデュアルライフを過ごす車中泊女子・さおりんごが趣味の釣りを楽しみながら旅をする新連載がスタート。季節の旬に合わせてターゲットを設定。釣った魚を料理して食べるまでをレポートする。

栄えある第1回は、神奈川県三浦半島に釣り仲間と一緒にカワハギ釣りへ。その釣果は? どうやって食べた?

さおりんご プロフィール

軽キャンピングカーのステージ21・リゾートデュオバンビーノに乗り、OLをしながら趣味の釣りやキャンプをYouTubeで発信している車中泊女子。

車中泊女子(たち)が旬な魚を釣って食べるまでを紹介します!

こんにちは! 初登場なのではじめましてでしょうか。さおりんごです。

この企画は、釣りのために車中泊をしたくてキャンピングカーを買った私に、車中泊専門誌『カーネル』のオオハシ編集長がおもしろいと声をかけてくれた結果、連載として「車中泊×釣り×おいしい」をお届けする運びとなりました。

基本的に釣りの朝は早い! いや早すぎる! そして海なし県民である私は海が遠い! 仕事から帰って一度寝てしまうと、眠れない&眠いなかでの運転になってしまうのです。

であれば、前乗りだ! 車中泊だ! と、私の釣りは車中泊がセットとなり、結局、軽キャンピングカーをローンで購入。めでたく快適な車中泊ライフを始めました。

その結果、免許やクルマのない仲間たちとも、遠くの釣り場へ一緒に行けるようになり、充実した釣りライフにもつながりました。

そんな私のいつもの車中泊や釣りの装備、そして旬なごはんを、春夏秋冬にあわせて紹介していく予定ですので、よろしくお願いします。

釣りに興味はあってもハードルが高いと思っている人も多いかもしれません。でも、普通のOLができる釣りや料理ならば、きっとできる!と、皆さんが始めるきっかけのひとつになれたらうれしいです。

小さな軽キャンピングカーに何人で釣り車中泊しているのか? FFヒーターがないのに冬は大丈夫なのか? 釣り道具で車内は臭くならないのか? 今後は、そんな質問にも答えていきますね。

目指すは、カーネル読者の皆さんと釣り車中泊⁉

第1回はカワハギを船から狙い撃ち!?

金曜日の夜、メンバーそれぞれの仕事が終わり次第、急いで帰宅。準備して待ち合わせの駅に集合。小さな軽キャンに荷物を詰め込み出発します。

今回は狙う魚が小さめなので、クーラーボックスも小さめ。荷物も少なめで済んだので、楽に載せることができました。

神奈川県三浦半島にある松輪港に到着。広々とした無料駐車場には常夜灯、トイレもあって安心です。

まずは船宿の外にある席順札をとり、受付の始まる時間までは睡眠タイムです。長く寝るためには早く寝る! すばやく荷物を前の席に移動して、ベッドを展開します。1階で2名が寝て、2階のポップアップ部分で1名と、3名まで寝られます。

朝、まだ薄暗いうちから受け付けを済ませて、釣りの荷物を準備したら、いよいよ船へ乗り込みます。

朝日を見ながら出港し、ポイントまで15分ほど。その15分間で、釣りの準備をしなければいけないので、キャビンには入らず、すぐにロッドに糸を通し、カワハギの仕掛けをセットします。

ポイントに到着すると、カワハギ名人のひろこ先生が釣り方をレクチャーしてくれました。教え方と道具がよかったのか、すぐに私にもカワハギが釣れてくれました。

全員無事に本命が釣れてよかった。途中エサを取られて、なかなか釣れずに悔しい思いをしつつ、さまざまなゲスト(本命ではない魚)も釣りながら、楽しく終えました。

あとは帰って食べるだけ! カワハギといえば肝! 肝醤油で食べるお刺身と肝茶碗蒸しを作って、大満足の日となりました。

前泊は軽キャンに女子3人で車中泊

今回の釣りは、相棒のえみちゃんと、カワハギ名人であるひろこさんの3人で行ってきました! よく一緒に釣りに行くメンバーですが、私はカワハギ釣りは始めてなので釣れるかドキドキ、ハラハラでした(笑)

この3人で、愛車の軽キャンピングカー・リゾートデュオバンビーノに車中泊。簡単にベッド展開ができるところが、愛車購入の決め手になったほど、すぐにフラットなベッドが作れます。

1月初旬ではありましたが、三浦半島はこの日あまり寒くなく、最低気温も3℃との予報。釣りのためにインナーを厚着していた私たちは、寝袋を広げて掛け布団とし、その上に毛布1枚を掛ければ十分暖かく眠れました。

しかし、ポップアップ部は風を通すため、かなり冷え込み、2階で寝ていたひろこさんは電気毛布が必要でした。

★今回の道具たち

サブバッテリーを気にせずに電気毛布が使えるポータブル電源。場所を取らない暖かい寝袋。

軽くて滑らないモコモコで暖かいワークマンの長靴。家だと暑くて履いていられないほど動きやすいワークマンのパンツ。防寒には欠かせません。無重力クッションや、シップスマストのカッパは通年必要です。

釣れるといいな!? 夜明けとともに、いざ海へ!

大きいサイズ! 感動!

初めてのカワハギ釣りでもダブルで釣れたり、大きいサイズのカワハギもたくさん釣れて感動でした!

最初は釣れるかどうか、バレないで上がってくるか、水面に来るまでなんの魚かわからず、ドキドキでした。

何匹か釣れると、カワハギのアタリや引きも覚えて、エサを取るのが上手なカワハギを絶対に釣ってやるぞー! というように闘争心で熱くなりました。

なかなか食いが渋い日でしたが、それがまた燃えるのでした。

今回の仕掛けはこちら! エサはアサリを使うのですが、アサリにも付け方があり、なかなか慣れるまではもたついて時間がかかりました。

朝日が昇りきる前に、レクチャーしながらしっかりカワハギを釣ってみせてくれたひろこ先生。かっこいい。

えみちゃんも大きいカワハギをたくさん釣っていました。

教わった釣り方を思い出しながらスタート! 考えているのが顔に出ていますね(笑)。釣れなかったらどうしよう……と思っていました。

カワハギのダブル! そのほかにもフグ、トラギス、ベラ、キタマクラなど、全部で8種目も釣れて賑やかでした。

今回の釣果! 茶碗蒸しと刺身でいただきます

3人の釣果がこちらです! 全体的に型もよく、いわゆる「肝パン」と呼ばれる、肝がパンパンに入っているカワハギもいる様子。食べるのが楽しみ!

包丁を入れて両手でポキっとするとこんな感じになります。

角の後ろから包丁を入れて、中骨まで包丁を進め、両手で首をポキっとするときれいに肝が出せます。

大きい肝です!

皮は気持ちいいほど剥がれやすい。

皮は指で簡単に剥がれます。内臓から肝を丁寧に取り外して中を洗います。この時に先ほど剥がした皮のザラザラの部分で洗うと、簡単に浮袋も剥がれます。

身は薄めのお刺身に。塩氷水につけておいた肝を叩いてお醤油と混ぜたら、肝醤油の完成! 

肝茶碗蒸しは、肝と身、好きな具材を入れて卵と水と出汁と一緒にレンジでチン!

肝をたっぷり入れた茶碗蒸しをおまけに作ったら絶品! この食べ方もひろこ先生直伝。ごちそうさまでした!

完成! ごちそうさまでした!

今回訪れた船宿 成銀丸(なるぎんまる)

大きなキャビンに洋式トイレ、電子レンジにポットまであり、移動中も快適に過ごせます。どこも清潔で広々としている大きな船でした。

船の座席は先着順のため、深夜に船宿の外にある札を取り、札の順番通りに受付。好きな座席の番号を取るシステムです。

・神奈川県三浦市南下浦町松輪289-1
・046-886-1719
https://narugin.com

写真:逢坂 聡、さおりんご 
文:さおりんご 
初出:カーネル2023年3月号vol.59